御年賀とは|お歳暮を逃したとき・松の内・のし
御年賀は新年の挨拶に持参する贈り物で、お歳暮が年内に間に合わなかったときにも使います。
松の内(関東は2027年1月7日、関西は1月15日までが一般的)に、紅白の蝶結びの掛け紙に「御年賀」と書いて渡し、松の内を過ぎたら「寒中御見舞」に替えます。
| 項目 | 御年賀 |
|---|---|
| 表書き | 御年賀・御年始 |
| 名入れ | 贈る人の氏名 |
| 水引 | 紅白 蝶結び |
| のし | あり |
| 内のし・外のし | 外のし(年始の挨拶に持参するため) |
| 贈る時期 | 松の内(関東は1月7日まで、関西は1月15日までが一般的) |
| 地域差・補足 | 喪中の家には贈らず、松の内が明けてから寒中見舞いとして贈ります。 |
御年賀とはどんな贈り物か
御年賀は、年が明けてから親戚や知人の家に年始の挨拶に伺う際、手土産として渡す品物です。本来は年神様へのお供え物を持参したことに由来するとされ、今では新年のご挨拶と旧年中のお礼を兼ねた贈り物として定着しています。お歳暮が年内に届かなかったときにも、表書きを替えて御年賀として贈るのが一般的です。
品物は1,000〜3,000円ほどの菓子や飲み物など、相手が家族で楽しめるものがよく選ばれます。年始の挨拶として持参する場合は、相手の家の玄関先ではなく、部屋に通されて挨拶を済ませてから渡すのが丁寧とされます。
松の内はいつまでか
松の内は門松などの正月飾りを飾っておく期間のことで、関東では1月7日まで、関西では1月15日までとする地域が多いです。2027年の1月7日は木曜日、1月15日は金曜日にあたります。地域によっては1月10日までとする所もあり、相手の住む地域の習慣に合わせるのが確実です。
年始の挨拶に伺うのは、元日を避けて1月2日から松の内までの間が一般的です。相手が忙しい三が日に長居をしないよう、事前に都合を聞いてから訪ねる心づかいも大切です。
のしの書き方
掛け紙は紅白の蝶結びで、水引の上に「御年賀」、下に贈る人の名前を書きます。持参する場合は表書きが見える外のしにすることが多いです。「御年始」と書く地域もあります。相手が喪中の場合は年賀の挨拶を控え、松の内が明けてから「寒中御見舞」として贈るのが一般的です。
寒中見舞いとの境目
松の内を過ぎると年始の挨拶の時期は終わり、表書きは「寒中御見舞」に替わります。寒中見舞いの時期は立春の前日までで、2027年の立春は2月4日なので、2月3日までが目安です。目上の相手に贈るときは、へりくだった表現の「寒中御伺」を表書きに使う人もいます。
お歳暮を贈りそびれたまま年が明け、松の内にも間に合わなかった場合は、この寒中御見舞として贈ることで一年のお礼を伝えられます。はがきで挨拶する場合の文面は寒中見舞いの文例と時期、お歳暮の時期全体はお歳暮の時期で確認できます。
御年賀の品物の選び方
御年賀の品は、年始の訪問先で家族みんながつまめる焼き菓子やせんべい、日持ちのする和菓子などがよく選ばれます。正月はごちそうが続くため、量が多すぎないものや、小分けになっていて取り分けやすいものが喜ばれやすいです。相手の家に小さな子どもがいれば、子どもも楽しめる菓子を選ぶと場が和みます。
お歳暮の代わりとして贈る場合は、お歳暮の相場に近い3,000〜5,000円ほどの品にし、年内に届けられなかったお詫びを一言添えると丁寧です。持参するときは紙袋から出して、掛け紙の表書きが相手に読める向きにして差し出します。
年始の挨拶を兼ねる場合は、渡すときに「旧年中はお世話になりました」と一言添えると、年賀の気持ちが伝わります。
よくある質問
- お歳暮を贈った相手に御年賀も持っていくべきですか。
- お歳暮を贈った相手の家へ年始の挨拶に伺うなら、手土産として御年賀を持参するのが一般的です。挨拶に伺わない場合は不要です。
- 御年賀を郵送してもよいですか。
- 本来は持参する贈り物ですが、遠方の相手には松の内に届くよう配送する人もいます。その場合は年始の挨拶状を添えると丁寧です。
- 自分が喪中のときは御年賀を贈れますか。
- 喪中のときは年始の挨拶自体を控えるため、御年賀は贈らないのが一般的です。お礼を伝えたいときは寒中御見舞として贈ります。