お年玉はいつまであげる?
お年玉は高校を卒業するまで、または学生のうちまでとする家が多く、就職したら終わりにして、今度は本人が年下の親戚にあげる側に回るのが一般的です。
働き始めた子が親に渡すときは、目上の人へ現金を渡す形を避けて「お年賀」や「御年始」として渡します。
やめる時期の考え方
| 項目 | 考え方・補足 |
|---|---|
| 高校生まで | 高校を卒業するまでとする家が多い考え方です。 |
| 大学生・学生のうちは | 学生のうちはあげるという家もあります。 |
| 社会人になったら終わり | 働き始めたらお年玉は終わりにし、今度は本人が年下の親戚にあげる側に回るのが一般的です。 |
| 親へのお年玉 | 就職して親に渡す場合は、目上の人へ現金を渡す形を避けて「お年賀」や「御年始」として渡すのが一般的です。 |
やめる時期に決まりはなく、家ごとの方針で決めて構いません。一般的には、自分でお金を稼ぐようになったかどうかを区切りにする家が多く、高校卒業で終える家と、大学や専門学校を卒業するまで続ける家に分かれます。
親戚の子にあげている場合は、相手の家の子とそろえておくと、どちらかだけが続けているという状態を避けられます。お正月に集まったときに、親どうしで「来年からはやめようか」と話しておくと自然です。
大学生や浪人中の子へ
大学生や専門学校生への額は、高校生と同じ1万円前後にする家が多いとされています。浪人中や就職活動中の子には、励ましの気持ちを込めて続ける家もあります。
社会人になった年は、本人に「今年でお年玉は卒業」と伝えたうえで最後に渡す家もあれば、渡さずにお祝いの食事に招く家もあります。
親にあげるのはいつから
就職して最初のお正月から、両親に何かを贈るようになる人は多いです。ただ、お年玉はもともと目上から目下に渡すものなので、親に現金を渡すときは「お年玉」と書かず、「御年賀」や「御年始」とするのが一般的です。現金よりも、食事をごちそうしたり、品物を贈ったりする人もいます。
お年賀の品の選び方はお年賀のマナーで扱っています。年齢ごとの金額の目安はお年玉の相場 早見表をご覧ください。
あげる側に回るとき
社会人になってお年玉をもらう側を卒業すると、翌年からは自分が年下のいとこや甥・姪に渡す番になります。初めての年は、親にどのくらい渡しているかを聞いておくと、親戚の中で額が大きくずれることを防げます。
まだ収入が多くない若いうちは、無理のない範囲で小さな額から始めて構いません。小学生以下の子にはお菓子を添えるなど、金額以外で気持ちを伝える工夫をする人もいます。年下の子が多い家では、全員に同じ額を渡すより、学年ごとに額を決めておくと準備が楽になります。
家族で方針を決めておく
いつまで渡すかは、夫婦の実家どうしで考え方が違うこともあります。片方の実家は大学生まで、もう片方は高校生までという場合、子どもが戸惑わないよう、親から両方の祖父母に家の方針を伝えておくと安心です。
受け取る子ども自身が「もう働いているから」と辞退することもあります。そのときは無理に渡さず、成長を喜ぶ言葉をかけて受け止めるのが一般的です。代わりに、本人の好きな料理でお正月を迎えるなど、別の形でお祝いする家もあります。
よくある質問
- 結婚した甥や姪にもお年玉をあげますか。
- 結婚して家庭を持ったら終わりにする家が多いです。代わりに、その子どもにお年玉を渡すようになります。
- 祖父母に孫がお年玉を渡してもよいですか。
- 現金を渡すなら「御年賀」として渡すと失礼になりません。手紙や写真を添えると喜ばれます。
- 途中でやめると角が立ちませんか。
- 突然やめるより、前の年に「来年で最後ね」と伝えておくと受け止めてもらいやすくなります。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。