喪中はがきの代わりに寒中見舞いを出す
喪中はがきが間に合わなければ、松の内の後に寒中見舞いで伝えます。
12月に亡くなったときや、出しそびれたときの代わりとして一般的な方法です。出す時期は松の内が明けてから立春の前日まで、2027年は2月3日までが目安です。
寒中見舞いに切り替えるケース
| 項目 | 考え方・補足 |
|---|---|
| 12月に亡くなり喪中はがきが間に合わないとき | 年内に無理に出さず、松の内が明けてから寒中見舞いで知らせます。 |
| 喪中はがきを出しそびれたとき | 年賀状をいただいた相手に、寒中見舞いでお礼と喪中だったことを伝えます。 |
| 喪中を知らずに年賀状が届いたとき | 年賀状をくださった相手に、寒中見舞いでお礼を述べ、喪中であったため年始の挨拶を控えたことを伝えます。 |
寒中見舞いで喪中を伝える書き方
喪中はがきの代わりに出す寒中見舞いは、季節の挨拶から書き始め、年始の挨拶を控えたこと、誰がいつ亡くなったか、年賀状をいただいていればそのお礼、相手を気づかう言葉の順にまとめます。お祝いの言葉は使わず、落ち着いた文面にします。
- 季節の挨拶:「寒中お見舞い申し上げます」
- 事情:「昨年十二月に母が他界いたしましたので年頭のご挨拶を控えさせていただきました」
- お礼:「ご丁寧な年始状をいただき、ありがとうございました」
- 結び:「寒さ厳しき折、どうぞお体を大切にお過ごしください」
知らせが遅くなったことについて、「ご通知が遅れましたことをお詫び申し上げます」と一言添える人も多くいます。喪中はがきと違い、句読点を入れても構わないとされます。
出す時期
寒中見舞いは、松の内が明けてから立春の前日までに出す季節の挨拶状です。松の内は関東では1月7日まで、関西では1月15日までとする地域が多く、2027年の立春は2月4日なので、2月3日までに届くようにします。それ以降になる場合は「余寒お見舞い申し上げます」とします。季節の挨拶としての寒中見舞いの文例は寒中見舞いのページも参考にしてください。
出さずに済ませてよい場合
喪中はがきも寒中見舞いも出さない、という選択をする人もいます。年賀状のやり取りが形だけになっている相手や、すでに訃報を伝えている相手であれば、あえて改めて知らせなくても問題はないと考える人が多いです。
ただし、年賀状をくれた相手には、返事をしないままにすると心配をかけることがあります。せめて年賀状をくれた人には寒中見舞いを返しておくと、関係を穏やかに保てます。
寒中見舞いのはがきの選び方
寒中見舞いには、通常はがきや季節の柄の私製はがきを使います。喪中を伝える内容なので、華やかな柄や年賀用のはがきは避け、雪や椿など冬らしい落ち着いた柄を選ぶと文面と調和します。私製はがきに切手を貼るときは、弔事用の切手でなくても失礼ではありません。
寒中見舞いを送る相手の決め方
喪中はがきの代わりに寒中見舞いを出すときは、送る相手を三つに分けて考えると整理しやすくなります。年賀状をくれた人、例年年賀状を交わしているがまだ届いていない人、仕事などで喪中を伝えておきたい人です。年賀状をくれた人にはお礼の意味も込めて送るのが一般的で、それ以外の相手には状況に応じて判断します。
寒中見舞いは喪中はがきより自由に書けるため、故人の思い出や家族の近況を少しだけ添える人もいます。文面は相手ごとに変えなくても構いませんが、年賀状のお礼の一文は、年賀状をくれた相手の分だけに入れるようにすると、受け取る人が違和感を覚えません。
年賀状をくれた相手へのお礼の伝え方
喪中と知らずに年賀状を送ってくれた相手は、知らなかったことを申し訳なく思うことがあります。寒中見舞いでは、年賀状へのお礼を素直に伝え、知らせなかったのはこちらの都合であると書き添えると、相手の気持ちが軽くなります。
よくある質問
- 寒中見舞いはいつから出せますか。
- 松の内が明けてからです。関東なら1月8日以降、関西なら1月16日以降とするのが一般的です。
- 年賀状をくれなかった人にも出しますか。
- 喪中を知らせておきたい相手であれば出して構いません。年賀状をくれた人だけに返す人も多いです。
- 喪中はがきを出した相手にも寒中見舞いを出しますか。
- 喪中はがきを受け取った相手には通常は出しません。相手から喪中見舞いをもらったときに、お礼として出す人はいます。