しきたりノート

年賀状の一言 親戚へ

親戚への一言は、お礼か体を気づかう言葉に、帰省の予定や子どもの様子を一行添える形が基本です。

叔父叔母や祖父母には丁寧な言葉で、いとこには普段の話し言葉に近い言い方で書くのが一般的です。義実家には、配偶者の側の家族として敬語を少し改めます。

叔父・叔母へ

叔父や叔母には、昨年お世話になったことへのお礼や、相手の暮らしぶりに触れる一言が向いています。言葉づかいは丁寧にしつつ、親しみが伝わる呼び方で構いません。

いとこへ

いとこには、友達に近い感覚で、次に会う機会や子ども同士の話題を書きます。年が離れたいとこには、少し丁寧にするとちょうどよくなります。

義実家へ

義理の両親には、日ごろの手助けへのお礼と、訪ねる予定を書くと安心してもらえます。配偶者の近況を一言添えるのもよい方法です。

祖父母へ

祖父母には、会いに行く約束や、教わったことの報告など、孫らしい一言が喜ばれます。高齢の祖父母への体を気づかう言い方は、年賀状で健康を気づかう一言にも例があります。

帰省の予定と子どもの成長を一行で

親戚への年賀状では、帰省の日にちや子どもの成長を知らせることがよくあります。予定は日付まで書くと、受け取った側が準備をしやすくなります。

続柄ごとの言葉の丁寧さ

親戚は年齢も関係もさまざまなので、同じ一言をすべての相手に使うと、ある人には堅く、ある人にはくだけすぎに感じられることがあります。目安として、親の世代にあたる叔父叔母や義理の両親、祖父母にはです・ます調で、同世代のいとこには話し言葉で書くと収まりがよくなります。

呼び方も迷いやすい点です。叔父叔母は「おじさん」「おばさん」、義理の両親は「お義父さん」「お義母さん」と、普段呼んでいる言い方で書いて構いません。宛名は正式な名前で書き、添え書きの中だけ普段の呼び方にすると、改まった印象と親しみの両方が伝わります。

子どもの話題を書くときの配慮

親戚は子どもの成長を楽しみにしていることが多く、写真や一言の報告は喜ばれやすい話題です。ただし、子どもを望んでいる親戚や、事情のある家庭には、子どもの話題ばかりにならないよう気を配る人もいます。相手の状況がわかっているときは、子どもの話は一行にとどめ、相手を気づかう言葉を先に書くと落ち着いた文面になります。

子どもの成長の書き方は年賀状に子どもの成長を一言添えるでくわしく扱っています。親戚との年賀状のやり取りを控えたいときは、年賀状じまいの文例も参考になります。

よくある質問

同じ家に住む叔父と叔母には一枚で出してよいですか。
一般的には一枚に連名で宛名を書いて構いません。添え書きも二人に向けた言葉にします。
義実家への年賀状は夫婦のどちらが書きますか。
決まりはなく、夫婦連名で出す家が多いです。添え書きは、普段やり取りの多いほうが書くと自然です。
お正月に会う親戚にも年賀状は出しますか。
会うから出さないという家もあれば、毎年出す家もあります。出すなら、当日会えるのを楽しみにしていると書き添えます。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。