3歳の七五三
3歳の七五三は、数え年なら2歳になる年に、満年齢なら3歳になる年に祝い、まだ体が小さいことから満年齢を選ぶ家が多いです。
着物は帯を締めずに被布をはおるのが一般的で、昼寝や食事の時間に合わせて、参拝と写真を短くまとめる予定が向いています。
数え年と満年齢、3歳ではどちらにするか
数え年は生まれた年を1歳とし、元日を迎えるたびに一つ足す数え方です。そのため数え年の3歳は、誕生日で数えるとまだ2歳になる年にあたります。満年齢の3歳は、その年の誕生日で3歳を迎える年です。
東京都神社庁によると、七五三は本来は数え年で祝いますが、最近は満年齢で祝う割合が高くなっています。数え年の3歳はおむつが取れていなかったり、着物を嫌がったりする子も多いため、一年待って満年齢で祝う家がよく見られます。2026年なら満年齢は2023年生まれ、数え年は2024年生まれが3歳の祝いの対象です。
3歳の着物は被布が一般的
3歳の子は、着物の上に袖のない被布をはおり、帯は締めないのが一般的です。明治神宮も、3歳の女の子は帯を結ばずに被布をはおると案内しています。おなかを締めつけないので、食事やトイレの負担が少なく、小さな子でも長く着ていられます。
男の子も3歳で祝う地域では、被布を着るか、着物に袖なしの羽織を合わせることが多いです。着物を嫌がる場合に備えて、写真を撮る時間だけ着物にし、移動はふだんの服にする家もあります。
当日の予定は短めに組む
3歳の子にとって、着付けと参拝、写真撮影が続く一日は大きな負担になります。昼寝の時間を避け、午前中に支度と参拝を済ませて、お昼を食べたら早めに帰るくらいの予定が無理のない形です。
食事は着物を汚さないよう、前掛けやタオルを用意しておくと安心です。草履は慣れないと歩きにくいため、境内まではスニーカーで行き、写真のときだけ履き替える方法もあります。お気に入りのおやつや飲み物を持っておくと、待ち時間をしのぎやすくなります。参拝から食事までの流れは七五三当日の流れにまとめています。
写真だけで祝う、兄弟と一緒に祝う
3歳では祈祷を受けず、写真館での記念撮影だけで祝う家もあります。神社に参拝するのは5歳や7歳の祝いのときにし、3歳は写真で成長を残すという考え方です。混雑する秋を避けて、春から夏に撮っておく家も少なくありません。
上の子の5歳や7歳の祝いと同じ年に、数え年の3歳として一緒に祝う方法もあります。着付けや参拝を一度で済ませられ、兄弟そろった写真も残せます。祝う年の早見表は七五三はいつ?2026年・2027年の日程、女の子の祝い方は女の子の七五三はいつ?、男の子は男の子の七五三はいつ?で確かめられます。
よくある質問
- 3歳の七五三は男の子もしますか。
- 地域や家によって異なります。今は5歳だけで祝うことが多いですが、3歳でも祝う地域もあります。
- 着物を嫌がるときはどうすればよいですか。
- 写真を撮るときだけ着せ、移動や食事はふだんの服にする家もあります。無理に一日中着せる必要はありません。
- 3歳は数え年で祝ってもよいですか。
- 構いません。本来は数え年で祝うものでした。ただ、まだ小さいため満年齢まで待つ家が多いです。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。
七五三の由来と年齢・日取り:東京都神社庁「七五三は男女それぞれ何歳で祝うのですか」、明治神宮「ご祈願に関するよくあるご質問」(2026年10月15日確認)。