退職届は横書きでもよい?横書きの書き方と見本
退職届は縦書きが一般的ですが、横書きでも受け付けられることが多いです。
横書きでは右上に提出日、左に会社名と代表者名、右に所属と氏名、中央に「退職届」を置き、その下に本文を書きます。
横書きの見本を作る
書式を横書きにした状態で表示しています。入力した日付や名前は横に並び、パソコンの文書と同じ感覚で確かめられます。
退職届メーカーを読み込んでいます…
横書きの並べ方は、ビジネス文書に近い
横書きの退職届は、上から順に読み進める一般的なビジネス文書の形にそろえます。一番上の右端に提出日を書き、その下の左側に会社の正式名称と代表者の役職・氏名を書いて「殿」を付けます。続いて右側に自分の所属と氏名を書き、押印する場合は氏名の右に押します。その下の中央に題名の「退職届」を大きめに置き、右寄せで「私儀」を書いたあと、本文を左から書き始めます。
縦書きでは宛名が最後の行に来ますが、横書きでは宛名が上に来る点が大きな違いです。本文の内容は縦書きと同じで、算用数字で日付を書いても構いません。
縦書きと横書き、どちらがよいか
退職届は昔から縦書きで出されてきたため、改まった印象を大切にしたいなら縦書きを選ぶ人が多いです。一方で、社内の書類がほとんど横書きの会社では、横書きの退職届も自然に受け取られます。法律で書式が決まっているわけではないので、どちらでも書類としての効力は同じです。迷ったときは縦書きにしておくと、どの会社でも違和感を持たれにくいとされます。
会社に指定の様式があるとき
人事の部署が退職届の様式を用意している会社では、横書きの用紙に記入する形がよく見られます。その場合は、ここで紹介した並び方ではなく、様式の欄に沿って書きます。様式に理由の欄があれば、自己都合なら「一身上の都合」と書くのが一般的です。
横書きの文例と、封筒に入れるときの注意
横書きの本文も、縦書きと同じく「このたび一身上の都合により、来る2026年12月31日をもって退職いたします。」のように一文で書きます。日付を西暦にする場合は、提出日も西暦にそろえます。横書きの書類も三つ折りにして封筒に入れるのが一般的で、折った後に題名の「退職届」が外側に来るように折ると、受け取った人がすぐに中身を確かめられます。
封筒は横書きの書類でも白無地の縦長の封筒を使い、表に「退職届」、裏に所属と氏名を書きます。封筒まで横書き用にそろえる必要はありません。折り方の手順は退職届の折り方と封筒への入れ方で図とともに説明しています。
横書きで作るときの余白と字の大きさ
横書きの退職届は、上下左右に2センチほどの余白をとると、印刷したときにすっきりと見えます。本文の文字は10.5から12ポイントほど、題名はそれより一回り大きくすると読みやすくなります。行と行の間を詰めすぎないことも、整った印象につながります。
パソコンで作る場合は、本文を左寄せ、日付と氏名を右寄せにするだけで、紹介した並びに近い形になります。
横書きを選ぶ人が増えている理由
社内の書類やメールがすべて横書きになった職場では、縦書きの書類を書く機会がほとんどなく、横書きのほうが書きやすいと感じる人が増えています。パソコンで作ると縦書きの設定に手間取ることもあり、横書きで手早く仕上げる人も多いです。どちらの書式でも、伝える内容が同じであれば受け取る側の扱いは変わりません。
よくある質問
- 横書きの退職届は失礼になりませんか。
- 会社に指定がなければ横書きでも失礼にはならないとされます。気になる場合は縦書きで出すと無難です。
- 横書きのとき、数字は漢数字にしますか。
- 横書きでは算用数字で書くのが一般的です。縦書きでは漢数字にする人が多いです。
- 横書きでも「私儀」は書きますか。
- 書く人も省く人もいます。書く場合は題名の下、本文の前に右寄せで置くのが一般的です。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。