しきたりノート

寒中見舞いの文例と時期|喪中のとき・年賀状の返事が遅れたとき

寒中見舞いは、松の内が明けてから立春の前日までに届くように出す冬の挨拶状です。

松の内は関東で1月7日、関西で1月15日までとするのが一般的なので、関東なら1月8日以降に出します。2027年の立春は2月4日なので、2月3日までが寒中見舞いの時期です。

種類時期補足
年賀状1月1日〜松の内(関東は1月7日、関西は1月15日が一般的)松の内の期間は地域によって異なります。元日に届くよう12月25日ごろまでに投函するのが目安です。
寒中見舞い松の内が明けてから立春の前日まで喪中で年賀状を控えたときや、年賀状の返事が遅れたときにも使われます。立春を過ぎたら余寒見舞いとします。

寒中見舞いはいつからいつまで出す?

寒中とは、小寒から大寒を経て立春の前日までの、一年でいちばん寒い時期を指します。ただ、元日から松の内のあいだは年賀状の期間にあたるため、寒中見舞いは松の内が明けてから出すのが一般的です。

松の内の終わりは地域によって違い、関東では1月7日、関西では1月15日とすることが多いとされます。相手が関西に住んでいる場合は、1月15日を過ぎてから届くようにすると、年賀状の期間と重なりません。終わりの日は立春の前日で、2026年は2月3日、2027年も2月3日です。立春を過ぎたら「余寒見舞い」として出します。

喪中のときの寒中見舞い

寒中見舞いがよく使われるのは、喪中で年賀状をやりとりできなかったときです。12月に身内を亡くして喪中はがきが間に合わなかった場合の書き方は、喪中はがきの代わりに寒中見舞いを出すで詳しく扱っています。使い方は大きく二つあります。

どちらの場合も、「おめでとう」「賀正」などのお祝いの言葉は使わず、絵柄も落ち着いたものを選びます。はがきは年賀はがきではなく、通常のはがきや無地の私製はがきを使うのが一般的です。

年賀状の返事が遅れたときの寒中見舞い

松の内を過ぎてから年賀状の返事を書くときは、年賀状としてではなく寒中見舞いとして出すほうが自然です。書き出しを「寒中お見舞い申し上げます」とし、年賀状のお礼と返事が遅れたお詫びを短く添えます。遅れた理由をくわしく説明する必要はありません。

寒中見舞いの例文

喪中の相手への文面では、「重ね重ね」「たびたび」のような重ね言葉を避けておくと安心です。気になる言葉は忌み言葉チェッカーで確かめられます。

年賀状じまいの後に寒中見舞いで伝える

年賀状じまいを決めたものの最後の年賀状に間に合わなかったときや、年賀状じまいを伝えた後にも年賀状が届いたときは、寒中見舞いで改めて伝える方法があります。年賀状へのお礼、年始の挨拶状を控えることにした旨、今後も付き合いを続けたい気持ちの三つを入れておくと、相手に誤解を与えにくくなります。

年賀状で伝える場合の書き方や例文は、年賀状じまい 文例にまとめています。

よくある質問

寒中見舞いに年賀はがきを使ってもよいですか?
年賀はがきはお祝いの挨拶状なので、寒中見舞いには通常のはがきを使うのが一般的です。余った年賀はがきは郵便局で手数料を払って通常はがきなどに交換できます。
立春を過ぎてしまったら?
立春以降は「余寒お見舞い申し上げます」として出します。2月下旬ごろまでが目安とされます。
寒中見舞いに日付は入れますか?
具体的な日にちは入れず、「令和〇年 一月」のように年と月だけを書くのが一般的です。
喪中でも寒中見舞いを受け取ってよいのですか?
寒中見舞いはお祝いではなく季節の挨拶なので、喪中の人が受け取っても、出しても差し支えないとされています。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。

二十四節気の日付:国立天文台「暦要項」の各年の二十四節気(2026年10月14日確認)。