しきたりノート

内定辞退の手紙・詫び状の書き方

内定辞退の手紙は、電話で辞退を伝えた後に、承諾後の辞退や学校推薦のときなど改めてお詫びを伝えたい場合に送るのが一般的で、白い便箋に縦書きで拝啓から敬具までを書き、白無地の封筒で採用担当者あてに送ります。

辞退の連絡そのものは電話とメールで足りることが多く、手紙は「書面でもきちんとお詫びしたい」ときの追加の手段です。下のメーカーで文面を作り、縦書きの見本を見ながら便箋に書き写せます。

内定辞退のメール・手紙メーカーを読み込んでいます…

メーカーで手紙の文面を作る

このページのメーカーは、形式が「手紙(縦書き)」、内定承諾が「承諾書を出した後」の状態で開きます。区分(新卒か転職か)と理由の伝え方を選び、会社名や担当者、自分の氏名を入れると、手紙の文面ができあがります。

文面は、頭語の「拝啓」、時候の挨拶「時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」、内定へのお礼、辞退の結論、選んだ理由、承諾後ならそのお詫び、選考へのお礼、「まずは書中にてお詫びとご連絡を申し上げます。」、結語の「敬具」の順に並びます。「先に電話で伝えた」に印を付けると、電話で伝えた後であることを書き添える一文が入ります。その下に日付の「令和〇年〇月〇日」と自分の氏名(新卒は大学・学部も)、最後に会社名と担当者名が入ります。

形式を手紙にすると、便箋に書くときの縦書きの見本が下に表示されます。一行は24字ほどで折り返し、行頭に句読点が来ないように前の行の末尾に収め、「敬具」と日付は行の下にそろえています。文面は「コピー」でそのまま貼り付けに使えるほか、「テキストで保存」を押すと手元に .txt のファイルとして残せます。入力した名前や連絡先はこのページの中だけで使われ、送信されません。

手紙を送るかどうかの考え方

内定辞退は、まず電話で採用担当者に直接伝えるのが基本で、その後に記録としてメールを送る流れが一般的です。手紙まで送るかどうかは状況によって変わり、すべての辞退で必要とされるわけではありません。

一方で、内定承諾書を提出した後に辞退する場合や、学校の推薦を受けて応募した場合、入社前研修がすでに始まっている場合などは、電話の後に手紙でも改めてお詫びする人が多いです。会社から書面での連絡を求められたときも、手紙で送ります。

項目考え方・補足
便箋と封筒は白の無地便箋は白い縦書きの罫線入り、封筒は郵便番号の枠がない白の二重封筒か和封筒を使う人が多く、柄やキャラクターのものは避けます。
拝啓から敬具までの構成頭語の「拝啓」、時候と相手の繁栄を喜ぶ挨拶、内定のお礼、辞退の結論とお詫び、結びの一文、結語の「敬具」の順に書き、日付と自分の氏名、最後に会社名と担当者名を添えます。
宛名は採用担当者あて封筒の表には会社名、部署名、担当者の氏名に「様」を付けて書き、担当者がわからないときは「人事部 採用ご担当者様」とします。左下に赤字で「内定辞退の件」と添える書き方もあります。
手紙を送るとき内定を承諾した後の辞退や、学校の推薦で応募した場合、入社前の研修や手続きが進んでいる場合など、電話だけでは失礼と感じるときに、電話の後で送るのが一般的です。

便箋の書き方と注意

手紙は黒のボールペンか万年筆で手書きするのが一般的です。書き損じたら修正液は使わず、新しい便箋に書き直します。便箋が2枚以上になるときは、最後の一行だけが次の便箋に残らないよう、文の量を調整します。

理由は詳しく書く必要はなく、「家庭の事情により」「自分の適性を改めて考えた結果」など簡潔にとどめます。他社の名前を書いたり、待遇を比べたりする書き方は避けるのが無難です。縦書きの便箋の使い方そのものは縦書きの手紙の書き方にまとめています。

封筒の書き方と出し方

封筒の表には、会社の住所、会社名、部署名、担当者の氏名を書き、氏名には「様」を付けます。会社名は「(株)」と略さずに正式な名前で書きます。裏には自分の住所と氏名を書き、封をした後に「〆」を書くのが一般的です。宛名の書き方は封筒の宛名の書き方で確かめられます。

手紙は電話で辞退を伝えた後、できるだけ早く、遅くとも数日のうちに投函します。普通郵便で構いませんが、入社日が迫っているときは速達にすると届くのが早くなります。承諾後の辞退について詳しくは内定承諾書を出した後の辞退を、伝え方の全体は内定辞退の伝え方をご覧ください。

よくある質問

手紙はパソコンで作って印刷してもよいですか。
手書きでなければいけない決まりはありませんが、お詫びの気持ちを伝える手紙は手書きにする人が多いです。字に自信がなくても、丁寧に書けば気持ちは伝わります。
手紙だけで辞退を伝えてもよいですか。
手紙は届くまでに日数がかかり、相手が読んだかどうかもわかりにくいため、先に電話で伝えるのが一般的です。電話がつながらないときはメールで連絡し、その後に手紙を送ります。
菓子折りを添える必要はありますか。
一般的には必要とされていません。会社から来社を求められて訪問するときに、手土産を持参する人もいます。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。