始末書を手書きで書くとき
始末書を手書きするときは、白い便箋(縦罫か無地、B5かA4)に黒のボールペンか万年筆で書き、書き損じたら修正せずに一枚書き直すのが一般的です。
下の縦罫便箋は印刷して使えます。メーカーの「手書き用の下書き」は、この便箋の1行の字数と行数に合わせて文章を折り返すので、右の行から順に書き写せます。始末書には法律で決まった書式はなく、会社が様式や用紙を指定していれば、そちらに合わせます。
印刷して使える縦罫便箋
| 便箋 | ダウンロード |
|---|---|
| 縦罫便箋(A4・16行・1行26字) | PDF(1KB) |
| 縦罫便箋(B5・14行・1行22字) | PDF(1KB) |
罫線だけの白い便箋です。倍率100%で印刷すると、下書きの1行の字数と行数がそのまま合います。
A4は16行、B5は14行の縦罫で、どちらも上下に余白をとってあります。市販の便箋を使う場合は、1行の字数がこの便箋と違うことがあるので、下書きの折り返しはあくまで目安にしてください。
便箋に合わせた下書きを作る
下のメーカーは手書き用の下書きを表示した状態で開きます。宛名や本文を入れると、行ごとに番号と、その行をどこから書き始めるかが並びます。1枚に収まらないときは、2枚目の始まりがわかるように区切りが入ります。
始末書・顛末書メーカーを読み込んでいます…
縦書きで書くときの位置
1行目の中ほどに「始末書」と少し大きめに書き、1行空けて本文を書き始めます。本文の段落の書き出しは一字下げ、日付は本文のあとの行の上から二字ほど下げて書きます。所属と氏名は行の下に寄せ、最後に宛名を行の上から書きます。顛末書のように「記」で項目を並べる場合は、項目名を一字下げ、続く内容をさらに一字下げると読みやすくなります。
縦書きでは、日付や数量の数字を漢数字で書きます。「10月20日」は「十月二十日」、「500個」は「五百個」とし、時刻も「十五時」のように書くと、縦の行の中で読みやすくなります。メーカーの下書きは、この書き換えを済ませた形で表示します。
書き損じたとき
書き損じた部分を修正液や二重線で直すのは避け、その一枚を最初から書き直すのが一般的です。下書きを見ながら、一行ずつ字数を数えて書き進めると、行の途中で詰まることが少なくなります。筆記具の選び方は退職届の用紙とペンと同じです。
封筒に入れて出すとき
便箋は三つ折りにして封筒に入れます。表に「始末書」、裏に所属と氏名を書くところまで退職届と同じ形で整えられるので、封筒の選び方や封をするかどうかは退職届の封筒で、折り方は退職届の折り方と入れ方で説明している方法がそのまま使えます。
清書までの流れ
先にメーカーやパソコンで文章を仕上げ、上長に内容を見てもらえるなら、手書きする前に確かめてもらいます。文章が決まってから便箋に書き写すと、書き直しの回数が減ります。清書は時間に余裕のあるときに、明るい机で一度に書き上げると、字の大きさや濃さがそろいます。書き終えたら、日付と宛名、自分の氏名に書き漏らしがないかを見直してから封筒に入れます。
よくある質問
- 罫線のない便箋でも構いませんか。
- 構いません。白無地の便箋なら、下敷きの罫線を透かして書くと行がまっすぐにそろいます。
- 鉛筆で下書きしてから清書してもよいですか。
- 提出する便箋には下書きの跡を残さないほうがよいため、下書きは別の紙か、このページのメーカーで作るほうが確実です。
- 2枚以上になるときはどうしますか。
- 便箋を重ねて三つ折りにし、まとめて封筒に入れます。2枚目以降の上の余白に、小さく通し番号を書いておくと順番が分かりやすくなります。
出典・確認日
始末書・顛末書の書き方:一般的な慣習をまとめたもの。法律で決まった書式はなく、会社の様式が優先されます(2026年10月22日確認)。