初盆・新盆のお布施|金額の目安・封筒の書き方・棚経のとき
初盆の法要は3万〜5万円、棚経は5,000〜1万円ほどが一般的な目安です。
| 場面 | 一般的な目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 初盆・新盆 | 30,000〜50,000円 | 自宅に僧侶を招いての法要の目安です。お盆の棚経(各家を回るお参り)は5,000〜10,000円ほどが目安です。 |
| 月命日・お盆のお参り | 5,000〜10,000円 | 毎月のお参り(月参り)は3,000〜10,000円ほどとする寺院が多いです。 |
一般的な目安です。寺院や地域、お付き合いの深さで大きく変わります。
どちらも白無地の封筒に「御布施」と濃い墨で書きます。僧侶が車で来られるときは、別の封筒でお車代も用意します。
初盆(新盆)のお布施の相場はいくらか
初盆は、四十九日の忌明けを過ぎてから初めて迎えるお盆のことで、関東では新盆(にいぼん・あらぼん)、関西や九州では初盆(はつぼん)と呼ぶことが多いです。亡くなってから初めて故人の霊が帰ってくるお盆として、通常の年より丁寧に供養する家が多く、親族や故人と親しかった人を招いて僧侶に読経をお願いする「初盆法要」を営むことがあります。
この初盆法要のお布施は、3万〜5万円ほどを目安とする家が多く見られます。法要の規模や、寺院とのお付き合いの深さで変わるのは他の法要と同じです。合同で初盆の供養を行う寺院では、案内状に金額が書かれていることもあるので、まず寺院からの案内を確かめてください。
四十九日を迎える前にお盆が来た場合は、その年ではなく翌年のお盆を初盆とするのが一般的です。たとえば7月下旬に亡くなり、四十九日が9月になるときは、翌年のお盆が初盆になります。
初盆の法要と棚経のお布施は何が違うか
お盆の期間には、僧侶が檀家の家を一軒ずつ回って仏壇や精霊棚の前で短くお経をあげる「棚経(たなぎょう)」が行われる地域があります。棚経は十数分ほどの短いお参りで、多くの家を順に回るため、お布施も5,000〜1万円ほどと法要より控えめなのが一般的です。
初盆の家では、この棚経とは別に親族を集めた法要を営むこともあれば、棚経を少し丁寧にしてもらって初盆の供養とすることもあります。法要として僧侶に時間をとっていただくなら法要のお布施の目安で、棚経だけなら棚経の目安で考えます。初盆だからと棚経のお布施を少し多めにする家もありますが、決まりがあるわけではありません。
精霊棚の準備とお布施を渡すタイミング
初盆では、仏壇の前や横に精霊棚(盆棚)を設け、位牌を移して、季節の野菜や果物、故人の好物、きゅうりの馬やなすの牛を供える家が多いです。白一色の白提灯を玄関や軒先に吊るすのも初盆ならではの習わしで、親族から盆提灯が贈られることもあります。棚の飾り方は宗派や地域で異なり、浄土真宗では精霊棚を設けないのが一般的です。
お布施は、僧侶が到着して挨拶をするときか、読経が終わってお茶を出し、お帰りになる前のお礼のときに渡します。棚経のように時間の短いお参りでは、読経後すぐに失礼される僧侶もいるので、あらかじめ封筒を切手盆にのせて手元に準備しておくと慌てずに済みます。渡し方の言葉などはお布施の渡し方で紹介しています。
新盆の時期は7月か8月か
お盆の時期は地域によって異なります。東京の都市部や一部の地域では7月13日〜16日の「7月盆(新暦盆)」、全国の多くの地域では8月13日〜16日の「8月盆(月遅れ盆)」が一般的です。沖縄などでは旧暦に合わせて毎年日付が変わる「旧盆」で行います。僧侶は同じ時期に多くの家を回るため、初盆の法要を希望するなら、早めに寺院へ日程を相談しておくと安心です。
初盆のお布施の封筒
封筒は白無地のものに、表書きを「御布施」、下に施主の名前を書きます。お盆の時期でも書き方は通常の法要と変わらず、濃い墨を使います。お盆の法事に黄白の水引の袋を用いる土地もあります。下の見本で、名前を入れた封筒の表と裏を確認できます。
見本メーカーを読み込んでいます…
初盆に招かれた側が持参する香典の目安や表書きは、初盆・新盆の香典にまとめています。
よくある質問
- 棚経のお布施にお車代は必要ですか。
- 棚経は僧侶が順に家を回るため、お車代を別に包まない家が多いです。地域によっては少額を添える習わしもあるので、近所の檀家の方にたずねると確実です。
- 初盆を合同供養で済ませる場合、お布施はどうしますか。
- 寺院が本堂で初盆の家をまとめて供養する場合は、案内に金額が示されていることが多いので、それに従います。示されていなければ、法要のお布施よりやや控えめにする家が多いです。
- 初盆のお布施は新札を使ってよいですか。
- お布施は前もって準備するお礼なので、新札で構わないとされます。
- 浄土真宗でも初盆の法要はありますか。
- 浄土真宗では霊が帰ってくるという考え方をとりませんが、仏の教えに感謝する「歓喜会(かんぎえ)」として初盆の法要を営むことがあります。お布施の書き方は他の宗派と同じく「御布施」です。
関連サイト
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。
お布施の金額:すべて一般的な目安です。寺院の費用についての有料の調査報告書は、引用に許諾が必要なため使っていません。