しきたりノート

法事を欠席するときの返事と文例

法事を欠席するときは、案内状の返信はがきでできるだけ早く欠席を伝え、親しい間柄なら電話でもお詫びするのが一般的です。

あわせて御供物料やお供えの品を法事の前日までに届くよう送り、落ち着いた頃に都合を聞いてお参りに伺うと、気持ちが伝わります。

欠席を伝える方法と時期

案内状が届いたら、出欠が決まった時点ですぐに返信するのが基本です。施主は返信をもとに会食の席や引き出物の数を決めるため、欠席の場合も期限を待たずに知らせると準備の助けになります。返信はがきでは「御欠席」の「御」を二重線で消し、「欠席」を丸で囲んで、空いたところにお詫びの一言を書き添えます。

故人と近い親族や、施主と普段から行き来のある間柄なら、はがきとは別に電話で一言伝えるのが丁寧です。案内状が届く前に口頭で誘われた場合も、早めにはっきり伝えるほうが相手の負担を減らせます。

理由の伝え方

欠席の理由は、詳しく書かないのが一般的です。「やむを得ない事情により」「所用のため」といった表現にとどめ、仕事や旅行など具体的な予定を並べるのは避ける人が多いです。体調不良や別の不幸が理由の場合も、相手に心配をかけないよう、はがきでは簡潔に触れる程度にします。

年配の親族の中には、法事を大切な務めと考える人もいます。理由をぼかす場合でも、お詫びの言葉と故人をしのぶ気持ちは丁寧に書き添えると、角が立ちにくくなります。

欠席の返事の文例

返信はがきの一言から、電話の後に送る手紙まで、相手との関係に合わせた文例です。

御供物料やお供えを送るとき

欠席する場合でも、香典にあたる御供物料やお供えの品を送るのが一般的です。御供物料は香典袋に包み、現金書留の封筒に入れて手紙を添えます。送り方の詳しい手順は香典の渡し方の郵送の項目で紹介しています。

品物を送るなら、日持ちのする菓子や線香などを選び、法事の前日までに施主の自宅に届くよう手配します。品物の選び方や掛け紙については法事のお供えの選び方を参考にしてください。法要の当日に届くと、施主が受け取りに手を取られるため、前日までの到着を目安にするのが一般的です。

後日のお参り

欠席した後は、法事から少し時間をおいて、施主の都合を聞いたうえで仏壇にお参りに伺う人もいます。訪問は30分ほどで済ませ、手土産として菓子などを持参するのが一般的です。遠方で伺えない場合は、命日の頃に手紙や電話で故人をしのぶ言葉を伝えるだけでも気持ちは届きます。

案内状の書き方や返信はがきの形式は法事の案内状の書き方と文例で確かめられます。

よくある質問

欠席の理由は書いたほうがよいですか。
詳しく書かないのが一般的です。「所用のため」などにとどめ、お詫びと故人をしのぶ言葉を添えます。
欠席する場合も香典は必要ですか。
御供物料やお供えの品を送るのが一般的です。関係が遠い場合は、手紙だけにする人もいます。
返信の期限を過ぎてしまったときはどうしますか。
まず電話で欠席とお詫びを伝え、そのうえではがきも出しておくと丁寧です。
当日になって急に行けなくなったときは。
わかった時点で施主に電話で連絡します。会食や引き出物の手配が済んでいるため、後日あらためてお詫びとお供えを届ける人が多いです。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。