しきたりノート

新年の挨拶の例文

新年の挨拶は「あけましておめでとうございます」に、昨年のお礼と今年もよろしくの一言を添えるのが一般的です。

「謹賀新年」などの四文字の賀詞は年賀状の書き出しに使う言葉で、口頭やメールでは文章の挨拶にします。相手との距離に合わせて、丁寧な形と短い形を使い分けます。

「あけましておめでとうございます」と「謹賀新年」の使い分け

項目考え方・補足
「あけましておめでとうございます」口頭でもメールでも使える基本の挨拶です。目上の人には「ございます」まで言い、親しい相手には「あけましておめでとう」でも構いません。
「謹賀新年」「謹賀新春」「謹んで」の意味を含む四文字の賀詞で、目上の人にも使えます。主に年賀状の書き出しに使い、口頭で言うことはほとんどありません。
「賀正」「迎春」「寿」一文字や二文字の賀詞は敬意を表す言葉を含まないため、目上の人には使わないのが一般的とされます。友人や家族あての年賀状なら構いません。
文章の賀詞「謹んで新春のお慶びを申し上げます」のような文章の賀詞は、取引先や恩師など改まった相手に向いています。
重ねない言い方「新年」と「あけまして」はどちらも年が改まった意味なので、重ねずにどちらか一方にするのが一般的です。

声に出して伝える挨拶は「あけましておめでとうございます」が基本で、職場でも親戚の集まりでもこの一言から始めれば失礼になりません。一方の「謹賀新年」は書き言葉で、年賀状やはがきの冒頭に大きく入れるための言葉です。メールの件名に使う人もいますが、本文では文章で挨拶するとやわらかい印象になります。

年賀状に入れる賀詞の選び方や添え書きの一言は、年賀状の文例と書き方と年賀状に添える一言にまとめています。このページでは、顔を合わせたときやメッセージで交わす挨拶を中心に紹介します。

短めの一言20

年明けの職場や、チャットで最初に送る一文は、短くても気持ちが伝われば十分です。一般的には、おめでとうの言葉と「今年もよろしく」の二つがそろっていれば挨拶として成り立ちます。相手との関係に合わせて、下の一言から選んで少し言い換えて使ってください。

友人に送るユニークな一言20

親しい友人には、干支やお正月の過ごし方にちなんだ遊びのある一言も喜ばれます。2027年は未年(ひつじどし)なので、ひつじにかけた言い回しが使いやすい年です。ただし、相手が喪中のときや体調を崩しているときは、冗談めいた言葉を控えて落ち着いた挨拶にします。

ユニークな一言は、受け取った人が笑える範囲にとどめるのがこつです。体型や年齢をからかう言葉、ほかの人の失敗を話題にする言葉は、親しい間柄でも誤解を生みやすいので避けます。

ビジネスで交わす新年の挨拶

仕事始めの日は、出社したら上司や同僚に「あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」と声をかけます。取引先には仕事始めの週のうちにメールや電話で挨拶し、訪問の予定があればそのときに直接伝えます。メールの件名や本文の組み立ては新年の挨拶メールの書き方で詳しく紹介しています。

年明けに会う機会が遅くなった相手には、松の内を過ぎていればおめでとうを省いた言い方に切り替えます。目安は新年の挨拶はいつまで?にまとめています。

文面を作る

相手と形式、雰囲気を選んで文面を作りたいときは、年末年始の挨拶メーカーで「新年の挨拶」を選ぶと、メールやLINE、口頭の一言を3通りずつ作れます。

よくある質問

「新年あけましておめでとうございます」と言ってもよいですか?
「新年」と「あけまして」はどちらも年が改まったことを表すため、重ねて使わない方がよいとされます。話し言葉では気にしない人も多いですが、書くときは「あけましておめでとうございます」か「新年おめでとうございます」にします。
年下の人にも「おめでとうございます」と言うべきですか?
職場では立場にかかわらず丁寧語で挨拶する人が多く、年下の同僚や部下にも「おめでとうございます」で構いません。親しい後輩なら「おめでとう」でも失礼にはなりません。
年賀状をもらった相手に、会ったときにもう一度挨拶しますか?
年賀状をもらっていても、年明けに初めて会ったときに口頭で挨拶するのが一般的です。その際に「年賀状をありがとうございました」と一言添えると丁寧です。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。