しきたりノート

お礼状の例文集

お礼状の例文を、場面ごとに短い文と丁寧な文で集めました。

そのまま写すより、品物の感想や相手との思い出を一言入れ替えると、自分の言葉らしくなります。場面ごとの詳しい書き方は、各見出しの下にあるリンク先で紹介しています。

例文の選び方と直し方

例文を使うときは、まず相手との関係に近いものを選び、次に長さを調整するのが一般的な手順です。取引先や目上の人には頭語と結語の入った丁寧な文、親しい友人や家族には一言二言の短い文が合います。同じ場面でも、はがきに書くなら三、四行、カードなら二行ほどに収めると読みやすくなります。

直すときに入れ替えたいのは、品物の名前、受け取ったときの様子、相手の健康を気づかう言葉の三つです。たとえば果物なら香りや甘さ、本なら読み始めた感想など、具体的な一言があるだけで、定型の文面でも気持ちのこもった手紙になります。

結婚・出産のお祝いへのお礼

慶事のお礼は、区切りをつけないという意味で句読点を打たずに空白でつなぐ書き方もあります。内祝いの品に添える場合は、品物を送ったことと今後のお付き合いのお願いで結ぶのが一般的です。

頂き物へのお礼

頂き物のお礼は、仕事の相手なら書中での丁寧な形、家族なら話し言葉に近い形と、相手によって書き分けます。横書きのカードは、短い一文だけでも十分に気持ちが伝わります。詳しくは頂き物のお礼状で紹介しています。

お見舞いとお供えへのお礼

お見舞いへのお礼では回復の様子を、お供えへのお礼では法要を終えた報告を添えるのが基本です。弔事の礼状は時候の挨拶を省き、頭語を「謹啓」、結語を「謹白」とする書き方がよく使われます。お見舞いのお礼状とお供えのお礼状もあわせてご覧ください。

ご馳走や紹介へのお礼

食事に招かれたお礼は翌日までに、紹介を受けたお礼は結果を待たずにまず一報を入れるのが一般的です。紹介の結果が出たら、改めて報告するとより丁寧です。メールでの書き方はお礼メールの書き方、仕事上の紹介は取引先へのお礼状で扱っています。

先生や実習先へのお礼

学校や実習でお世話になった相手には、学んだことを一つ具体的に書くと、受け取った側の励みになります。担任の先生へのお礼は保護者の立場から、職場体験のお礼は生徒自身の言葉で書くのが自然です。先生・恩師へのお礼の手紙、実習・インターンのお礼状、教育実習のお礼状に詳しい書き方があります。

縦書きと横書き、どちらで書くか

便箋やはがきに書く改まったお礼状は、縦書きが一般的です。年配の方の中には、横書きの手紙を略式と受け止める人もいます。一方で、メッセージカードや親しい友人への手紙、会社の文書は横書きでも違和感はありません。縦書きでは数字を漢数字に、横書きでは算用数字にそろえると読みやすくなります。

自分の文面を縦書きにしたときの見え方は、お礼状の文面メーカーの見本で確かめられます。

よくある質問

例文をそのまま使うと失礼になりますか?
失礼にはなりませんが、品物や出来事についての一言を自分の言葉に変えると、受け取った人に気持ちが伝わりやすくなります。
短い文と丁寧な文はどう使い分けますか?
相手が目上か、仕事の関係なら丁寧な文、親しい友人や家族なら短い文が一般的です。迷ったら丁寧な文を選んでおくと無難です。
句読点を打たない書き方はいつ使いますか?
結婚や出産など慶事のお礼や、弔事の挨拶状で使われることがあります。普段のお礼状では句読点を打って構いません。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。