しきたりノート

年賀状の一言 友達へ

友達への一言は、会いたい気持ちや次に会う約束を、普段の話し言葉で書くのが基本です。

久しぶりの友達には、無沙汰をわびる言葉を重ねるより、思い出していることが伝わる一行のほうが自然です。結婚や出産をした友達には、お祝いと体を気づかう言葉を添えます。

久しぶりの友達へ

何年も会っていない友達には、自分の近況を短く知らせるか、相手を思い出した場面を書きます。連絡を取りたいときは、その気持ちをそのまま書いて構いません。

会いたい気持ちを伝える

「また会おう」だけで終えず、季節や時期を入れると、実際に会うきっかけになりやすくなります。

遠方の友達へ

離れて暮らす友達には、その土地の季節に触れたり、訪ねる計画を書いたりすると、距離を感じさせない一言になります。

結婚や出産をした友達へ

昨年結婚した友達や、子どもが生まれた友達には、お祝いの言葉に、相手の新しい暮らしを気づかう一言を添えます。

学生時代の友達へ

学生時代の友達には、共通の思い出を一つ書くだけで、当時の空気がよみがえる一言になります。

中学生・高校生が同級生へ

中学生や高校生が同級生に出す年賀状は、敬語を使わず、三学期や部活、行事の話題を書けば十分です。冬休みの間に届く年賀状は、新学期に会う前のちょっとした楽しみになります。

友達への一言で気をつけたいこと

友達への年賀状は形式にとらわれなくてよい反面、相手の状況への配慮が大切です。たとえば、結婚や出産の予定を尋ねる一言、仕事や収入の話題は、本人が気にしていることもあります。相手から知らされた出来事に触れるのはよいのですが、こちらから踏み込んで尋ねるのは控えるのが一般的です。

また、友達が喪中のときは年賀状を出さず、松の内が明けてから寒中見舞いを送ります。グループで年賀状をやり取りしている場合は、喪中の友達だけに出し忘れたように見えないよう、寒中見舞いで近況を知らせると安心です。

「新年あけましておめでとう」は「新年」と「あけまして」が重なるとされるため、「あけましておめでとう」だけにします。友達あてでも、年賀状では「去年」より「昨年」と書くほうが落ち着きます。避けたい言葉の一覧は年賀状で健康を気づかう一言に、相手を問わない一言の考え方は年賀状に添える気の利いた一言にあります。

メッセージアプリと年賀状の使い分け

普段はメッセージアプリでやり取りしている友達にも、年に一度の年賀状を続けている人は少なくありません。はがきで届く一言は、画面の文字とは違った温かさがあるからです。年賀状では近況をまとめて伝え、細かな話はメッセージで続けるといった使い分けもできます。今年の干支にちなんだ一言を添えたいときは、未年(2027年)の年賀状 一言を参考にしてください。

よくある質問

友達への年賀状に敬語は要りますか。
普段話している言葉で構いません。ただし、年上の友達や久しぶりの相手には、です・ます調にすると丁寧です。
年賀状をやめた友達から届いたらどうしますか。
届いたら返事を出すのが一般的です。松の内を過ぎていたら寒中見舞いで返します。
同級生への年賀状に絵やシールを使ってもよいですか。
構いません。手描きの絵やシールは、友達同士の年賀状ならではの楽しみです。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。