しきたりノート

忌引き休暇の日数 目安|続柄別の一覧と連絡の文例

忌引き休暇の日数は、勤め先の就業規則で決まります。

多くの会社で見られる目安は、配偶者10日、父母7日、子5日、兄弟姉妹・祖父母・配偶者の父母3日ほどです。国家公務員は人事院規則で日数が定められています。

続柄別の日数の目安

故人との続柄一般的な目安国家公務員(人事院規則)
配偶者10日7日
父母7日7日
子5日5日
兄弟姉妹3日3日
祖父母3日3日
配偶者の父母3日3日
孫1日1日
叔父・叔母1日1日

一般的な目安は多くの会社の就業規則に見られる日数です。忌引きは法律で決まった休暇ではなく、会社ごとの就業規則で定められます。国家公務員は人事院規則15-14 別表第二の日数です。

忌引きは、労働基準法などの法律で定められた休暇ではありません。会社が独自に設ける特別休暇なので、日数も、有給か無給かも、会社ごとに異なります。上の表の「一般的な目安」は多くの就業規則に見られる日数を並べたもので、実際の日数は自分の会社の規定で確かめてください。

国家公務員については、人事院規則15-14の別表第二に親族ごとの日数が定められており、民間企業が規定を作るときの参考にされることがあります。表の右側の列はその日数です。配偶者の父母の場合は、生計を一にしていたときは7日に延びるなど、条件によって日数が加算される続柄もあります。

遠方の葬儀に行くとき

人事院規則では、葬儀のために遠隔の地へ赴く場合、往復に必要な日数を加えることができるとされています。民間企業でも同じような扱いをしているところがありますが、自動的に認められるわけではないので、移動に時間がかかる場合は上司や総務に早めに相談しておくと安心です。

会社の規定を確かめるには

就業規則は、社内のポータルや人事部門の資料で確認できることが多いです。見つからない場合は、上司か総務・人事の担当者に「忌引きの日数と手続きを教えてください」と尋ねれば問題ありません。休暇の起算日が亡くなった日か葬儀の日か、土日を日数に含めるかどうかも会社によって違うため、あわせて確認しておくと予定が立てやすくなります。

会社によっては、会葬礼状や死亡診断書の写しなど、事実を確かめる書類の提出を求められます。慶弔見舞金の制度がある場合は、その申請もこのときに済ませておくと手間が減ります。

忌引きを伝える連絡の文例

まずは電話で上司に一報を入れ、そのあと記録としてメールを送ると、引き継ぎがしやすくなります。メールには、誰がいつ亡くなったか、休む予定の期間、連絡のつく方法、業務の引き継ぎ先を簡潔に書きます。

復帰したときの挨拶

忌引き明けに出勤したら、上司や同じ部署の人に、休みの間の対応へのお礼を伝えます。香典や弔電をいただいた場合は、そのお礼もあわせて述べます。「このたびはご迷惑をおかけしました。おかげさまで無事に葬儀を終えることができました」と短く伝えれば十分です。

職場から香典をいただいたときは、四十九日のころに香典返しを用意するのが一般的ですが、会社の慶弔規定によるものは返礼を不要とする職場もあります。部署でまとめて出してもらった場合は、皆で分けられるお菓子などを持参してお礼にする人も多いです。

忌引き中に気をつけたいこと

忌引き中も、急ぎの仕事の問い合わせが届くことがあります。休みに入る前に、取引先への返信を誰が代わりに受け持つか、メールの自動返信を設定するかを決めておくと、葬儀の準備に集中できます。自動返信の文面には「私事により〇日まで休暇をいただいております」と書く程度にとどめ、詳しい事情は書かないのが一般的です。

休暇の申請書は、戻ってから出せばよい会社も多いので、まずは口頭での連絡を優先してください。

よくある質問

アルバイトやパートにも忌引きはありますか。
雇用形態によって扱いが違う会社があります。就業規則に記載がない場合は、有給休暇を使うか欠勤扱いになることもあるので、勤め先に確かめてください。
忌引きの日数が足りないときはどうしますか。
有給休暇を組み合わせる人が多いです。喪主を務める場合などは、事情を話して相談してみましょう。
四十九日の法要でも忌引きは使えますか。
忌引きは葬儀のための休暇とする会社が多く、法要には有給休暇を使うのが一般的です。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。

国家公務員の忌引き:人事院規則15-14 別表第二(2026年6月1日施行の版、2026年10月14日確認)。