しきたりノート

寒中見舞いはいつ出す?

寒中見舞いは、松の内が明けた1月8日(関西では1月16日)から立春の前日までに届くように出すのが一般的で、2027年は立春が2月4日なので2月3日までが目安です。

立春を過ぎてから出すときは、書き出しを「余寒お見舞い申し上げます」に変えて、2月末ごろまでに届けます。出し始めと出し終わりの日付は、相手の住む地域に合わせて考えると行き違いがありません。

2027年の寒中見舞いの期間

項目考え方・補足
出し始め 松の内が明けてから関東では1月8日、関西では1月16日以降が一般的です(松の内を1月7日または1月15日までとする地域の違い)。
出し終わり 立春の前日まで(2027年は2月3日)2027年の立春は2月4日(国立天文台 暦要項)なので、2月3日までに届くように出します。
立春を過ぎたら余寒見舞い2月4日以降は「余寒お見舞い申し上げます」とし、2月末ごろまでに出すのが一般的です。

寒中見舞いの期間は、年賀状の期間が終わってから始まり、暦の上で春になる前日に終わります。2027年に当てはめると、関東の相手には1月8日から2月3日まで、関西の相手には1月16日から2月3日までが、届く日の目安になります。立春は国立天文台が毎年発表する暦要項で決まり、2027年は2月4日です。年によって2月3日や2月5日になることもあるので、毎年確かめておくと安心です。

はがきは投函した翌日から数日で届くことが多いものの、土日や祝日をはさむと日数がかかります。期間の終わりぎりぎりに出すより、1月下旬までに投函しておくと余裕を持って届きます。

出し始めを地域で考える理由

松の内の終わりは、関東では1月7日、関西では1月15日とする地域が多く、その違いはいまも各地の習慣に残っています。関西に住む相手へ1月10日ごろに寒中見舞いが届くと、相手にとってはまだ年賀状の時期にあたり、少し早い印象を与えることがあります。

相手の地域がわからないときや、全国の取引先にまとめて出すときは、1月16日以降に届くように出すと、どの地域でも年賀状の時期と重なりません。反対に、喪中を知らせる寒中見舞いは、相手が年賀状を準備し直す手間を減らすためにも、期間に入ったらなるべく早めに出す人が多いです。

立春を過ぎたら余寒見舞い

立春を過ぎてから出す冬の挨拶状は「余寒見舞い」と呼びます。暦の上では春になっても寒さが残る時期の挨拶という意味で、書き出しを「余寒お見舞い申し上げます」とする以外は、寒中見舞いと同じ組み立てで構いません。日付は「令和九年二月」のように月までを書きます。

余寒見舞いを出せる時期は、2月の終わりごろまでとするのが一般的な目安です。3月に入ると季節の挨拶としては遅いため、その場合は近況を伝える普通の手紙として出すほうが自然です。

年賀状、寒中見舞い、余寒見舞いの使い分け

新年の挨拶は、松の内までは年賀状、松の内が明けてから立春の前日までは寒中見舞い、立春以降は余寒見舞いと、届く日によって名前が変わります。年賀状の返事を書きそびれたときも、届く日がどの期間にあたるかで書き出しを選ぶと迷いません。期間ごとの詳しい書き方は寒中見舞いの書き方、新年の挨拶をいつまでにするかは新年の挨拶はいつまででも扱っています。

文面に迷ったときは寒中見舞いの文例の文面メーカーで、相手と立場に合わせた文面を作れます。喪中で年賀状を控えた年の出し方は喪中はがきの代わりに寒中見舞いを出すをご覧ください。

よくある質問

1月7日に届くように出してもよいですか。
関東では1月7日まではまだ松の内にあたるため、寒中見舞いとしては1月8日以降に届くようにするのが一般的です。
2月3日に投函したら間に合いますか。
届く日が2月4日以降になると立春を過ぎてしまうので、その場合は書き出しを余寒見舞いにしておくと確実です。
寒中見舞いに日にちまで書きますか。
日にちは書かず、「令和九年一月」のように年と月だけを書くのが一般的です。
立春の日付は毎年同じですか。
毎年2月4日前後ですが、年によって前後するため、その年の暦要項で確かめます。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。

2027年の立春と節分:国立天文台 暦要項 令和9年(立春2月4日、2026年10月15日確認)。はがきの料金:日本郵便 料金表(85円)。