葬儀に参列するときのマナー
参列者は、訃報で日時と形式を確かめ、受付開始から開式10分前までに会場に着くのが一般的です。
通夜は18時〜19時、葬儀・告別式は10時〜11時に始まることが多く、受付で香典を渡して記帳し、宗派に合った焼香をして故人を見送ります。このページは参列する側の案内で、遺族として葬儀を出す側の段取りは喪主の基本にまとめています。
訃報を受けたら最初に確かめること
| 項目 | 考え方・補足 |
|---|---|
| 日時・場所・形式を確かめる | 訃報を受けたら、通夜と葬儀・告別式の日時と会場、宗教、家族葬かどうか、香典や供花を辞退しているかを確かめます。 |
| 通夜と葬儀のどちらに出るか | 親しい間柄なら両方、仕事関係や知人なら都合のつく方に出るのが一般的です。最近は仕事帰りに出やすい通夜だけに参列する人も多くなっています。 |
| 供花・供物は遺族か葬儀社に確かめてから | 会場や祭壇の飾り付けとの兼ね合いがあるため、葬儀を担当する葬儀社を通して手配するのが一般的です。 |
| 参列できないなら弔電 | 通夜にも葬儀にも出られないときは、弔電でお悔やみを伝え、香典は後日の弔問か現金書留で届けます。 |
訃報の連絡は、電話や社内の回覧、メッセージアプリなど、さまざまな形で届きます。最初に確かめたいのは、通夜と葬儀・告別式の日時と会場、そして家族葬かどうかです。家族葬と書かれていたり、参列の案内がなかったりするときは、無理に駆けつけず、遺族の意向に沿うのが一般的です。考え方は家族葬に参列してよいかで詳しく説明しています。
あわせて、香典や供花を辞退しているかどうかも確認しておきます。辞退の案内があるのに用意して持参すると、受け取りを断る遺族の手間を増やしてしまうことがあります。宗教がわかれば、焼香の作法や香典袋の表書きも準備しやすくなります。
参列する人が知っておきたい項目の一覧
葬儀に参列するときに迷いやすいことを、場面ごとのページに分けています。当日の動きをひととおり知りたいときは流れのページから、急いでいるときは知りたい項目から読んでください。
通夜と葬儀・告別式、どちらに出るか
一般的には、家族や親しい友人は両方に、仕事関係や近所の人は都合のつく方に出ます。かつては通夜は近親者、告別式は一般の参列者という分け方がありましたが、今は仕事を休まずに出られる通夜に参列する人の方が多い地域もあります。どちらに出ても失礼にはならないとされ、香典は最初に参列した式で一度だけ渡します。
どうしても都合がつかないときは、弔電でお悔やみを伝え、香典は後日に届けます。手配の手順は遠方で葬儀に行けないときと弔電とはを参考にしてください。
香典・服装・焼香はそれぞれのページで
包む金額や香典袋の書き方は、香典のページにまとめています。告別式の香典の目安は葬儀・告別式の香典、受付での差し出し方や袱紗の扱いは香典の渡し方が詳しく、喪服の選び方は喪服の基本で確かめられます。
焼香の回数は宗派によって違い、浄土真宗本願寺派は1回、真宗大谷派は2回といった作法を公式に案内している宗派もあります。宗派ごとの一覧は焼香の作法に載せています。宗派がわからないまま参列しても、前の人にならって心を込めて行えば問題ないと考える人が多いです。
葬儀が終わった後に受け取るもの
| 項目 | 考え方・補足 |
|---|---|
| 香典返しを受け取ったら | お礼の連絡は基本的に不要とされます。親しい間柄なら、届いたことを電話などで伝える人もいます。 |
| 忌明けの挨拶状を受け取ったら | 返事は不要とされます。 |
| 四十九日に招かれたら | 法事に出席し、香典かお供えを持参します。 |
葬儀の後しばらくして、香典返しや忌明けの挨拶状が届くことがあります。どちらも遺族からのお礼にあたるため、改めて返事を出す必要はないとされています。四十九日の法要に招かれたときは、服装や持ち物を法事の服装で確かめておくと安心です。
よくある質問
- 喪主の立場で知りたいことはどこにありますか?
- このページは参列する側の案内です。葬儀を出す側の段取りや挨拶は喪主の基本と喪主の挨拶 例文にまとめています。
- 通夜にだけ出るのは失礼ですか?
- 一般的には失礼にはなりません。仕事の都合などで通夜だけに参列する人は多く、香典もそのときに渡します。
- 宗教がわからないまま参列してもよいですか?
- 参列はできます。焼香や献花の作法は会場の係の人が案内してくれることが多く、周りの人に合わせれば大きく外れることはありません。
- 葬儀の日が友引でも参列してよいですか?
- 友引に葬儀を避ける地域はありますが、日程を決めるのは遺族です。参列する側は案内された日に伺います。
関連サイト
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。