新幹線と飛行機の上座
新幹線の3列の席では窓側が上座(1)、通路側が2、中央が下座です。
2列の席や飛行機も窓側を上座とし、向かい合わせにしたときは進行方向を向く窓側が上座になります。ただ、通路側を好む人もいるので、相手に希望を尋ねてもかまいません。
3列の席の席次図
3列の席では窓側が上座(1)、通路側が2、中央が下座です。2列の席や飛行機も窓側を上座とするのが一般的です。
- 窓側
- 通路側
- 中央
窓側は景色が見え、人の出入りに煩わされずに休めることから、目上の人の席とされています。通路側は席を立ちやすい一方で、隣の人が出入りするたびに足を引く必要があります。両側を人に挟まれる中央は、くつろぎにくい席として下座です。3人で並ぶときは、目上の人を窓側に案内し、自分は中央か通路側に座ります。
2列の席と飛行機
| 項目 | 考え方・補足 |
|---|---|
| 3列は窓側・通路側・中央 | 3列の席では窓側が上座、通路側が2、中央が下座です。 |
| 2列は窓側 | 2列の席では窓側が上座です。 |
| 向かい合わせ | 進行方向を向く窓側が上座、その通路側が2、後ろ向きの窓側が3、後ろ向きの通路側が4です。 |
| 飛行機も窓側 | 飛行機も窓側を上座とするのが一般的です。 |
| 相手の好みを優先する | 通路側を好む人もいるので、どちらがよいか尋ねてもかまいません。 |
2列の席では窓側が上座、通路側が下座です。飛行機も同じで、窓側を目上の人に勧めるのが一般的です。ただし、飛行機では座席の指定を予約のときに済ませることが多いため、上司と一緒に移動するときは、予約の段階でどちらがよいか確かめておくと当日の気まずさがありません。
向かい合わせにしたときの席次図
向かい合わせでは進行方向を向く窓側が上座(1)、その通路側が2、後ろ向きの窓側が3です。
- 進行方向・窓側
- 進行方向・通路側
- 後ろ向き・窓側
- 後ろ向き・通路側
座席を回転させて4人で向かい合うときは、進行方向を向く窓側が上座で、その隣の通路側が2、後ろ向きの窓側が3、後ろ向きの通路側が4です。後ろ向きに進む席は酔いやすいと感じる人がいるため、目上の人は進行方向を向く席に座ってもらいます。自分たちの人数で確かめたいときは、席次図メーカーで場面を選んでください。
上司と出張するときの座り方
上司と並んで座るときは、窓側を勧めたうえで、荷物を棚に上げる、車内販売で飲み物を頼むなどの気配りを引き受けると喜ばれます。長い移動では、資料の確認をするのか休むのかを最初に尋ねておくと、話しかける間合いもつかみやすくなります。
実際には、トイレに立ちやすい通路側を好む人や、足を伸ばしたいので通路側がよいという人もいます。席次の基本は目安と考え、「窓側と通路側、どちらがよろしいですか」と一言尋ねるのが、いちばん失礼のない方法です。駅まで車やタクシーで向かうときの席順は車の上座とタクシーの上座でまとめています。
乗る前と降りるときの気配り
指定席を取るときは、目上の人の席を窓側にしたうえで、乗車券を先に渡しておくと、ホームで慌てずに済みます。乗車したら、上司の荷物を棚に上げるか尋ね、座ってからは車内で話しかけすぎないよう、相手の様子に合わせます。
到着が近づいたら、降りる駅の少し前に声をかけ、棚の荷物を下ろして準備を整えます。通路側に座る人が先に立ち、窓側の人が出やすいよう道を空けるのが自然です。乗り換えがあるときは、次の列車の時刻やホームを事前に調べておくと、移動の間も落ち着いて過ごせます。
グループで移動するときは、席を前後に分けることもあります。その場合は、目上の人と同じ列に誰が座るかを先に決めておくと、車内で席を入れ替える手間がありません。離れた席になった人は、到着前にメッセージで降りる準備の合図を送り合うと安心です。駅から先の移動でエレベーターを使うときの順番はエレベーターの上座とマナーでまとめています。
よくある質問
- 新幹線で上司の隣に座るのは失礼ですか。
- 失礼ではありません。上司に窓側を勧め、自分は通路側か中央に座るのが一般的です。
- 通路側を希望されたらどうしますか。
- 相手の希望を優先して構いません。席次は目安なので、本人が過ごしやすい席を選んでもらいます。
- 向かい合わせで後ろ向きの席に座るのは誰ですか。
- 目下の人が座ります。進行方向を向く窓側が上座です。
- 飛行機でも窓側が上座ですか。
- 窓側を上座とするのが一般的ですが、通路側を好む人も多いので予約の段階で確かめます。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。