手書きで添える年賀状の一言メッセージ 文例
印刷した年賀状に手書きで添える一言は、印刷の文面の下か横の余白に、一行から二行で書くのが一般的です。
筆ペンでもボールペンでも構いませんが、黒か紺などの濃い色のインクを使い、相手との具体的なやり取りを一つ入れると、短くても自分あてに書かれたことが伝わります。
上司・恩師へ添える短い一言
目上の方への手書きの一言は、昨年のお礼か今年の抱負のどちらか一つに絞り、丁寧語で書きます。
上司に、昨年の具体的な指導へのお礼を
昨年の企画ではご助言に何度も助けられました
上司に、今年の目標を短く
今年は後輩に頼られる存在になれるよう努めます
恩師に、元気でいることを伝えて
おかげさまで元気に新しい年を迎えております
恩師に、教わったことへの感謝を
先生の授業で覚えた言葉を今も手帳に書いています
年配の目上の方に、健やかさを願って
穏やかで健やかな一年となりますようお祈りします
取引先へ添える短い一言
会社の名前で印刷した年賀状でも、担当者が一言を書き添えると、事務的な印象がやわらぎます。
担当者に、昨年の取引へのお礼を
昨年は細やかなお心配りをいただきありがとうございました
担当者に、今年のお願いを
本年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします
一緒に進めた案件がある相手に
春の新商品の件では大変お世話になりました
訪問の予定を伝えるとき
年明けに改めてご挨拶に伺いたいと存じます
先方の会社の発展を願って
貴社の一層のご繁栄を心よりお祈りいたします
同僚へ添える短い一言
同僚には、一緒に取り組んだ仕事を一つ挙げると、決まり文句だけの一言より気持ちが伝わります。
同じチームの同僚に
昨年はたくさん助けてもらって本当にありがとう
忙しい時期を乗り切った同僚に
年末の追い込みを一緒に乗り切れて心強かったです
同期に、今年もよろしくを
今年もお互いに励まし合いながら頑張ろうね
異動した同僚に
新しい部署でのご活躍を楽しみにしています
体調を気づかう一言を
寒さが続くので体調に気をつけて過ごしてね
友人へ添える短い一言
友人へは話し言葉に近い一言で十分です。会う約束や相手の住む土地の話題など、その人ならではの内容を入れます。
よく会う友人に
昨年もたくさん笑わせてくれて本当にありがとう
しばらく会っていない友人に
元気にしてる?今年こそ会えたらうれしいな
遠くに住む友人に
そっちは雪が多いのかな 暖かくして過ごしてね
一緒に始めた趣味がある友人に
今年も一緒に山歩きの計画をじっくり立てようね
家族ぐるみの友人に
子どもたちが会えるのを楽しみにしています
親戚へ添える短い一言
親戚には、昨年のお礼や帰省の予定、子どもの様子などを一行で書くと、近況報告を兼ねられます。
叔父叔母に、昨年のお礼を
昨年はお心のこもったお祝いをありがとうございました
帰省の予定を伝えるとき
今年の夏休みには家族でそちらへ伺う予定です
子どもの様子を一行で
娘は春から中学生になり背がぐんと伸びました
年配の親戚に
どうぞお体を大切に穏やかにお過ごしください
いとこに
今年は親戚みんなで集まれる機会を作りたいね
後輩・年下の相手へ添える短い一言
後輩には、昨年の頑張りへのねぎらいや、気軽に相談してほしいという一言が喜ばれます。
仕事の後輩に、昨年の頑張りをねぎらって
昨年はよく頑張ってくれて本当に助かりました
後輩に、今年への期待を
今年は一緒に新しい仕事に挑戦していきましょう
部活やサークルの後輩に
今年もみんなで楽しく練習を続けていこうね
新しく入った後輩に
困ったことがあれば遠慮なく声をかけてください
年下の友人に
また近いうちにご飯に行こう 近況を聞かせてね
どこに書くか
手書きの一言は、宛名面ではなく文面側の余白に書くのが一般的です。印刷の文面が縦書きなら一言も縦書きにし、文面の左側の空いたところに書きます。横書きの文面なら、文面の下に横書きで添えます。写真入りの年賀状で余白が少ないときは、写真の下の帯の部分や、差出人の名前の近くに小さく書いても構いません。
宛名面の下半分に通信欄がある私製はがきもありますが、お年玉付き年賀はがきの宛名面には書き込まないのが慣例です。書く場所に迷ったら、印刷の文面と重ならず、読む人の目が最後に行く位置を選ぶと自然に読んでもらえます。
筆ペンかボールペンか
どちらを使っても失礼にはなりません。宛名を毛筆や筆ペンで書いているなら一言も筆ペンにそろえると統一感が出ますが、細かい字が書きにくいときはボールペンのほうが読みやすくなります。避けたいのは、こすると消えるインクのボールペンと鉛筆で、配達中や保管中に文字が薄れるおそれがあります。
インクジェット用の年賀はがきや写真用のつるつるした紙は、水性のインクがにじんだり乾きにくかったりします。そうしたはがきには油性のボールペンか、速乾性の筆ペンを使うと安心です。書いた後はすぐに重ねず、しばらく乾かしてから束ねます。
短い一言を書くときのこつ
手書きの一言は、二十字から四十字ほどが余白に収まりやすい長さです。「今年もよろしく」だけでも気持ちは伝わりますが、「昨年の〇〇ではお世話になりました」のように、その人と共有した出来事を一つ入れると、印刷の文面との違いがはっきりします。句読点は打たずに、区切りたいところは一字空けにするのが年賀状の慣例とされます。
枚数が多くて全員に書けないときは、目上の方や久しぶりの相手、昨年特にお世話になった相手を優先する人もいます。相手別のさらに多くの例は年賀状の一言 添え書き 文例、気の利いた言い回しは年賀状に添える気の利いた一言、本文全体の組み立ては年賀状のメッセージ 本文の組み立てで確かめられます。縁起の悪い言葉は年賀状で健康を気づかう一言の一覧に並べています。
よくある質問
- 手書きの一言は全員に書いたほうがよいですか。
- 全員に書けなくても失礼にはなりません。お世話になった相手や久しぶりの相手から優先して書く人が多いです。
- 色のペンで書いてもよいですか。
- 親しい相手なら構いませんが、目上の方には黒か紺が無難です。薄い色やラメ入りのインクは読みにくくなることがあります。
- 書き間違えたときはどうしますか。
- 修正液や二重線は目立つため、できれば新しいはがきに書き直します。書き損じた年賀はがきは、郵便局で手数料を払って新しいはがきと交換できます。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。