通夜の喪主挨拶 例文|通夜振る舞いへの案内を含む挨拶
通夜の喪主挨拶は、御礼と通夜振る舞いの案内を中心に30秒から1分ほどで。
弔問へのお礼、故人の生前の御礼を短く述べたあと、食事の席への案内と翌日の葬儀・告別式の時刻を伝えて締めくくるのが一般的です。
通夜の挨拶はいつ話すか
通夜の挨拶は、僧侶の読経と焼香が終わり、僧侶が退出したあとに行うのが一般的です。会場によっては通夜振る舞いの席に移ってから話すこともあります。司会者がいる場合は合図に合わせて立ち上がり、いない場合は葬儀社の担当者と前もってタイミングを決めておくと慌てずに済みます。
通夜は仕事帰りに駆けつける人も多く、夜の時間帯でもあるため、挨拶は短めにまとめるのが思いやりです。告別式で改めて丁寧な挨拶をするので、通夜では要点を絞って構いません。
文例メーカーで通夜の挨拶を作る
喪主の挨拶 文例メーカーを読み込んでいます…
通夜の喪主挨拶 例文
娘が母を見送る場合の例です。老衰で穏やかに亡くなった様子を一言で伝え、食事の席と翌日の予定を案内しています。時刻の部分は実際の予定に置き換えてください。
通夜(娘が母を送るとき、標準)
故人の娘でございます。遺族を代表いたしまして、ひと言ご挨拶を申し上げます。本日はお忙しいところ、母の通夜にお越しいただき、誠にありがとうございました。母は老衰のため、八十八歳にて永眠いたしました。生前は皆様に大変お世話になり、母に代わりまして厚く御礼申し上げます。別室にささやかながら食事の席を用意いたしました。母の思い出話などお聞かせいただければ幸いです。なお、明日の葬儀・告別式は午前〇時より執り行います。本日は誠にありがとうございました。
通夜振る舞いへの案内のしかた
通夜振る舞いは、弔問客へのお礼とお清めの意味を込めて用意する食事の席です。地域によっては一口でも箸をつけてもらうのが供養になると考えられていますが、無理に引き止める必要はありません。「お時間の許す方は」と添えて、帰る人にも気兼ねさせない言い方にするのが一般的です。
通夜振る舞いを行わない場合や、関西などで親族だけで食事をとる習慣がある場合は、その部分を省き、「本日はありがとうございました」でまとめます。代わりに持ち帰りの品を用意しているなら、そのことを一言伝えると親切です。
翌日の予定を伝えるときの注意
葬儀・告別式の開始時刻と会場は、案内状と同じ内容を正確に伝えます。会場が通夜と異なる場合や、駐車場に限りがある場合なども、この場で知らせておくと参列者が迷いません。言い間違いが心配なときは、葬儀社の司会者に案内を任せ、喪主は御礼だけを述べる分担もよく行われています。
通夜の受付や応対で喪主がすること
通夜では、喪主は祭壇の近くの席に座り、焼香に来た弔問客に黙礼で応えるのが一般的です。受付に出て一人ひとりを出迎える必要はなく、受付や案内は親族や手伝いの人に任せます。弔問客から声をかけられたときは、短くお礼を返せば十分で、長い会話は通夜振る舞いの席に移ってからにします。
僧侶が到着したときと帰るときには、喪主が挨拶をしてお礼を伝えます。お布施をいつ渡すかは寺院や地域によって異なるので、葬儀社の担当者に確かめておくと安心です。通夜の挨拶の原稿と一緒に、僧侶への挨拶の言葉も一言用意しておくと慌てずに済みます。
通夜の挨拶を短くまとめる工夫
通夜の挨拶で最も伝えたいのは、駆けつけてくれたことへのお礼です。故人の人柄や思い出は翌日の告別式で話すことにして、通夜では御礼と案内だけに絞ると、30秒ほどでまとまります。参列者が多い通夜では、焼香の列が途切れるまで時間がかかるため、挨拶を始める前に会場の様子を見て、帰り支度を始めた人がいないかにも気を配ると丁寧です。
通夜振る舞いの時間が限られている会場では、終わりの時刻も挨拶の中でさりげなく伝えておくと、参列者が予定を立てやすくなります。
よくある質問
- 通夜で挨拶をしない場合もありますか。
- 少人数の通夜や家族葬では、改まった挨拶を省き、喪主が一人ひとりにお礼を伝える形もあります。
- 通夜振る舞いの終わりにも挨拶は必要ですか。
- 終わりの時刻が来たら、喪主か親族の代表が短くお開きを告げるのが一般的です。「明日もございますので」と添えると自然に締めくくれます。
- 弔問客に個別に声をかけられたらどう答えますか。
- 「お忙しいところありがとうございます」と短くお礼を返せば十分です。長く話し込む必要はありません。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。