しきたりノート

取引先へのお礼状の例文

取引先へのお礼は、来社や打ち合わせのお礼ならその日のうちにメールで、契約や紹介などの改まったお礼なら手紙で伝えるのが一般的です。

手紙は頭語と時候の挨拶、具体的なお礼、今後のお願い、結語の順に書き、会社名と役職、氏名を正確に記します。

文面メーカーで取引先へのお礼状を作る

「していただいたこと」の欄に「ご来社」「打ち合わせのお時間をいただき」などと入れると、その言葉を使ったお礼文が三通り表示されます。形式を手紙にすると頭語と結語のある文面に、メールにすると件名つきの文面に切り替わります。

お礼状の文面メーカーを読み込んでいます…

メーカーの文面は、どの業種でも使える一般的な言い回しにしています。実際に送るときは、打ち合わせで話題になったことや、相手から受けた具体的な助言を一文加えると、定型文だけよりも誠意が伝わりやすくなります。

場面別のお礼の伝え方

来社や打ち合わせのお礼は、相手が帰った当日、遅くとも翌日の午前中までにメールで送るのが一般的です。時間を割いてもらったことへの感謝に加え、その場で決まったことや宿題になった事項を簡潔に書き添えると、議事のまとめを兼ねたお礼になります。

契約や受注のお礼は、会社としての改まった気持ちを伝える場面なので、手紙で送る会社が多く見られます。担当者の名前で送るか、役員の名前で送るかは社内の決まりに従います。契約直後にまずメールでお礼を伝え、後日正式な書面を郵送する二段構えの形もあります。

新しい取引先を紹介してもらったときは、紹介者へのお礼を早めに伝えることが大切だとされます。実際に相手と会った後には、どのような話になったかを簡単に報告すると、紹介した側も安心できます。紹介を受けたときのお礼は、個人的な場面のものも含めてお礼状の例文集にも載せています。

メールと手紙の使い分け

一般的には、日常的なやり取りの延長にあるお礼はメール、節目となる出来事へのお礼や相手の役職が高い場合は手紙が選ばれます。業界によっても違いがあり、金融や士業、老舗の企業などでは手紙を重んじる傾向があると言われます。

メールで送る場合の件名の付け方や、相手から返信が来たときの対応はお礼メールの書き方で詳しく紹介しています。手紙を郵送する場合は、封筒の宛名に会社名を省略せずに書き、部署あてなら「御中」、個人あてなら「様」とします。宛名の書き方は封筒の宛名の書き方を参考にしてください。

お中元やお歳暮など、品物をいただいたときのお礼はお歳暮のお礼状で、季節に合わせた文面を作れます。

よくある質問

取引先へのお礼の手紙は、手書きでなければいけませんか。
ビジネスの手紙は印刷したものでも失礼にはならないとされます。署名だけを手書きにすると、気持ちが伝わりやすくなります。
お礼のメールに相手から返信が来たら、さらに返すべきですか。
短いお礼で締めるか、返信不要と書いてあれば返さなくても構わないとされます。やり取りが続きすぎないよう、目下の側から簡潔に締めるのが一般的です。
担当者が複数いる場合、宛名はどうしますか。
主な担当者あてにし、本文の中で「〇〇様にもよろしくお伝えください」と添えるか、メールなら宛先に連名で入れる形が一般的です。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。