定年退職届の例文|退職届は必要か、縦書きの文例
定年退職では、就業規則の定年の定めによって退職するため、退職届を求めない会社が多いです。
手続きのために提出を求められたら、「このたび令和○年○月○日をもって定年を迎えますので、同日付で退職いたします。」という文面で書くのが一般的です。
定年退職届を作る
下のメーカーで種類が「定年退職届」になっています。退職日に定年を迎える日を入れ、会社名と所属、氏名を入力すると、縦書きの見本がそのまま表示されます。印刷して使うことも、見本を見ながら手書きで清書することもできます。
退職届メーカーを読み込んでいます…
定年退職に退職届は必要か
定年は、会社の就業規則で定められた年齢に達したときに雇用が終わる仕組みです。本人が辞めると申し出るものではないため、自己都合の退職のように退職届を出す必要はない、とする会社が多く見られます。
ただし、退職の日付や手続きを書面で確認しておく目的で、定年退職届や退職の確認書への署名を求める会社もあります。総務や人事から案内があればその様式に従い、案内がなければ担当部署に「定年退職にあたって提出する書類はありますか」と確かめておくと安心です。
| 項目 | 考え方・補足 |
|---|---|
| 定年退職では退職届が不要な会社が多い | 定年の定めで退職するため書面を求めない会社が多い一方、手続きのために提出を求める会社もあります。 |
| 継続雇用(再雇用)を希望する場合は別の申出書 | 退職届とは別の書類で、会社の案内に従います。 |
定年退職届の文例と書き方
文面は自己都合の退職届とほぼ同じ形で、理由の部分を定年に置き換えます。1行目に「退職届」、2行目の下に「私儀」と書き、本文、提出日、所属と氏名、最後に会社名と代表者名を書く並びは変わりません。
本文は「このたび令和○年○月○日をもって定年を迎えますので、同日付で退職いたします。」とするのが一般的です。定年は会社の定めに基づくものなので、「一身上の都合により」とは書きません。長年の勤務への感謝を書きたい気持ちになりますが、退職届は事務的な書類なので、お礼の言葉は最終日の挨拶や手紙で伝える人が多いです。
用紙や筆記具の選び方は自己都合の退職届と同じで、白無地の便箋に黒のペンで書くか、パソコンで作成して印刷します。詳しくは退職届は手書きかパソコンかで扱っています。
継続雇用を希望するときの書類
定年後も同じ会社で再雇用や勤務延長として働き続けたい場合は、退職届とは別に、継続雇用を希望する旨の申出書を出すのが一般的です。様式や提出時期は会社ごとに決まっていて、定年の半年ほど前に案内されることもあります。
継続雇用の場合でも、いったん定年で退職して新たな契約を結ぶ形をとる会社では、退職と再雇用の両方の書類を求められることがあります。どの書類が必要かは、会社の案内を確認するのが確実です。
定年後の年金や健康保険の切り替えなど、退職に伴う手続きは退職後の手続き一覧にまとめています。
定年を迎える前に準備しておくこと
定年退職では、退職届よりも、退職後の生活に関わる書類の準備に時間がかかることが多いです。会社から渡される退職金の請求書や、企業年金の手続き書類、健康保険の切り替えの案内など、定年の数か月前から段階的に届く書類を一つの封筒やファイルにまとめておくと、提出漏れを防げます。
職場への挨拶や引き継ぎの段取りも、早めに上司と相談しておくと最終日に慌てずに済みます。長く勤めた職場ほど引き継ぐ仕事の範囲が広くなるため、担当業務の一覧を作っておくと、後任の人にも喜ばれます。私物の持ち帰りも少しずつ進めておくと、最終日の片付けが軽くなります。
よくある質問
- 定年退職届はいつ出せばよいですか。
- 会社から求められた場合は、その案内の期限に合わせます。一般的には定年の1〜2か月前に案内があることが多いです。
- 定年退職届に押印は必要ですか。
- 押印は法律上の要件ではありませんが、会社の様式に押印欄があれば認印を押すのが一般的です。
- 定年前に自分の都合で辞める場合はどう書きますか。
- 定年を待たずに辞める場合は通常の自己都合退職になり、理由は「一身上の都合」と書くのが一般的です。
関連サイト
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。