しきたりノート

未年(2027年)の年賀状 一言

2027年(令和9年)の干支は未(ひつじ)で、年賀状の一言には羊の穏やかさや温かさにちなんだ言葉がよく合います。

「和やかな一年」「一歩ずつ着実に」「もこもこ温かく」のように、羊の姿や暮らしぶりを今年の願いに重ねるのが一般的です。次に未年が巡ってくるのは12年後の2039年です。

目上の方へ送る未年の一言

目上の相手には、干支を前面に出しすぎず、願いや抱負の言葉に羊をさりげなく添える程度にすると落ち着いた印象になります。

友人・同僚へ送る未年の一言

親しい相手なら、羊ののんびりした姿にかけた軽い言い回しや、牧場に出かける誘いなど、少し遊び心のある一言でも構いません。

家族・親戚へ送る未年の一言

親戚には、家族の近況や訪ねる予定に羊の話題を重ねると、読んだ人がその場面を思い浮かべやすくなります。

子ども向けの一言

孫やおい・めいなど小さな子どもに送るときは、ひらがなを多くして、ひつじの絵と組み合わせると喜ばれます。読み書きを覚えたての子どもには、短い言葉を大きな字で書くのが一般的です。

二文で書くときの文例

余白に少し余裕があるときは、昨年のお礼や近況を一文目に、羊にちなんだ願いを二文目に置くと、干支の話題だけが浮かずにまとまります。

未という字と干支の由来

干支は、十二支に動物を当てはめて年や方角、時刻を表した暦の仕組みで、未は十二支の8番目にあたります。時刻でいう「未の刻」は今の13時から15時ごろ、方角では南南西を指します。「未」の字は、木の枝先に葉が茂り、果実が熟す前の姿を表すとされ、「まだこれから実る」という意味から、伸びしろのある年と受け取る人もいます。十二支は12年で一回りするため、前の未年は2015年(平成27年)、次は2039年です。

羊の字は、「美」「善」「祥」など、よい意味を持つ漢字の一部にも使われています。古くから羊が大切な家畜で、豊かさやめでたさと結びついていたためといわれ、年賀状の言葉に羊を使うと、こうした縁起のよさも自然に添えられます。

羊にちなんだ言葉の選び方

羊から連想される言葉は、大きく分けると三つの方向があります。一つ目は群れで穏やかに暮らす様子から「和やか」「仲良く」「寄り添う」、二つ目はゆっくり草を食べて歩く姿から「一歩ずつ」「焦らず」「のんびり」、三つ目はふかふかの毛から「温かい」「やわらか」「もこもこ」です。相手との関係に合わせて、目上の方には一つ目と二つ目、親しい相手や子どもには三つ目を選ぶと使い分けやすくなります。

「羊年」と「未年」はどちらで書いても構いませんが、改まった文面では「未年」、くだけた文面では「羊年」や「ひつじ年」と書く人が多いです。干支の絵を印刷した年賀状に、さらに手書きで羊の話題を重ねると同じ内容が続いて見えることもあるので、その場合は一言のほうを近況やお礼にするとすっきりします。相手別の一般的な一言は年賀状の一言 添え書き 文例、気の利いた一言の考え方は年賀状に添える気の利いた一言にまとめています。

未年の年賀状で気をつけたいこと

干支にちなんだ言葉遊びは親しい間柄では楽しいものですが、取引先や上司への年賀状では、しゃれを効かせすぎると軽く見えることがあります。ビジネスの年賀状では、干支の絵柄を小さめにして、文面はお礼と本年のお願いを中心にするのが一般的です。書き方の例はビジネス年賀状の例文にあります。

また、子どもの写真に羊の飾りを合わせた年賀状は、受け取る相手によって喜ばれ方が変わります。子どもの成長を伝えるときの配慮は年賀状に子どもの成長を一言添えるで扱っています。縁起の悪い言葉を避けたいときは、年賀状で健康を気づかう一言の忌み言葉の一覧で確かめられます。

よくある質問

2027年は何年で、干支は何ですか。
2027年は令和9年で、干支は未(ひつじ)です。年賀状の日付は「令和九年 元旦」や「二〇二七年 元旦」のように書きます。
次の未年はいつですか。
干支は12年ごとに巡るため、次の未年は2039年です。前の未年は2015年でした。
目上の方への年賀状に羊の絵を使ってもよいですか。
使って構いません。ただし、かわいらしさを前面に出した絵柄は親しい相手向けとされることが多く、目上の方には落ち着いた絵柄を選ぶ人が多いです。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。