しきたりノート

お歳暮のお礼状 文例と文面メーカー

お歳暮のお礼状は、品物が届いてから3日以内に出すのが目安です。

頭語と時候の挨拶で書き出し、品物へのお礼、家族や職場での様子、相手の健康を気づかう言葉、結語の順にまとめると、短くても気持ちの伝わる文面になります。相手と形式を選ぶと、下のメーカーで文面の下書きを作れます。

お礼状の文面メーカーを読み込んでいます…

お歳暮のお礼状は六つの部分でできている

改まったお礼状は、頭語、時候の挨拶、相手の安否を気づかう言葉、品物へのお礼、品物を受け取った様子、結びの気づかいと結語という流れで書くのが一般的です。頭語は「拝啓」、結語は「敬具」の組み合わせがもっともよく使われ、目上の方にも取引先にもそのまま使えます。

時候の挨拶は12月なら「師走の候」「歳末の候」「寒冷の候」などの漢語調か、「今年も残りわずかとなりました」のようなやわらかい言い方を選びます。取引先や上司には漢語調、親戚や友人にはやわらかい表現が自然です。

品物へのお礼では、「結構なお品」と書くだけでなく、何をいただいたのかがわかる一言を入れると、きちんと届いたことが相手に伝わります。届いたものが食品なら、家族で味わったことや、どんな場面でいただいたかを一文添えると印象がやわらぎます。

届いてから3日以内に出す理由

お歳暮は配送で届くことが多く、贈った側は無事に届いたかどうかを気にしています。お礼状には感謝を伝えるだけでなく、受け取りの報告という役割もあるため、できるだけ早く出すのが一般的です。3日を過ぎてしまっても、出さないよりは遅れても出したほうが丁寧で、その場合は「お礼が遅くなり失礼いたしました」と一言添えます。

年末は相手も忙しい時期なので、文面は長くしすぎず、はがき一枚におさまる分量を目安にすると読みやすくなります。電話でお礼を伝えた場合でも、目上の方や取引先には改めて書面を送ると丁寧な印象になります。

はがきと手紙の使い分け

親しい親戚や友人、気心の知れた上司には、はがきで十分です。はがきは手軽に出せる分、文面を短くまとめられるのが利点です。一方、取引先や恩師、特にお世話になった方へは、便箋に書いて封書で送ると改まった印象になります。

会社として受け取った品物へのお礼は、担当者の名前か会社名で出します。社内でいただいたことを共有したうえで、代表してお礼を伝える形にすると、相手にも状況が伝わりやすくなります。

相手別のお礼状の例

次の四つは、相手に合わせて書き方を変えた例です。名前や品物、自分の近況を差し替えて使ってください。

お礼状で気をつけたいこと

お歳暮へのお返しの品は基本的に不要で、お礼状を出すことがお返しの代わりになると考えられています。どうしても気持ちを返したいときは、同じくらいの金額の品を年明けに御年賀として贈る方法もあります。

喪中の方からお歳暮が届いた場合も、お礼状はふだんどおり出して構いません。ただし「おめでとう」などのお祝いの言葉は避け、相手を気づかう表現を中心にまとめます。

よくある質問

お歳暮のお礼は電話だけでもよいですか?
親しい間柄なら電話やメールで済ませる人も多いです。目上の方や取引先には、電話のあとに改めてはがきや手紙を送ると、より丁寧な印象になります。
お礼状に日付は書きますか?
手紙の場合は結語のあとに日付と差出人を書くのが一般的です。はがきでは省略することもありますが、改まった相手には書いておくと安心です。
品物の名前を書いてもよいですか?
書いて構いません。何をいただいたかが具体的に伝わり、受け取った報告にもなります。値段や銘柄の評価に触れる書き方は避けます。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。