しきたりノート

お年玉のマナー

お年玉は、小学校低学年に2,001〜3,000円、高学年と中学生に4,001〜5,000円、高校生と大学生に9,001円〜1万円を渡す人が最も多く、新札を三つ折りにしてポチ袋に入れ、三が日に親のいる場で渡すのが一般的です。

金額は、インテージ「2026年お年玉調査」で回答が最も多かった金額帯で、平均ではありません。親戚どうしで額をそろえる家も多く、決まりがあるものではないため、家ごとの考え方で決めて構いません。

お年玉で迷いやすい五つのこと

お年玉は毎年のことなのに、いざ用意する段になると細かなところで手が止まりがちです。迷いやすいのは、いくら包むか、何歳まであげるか、ポチ袋に何を書くか、お札をどう折って入れるか、どんな場面で渡すか、の五つです。このページでは全体の流れをまとめ、それぞれの詳しい目安は個別のページで扱っています。

年齢ごとの金額はお年玉の相場 早見表、あげるのをやめる時期はお年玉はいつまであげる?にまとめています。袋の表と裏の書き方はポチ袋の書き方で見本を作れます。

年末のうちに準備しておくこと

お正月に慌てないためには、12月のうちに渡す相手の人数と年齢を書き出し、必要な枚数のお札とポチ袋をそろえておくと安心です。新年の贈り物なので、折り目のない新札を使うのが一般的とされ、年末は銀行の窓口が混み合います。用意の仕方はお年玉は新札で?をご覧ください。

お札は表を上にして三つ折りにするのが一般的な入れ方です。手順はお年玉のお札の入れ方と折り方で図にしています。身内に不幸があった年は、袋や渡し方を少し変える家が多く、喪中のお年玉で考え方を整理しています。

渡すときとその後

お年玉は、親戚が集まる元日から三が日のあいだに、子どもの親がいる場で手渡すのが一般的です。親の前で渡せば、いくら受け取ったかを家族も知ることができます。渡す場面の作法はお年玉の渡し方のマナー、もらった側の対応はお年玉のお返しは必要?にあります。

お年玉に税金がかかるのかを気にする人もいますが、ふつうの額であれば贈与税の対象にはならないとされています。詳しくはお年玉に贈与税はかかる?で国税庁の説明をもとにまとめました。

由来や海外への説明、年賀はがきのくじ

お年玉という言葉の成り立ちや、現金を渡すようになった時期はお年玉とはで紹介しています。海外に住む家族や友人に日本の習慣を伝えたいときは、お年玉を英語で説明するの文例が使えます。

同じ「お年玉」の名がつく年賀はがきのくじについては、お年玉付き年賀はがきの当選番号で発表日と確かめ方、賞品の交換期限をまとめています。

はじめてお年玉を渡す人へ

就職して初めてお年玉を渡す側になった人は、親に例年の額を聞き、親戚の中で大きく外れない額にしておくと安心です。袋の書き方やお札の折り方も含めて、このページから順に読み進めれば、年末の準備から当日の渡し方まで一通りそろえられます。

よくある質問

お年玉の金額は兄弟で同じにしますか。
年齢に応じて差をつける家が多いですが、年の近いきょうだいには同じ額を渡す家もあります。不公平に感じさせない配慮が大切です。
会えない親戚の子にもお年玉を送りますか。
現金書留で送る家もありますが、会えない年は渡さないと決めている家もあります。親どうしで事前に相談しておくと行き違いがありません。
自分の子どもにもお年玉をあげますか。
親から子に渡す家もあれば、毎月のお小遣いがあるので渡さない家もあります。どちらでも構いません。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。

お年玉の金額帯:インテージ「2026年お年玉調査」(2025年11月19日〜25日、全国の15〜79歳5,000人、2025年12月22日公表)。数字は回答が最も多かった金額帯で、平均ではありません。