しきたりノート

法事の案内状の書き方と文例

法事の案内状は、法要の1か月ほど前までに届くよう、往復はがきか返信はがきを同封した封書で出すのが一般的です。

故人の名前と続柄、何回忌か、日時、場所、会食の有無、返信の期限、施主の名前を、句読点を使わずに空白で区切って書きます。

案内状メーカーで文面を作る

法事の案内状メーカーを読み込んでいます…

故人の続柄と名前、回忌、日にちと時刻、場所、会食の有無、服装の指定、返信の期限を選ぶと、案内状の文面ができあがります。上のタブで「往復はがき」「封書」「返信はがき」を切り替えると、それぞれに合った書き方に変わり、右側に縦書きの見本が表示されます。日付は和暦の漢数字に直して入るので、そのまま印刷用の原稿に使えます。

できあがった文面は「この文面をコピー」で写し取り、はがき作成ソフトや文書作成ソフトに貼り付けて整えてください。名前や場所を入れなければ「〇〇」のまま表示されるので、手書きで清書するときの下書きにもなります。

往復はがきか封書か

項目考え方・補足
往復はがきか封書出欠を返してもらうため、往復はがきか、返信はがきを同封した封書が一般的です。親族だけなら電話で伝える家もあります。
1か月前までに届くように参列者が予定を立てやすいよう、法事の1か月ほど前までに届くようにします。
書くこと故人の名前と続柄、何回忌か、日時、場所、会食の有無、返信の期限、施主の名前を書きます。
句読点を使わない書き方弔事の案内状は、句読点を使わずに空白で区切る書き方が一般的です。
平服の指定喪服でなくてよいときは「平服にてお越しください」と書き添えます。

出欠を確かめる必要があるため、返事を書いてそのまま投函できる往復はがきがよく使われます。故人と縁の深かった人や目上の人には、時候の挨拶を入れた丁寧な文面を封書にし、返信用のはがきを同封する形が改まった印象になります。返信用の封筒やはがきの宛名の書き方は返信用封筒の書き方も参考になります。

ごく近い家族だけで営む場合は、案内状を出さずに電話や対面で伝える家も多く、どちらが正しいということはありません。人数が少なくても、日時や場所をはっきり残しておきたいときは、短い文面のはがきを送ると行き違いを防げます。

出す時期と書くこと

案内状は、参列者が予定を空けられるよう、法要の1か月前には届いているのが目安です。会食の人数や引き出物の数を決めるため、返信の期限は法要の2週間ほど前に設定するのが一般的です。日取りの決め方は法事の日取りの決め方で紹介しています。

文面には、誰の何回忌の法要か、いつどこで行うか、法要の後に会食(お斎)があるかを欠かさずに書き、最後に施主の名前を添えます。法要の後に墓前で納骨やお参りをする場合は、その旨も一言加えておくと、参列者が服装や時間の見通しを立てやすくなります。

句読点と平服の書き添え方

弔事の案内状は、区切りをつけないという意味から句読点を使わず、文の切れ目に空白を入れて書くのが一般的です。最近は気にしない人も増えていますが、年配の親族が多い場合は慣習に合わせておくと安心です。

三回忌以降などで喪服でなくてよいときは、「当日は平服にてお越しください」と書き添えます。平服は普段着ではなく、黒や紺、グレーなど地味な色の服を指すと受け止められているため、具体的な服装の目安は法事の服装で確かめてもらうとよいでしょう。

案内状の文例

回忌や相手との関係、会食の有無ごとに、往復はがきと封書の文例を用意しました。日付や名前を書き換えて使ってください。

案内を受け取った人が欠席するときの返事は法事を欠席するときの返事と文例に、当日の進行は法事の流れにまとめています。

よくある質問

案内状はいつまでに出せばよいですか。
法要の1か月ほど前までに届くようにするのが一般的です。返信の期限は法要の2週間ほど前にしておくと準備が進めやすくなります。
家族だけの法事でも案内状は必要ですか。
必須ではありません。電話や対面で伝える家も多く、日時の行き違いが心配なときだけ短いはがきを送る方法もあります。
案内状に時候の挨拶は入れますか。
封書では「拝啓」や「謹啓」に続けて時候の挨拶を入れることが多く、往復はがきでは省いて本題から書き始めるのが一般的です。
平服と書いた場合、参列者は何を着てきますか。
一般的には黒や紺、グレーなど地味な色のスーツやワンピースです。普段着の意味ではないと受け止められています。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。