上座と下座の基本【席次図メーカーつき】
上座は入口から最も遠い席、下座は入口に近い席というのが、どの場面にも共通する基本の考え方です。
お客様や目上の人に上座を勧め、案内する側や年次の若い人が下座に座ります。和室なら床の間の前、車なら運転席の後ろ、エレベーターなら奥の中央と、場面ごとに目印が変わるので、下の席次図メーカーで確かめながら覚えると迷いにくくなります。
席次図メーカーで席順を確かめる
入口から遠い列の中央が上座(1)で、1から見て右、左の順に続き、入口に近い列が下座です。
- 入口から遠い列の中央
- 入口から遠い列・1から見て右側
- 入口から遠い列・1から見て左側
- 入口に近い列の中央
- 入口に近い列・1から見て左側
- 入口に近い列・1から見て右側
最初に表示されているのは、6人で向かい合う会議室の図です。「場面」を選ぶと、応接室、会議室、円卓、和室、長テーブル、顔合わせ、車、タクシー、新幹線、エレベーターの図に切り替わります。番号の1が最も上位の席で、数字が大きくなるほど下座に近づきます。
会議室や円卓、長テーブルのように人数で並びが変わる場面では「人数」を、ドアの位置で上座の向きが変わる部屋では「入口の位置」を選んでください。入口を上・下・左・右に動かすと図全体が回転し、入口から遠い席に1が来るように番号が付け直されます。
「座る人の名前を入れる」を開くと、上座から順に名前を入力できます。「表示」を「番号と名前」にすると、図の席の下に名前が入ります。来客の案内図や当日の段取り表にしたいときは、画像で保存するか、A4で印刷してください。「席順をコピー」を押すと、1から順の席の説明を文字で貼り付けられます。入力した名前はこのページの中だけで使われます。
上座と下座の基本の考え方
| 項目 | 考え方・補足 |
|---|---|
| 入口から遠い席が上座 | 入口から最も遠い席が上座、入口に近い席が下座とするのが基本です。出入りの多い入口側は、案内する人や目下の人が座ります。 |
| 床の間や景色を背にする側 | 和室では床の間を背にする席が上座です。窓から景色が見える部屋では、景色が見える側を上座とする考え方もあります。 |
| 目上の人とお客様が上座 | お客様や目上の人に上座を、案内する側や目下の人が下座に座ります。 |
| 「どうぞ奥へ」の一言 | 案内する側は「どうぞ奥のお席へ」と上座を手で示して勧めます。 |
| 席を指定されたら従う | 相手から席を勧められたら、遠慮しすぎずにその席に座るのが一般的です。 |
上座を入口から遠い位置に置くのは、人の出入りで落ち着かない場所や、何かあったときにすぐ立ち上がって動く必要がある場所を、迎える側が引き受けるという考え方から来ています。一般的にはこの考え方がすべての場面の土台になっており、細かな違いは部屋の形や乗り物の構造から生まれます。
ただし、窓から景色が見える部屋では景色の見える側を上座とする会社もあり、どこでも同じ決まりとして扱われているわけではありません。迷ったときは「どうぞ奥のお席へ」と声をかけ、相手に選んでもらう余地を残しておくと角が立ちにくくなります。
場面ごとの席順の目印
来客を迎える部屋では、応接室の上座は入口から遠い長椅子の奥、会議室の上座は入口から遠い列の中央です。和室を使う会食や法事の席では、和室の上座のページで床の間との位置関係を図で確かめられます。
食事の席では、中華料理店などの円卓の席順と、宴会や会食に多い長テーブルの上座で並べ方が違います。結婚前の両家の集まりについては顔合わせ・結納の席順にまとめました。
移動の場面では、車の上座とタクシーの上座、出張で使う新幹線と飛行機の上座、社内外で毎日のように乗るエレベーターの上座をそれぞれ図つきで紹介しています。来客の取り次ぎで最初に接する電話応対のマナーもあわせて確かめておくと安心です。
席を勧められたときの振る舞い
案内された側が上座を何度も辞退すると、かえって相手の段取りを崩すことになります。一度遠慮の言葉を述べた後で勧められたら、礼を言ってその席に座るのが一般的です。目上の人と一緒に訪問したときは、その人が座るまで立って待ち、自分は下位の席に着きます。
反対に迎える側は、部屋に入る前に席順を決めておき、お茶を出す順番や名刺交換の流れまで頭に入れておくと、当日の動きが自然になります。席次図メーカーで作った図を事前に共有しておけば、同席する同僚とも認識をそろえられます。
よくある質問
- 入口が二つある部屋ではどこが上座になりますか。
- 主に使う入口を基準にし、そこから最も遠い席を上座とするのが一般的です。判断に迷う場合は、部屋の奥で落ち着ける席を選びます。
- 上座と下座を間違えて案内してしまったらどうすればよいですか。
- 座る前に気づいたら「失礼いたしました、こちらへどうぞ」と言い直します。すでに座っている場合は、無理に席を替えてもらうより、その後の対応を丁寧にすることを優先する人が多いです。
- 社内だけの打ち合わせでも席次を気にしますか。
- 役職の高い人に奥の席を空けておく程度の気配りが一般的です。社風によっては席を気にしない職場もあります。
- 席次図メーカーに入れた名前は保存されますか。
- 入力した名前は表示中のページの中だけで使われ、送信も保存もされません。必要な図は画像で保存するか印刷してください。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。