婚姻届の証人
婚姻届の証人は、成年であれば誰でもなれ、2人に署名・生年月日・住所・本籍を書いてもらいます。
法務省は成年の証人2人の署名が必要で、押印は任意としています。外国籍の人も証人になれ、本籍の欄には国籍を書きます。
証人に書いてもらう欄
| 項目 | 考え方・補足 | 出典 |
|---|---|---|
| None | 成年の人2人に、署名と生年月日、住所、本籍を書いてもらいます。 | 法務省「婚姻届」 |
| None | さいたま市は、外国籍の人も証人になれ、本籍の欄には国籍を、署名には本国の氏名を書くと案内しています。カタカナで書くかアルファベットで書くかは、届出先の市区町村に確かめます。 | さいたま市「婚姻届の証人」 |
証人の欄は用紙の右側にあり、2人分が並んでいます。それぞれに署名、生年月日、住所、本籍を書いてもらいます。署名は本人の自筆が原則で、夫婦で証人になる場合も一人ずつ自分で書きます。押印の欄は残っている用紙もありますが、2021年9月からは任意です。
本籍がわからない人は多いので、頼むときに「本籍も書いてもらう欄がある」と前もって伝えておくと、書き直しの手間が減ります。
誰に頼めるか
証人は18歳以上の成年であれば、親、きょうだい、友人、職場の上司など、誰に頼んでもかまいません。両家の父親に一人ずつ頼む家や、結婚のきっかけになった友人に頼む人もいます。夫婦それぞれから一人ずつ選ぶと、両家の釣り合いがとれると考える人も多いです。
証人は婚姻の意思を確認する立場で、後で責任を負うものではありません。そのことを伝えると、頼まれた側も引き受けやすくなります。
外国籍の人が証人になるとき
さいたま市は、外国籍の人も証人になれ、本籍の欄には国籍名を、署名には本国の氏名を書くと案内しています。氏名をカタカナで書くかアルファベットで書くかは示されていないため、届け出る市区町村に事前に確かめるのが安心です。台湾など、国籍の代わりに地域を書ける場合もあると法務省の記載例に注記があります。
頼み方の文例
証人を頼むときは、届出の予定日と、書いてほしい欄を添えて早めに伝えます。用紙は郵送でも受け渡しできますが、書き損じに備えて予備を一枚添えると親切です。
お父さん、来月の〇日に婚姻届を出すことにしました。証人の欄に署名をお願いしたいので、週末に用紙を持っていきます。本籍も書く欄があるので、確かめておいてもらえると助かります。
結婚することになって、婚姻届の証人をお願いしたいんだけど、引き受けてもらえるかな。用紙を郵送するから、名前と生年月日、住所と本籍を書いて送り返してもらえたらうれしいです。
書いてもらった後は、お礼の言葉を伝え、親しい相手には食事に誘ったり、ささやかな品を渡したりする人もいます。証人の書き方の配置は婚姻届の記入例メーカーで確かめられ、提出の流れは婚姻届の提出先と出し方で説明しています。
用紙の受け渡しで気をつけたいこと
遠方の人に頼むときは、用紙を郵送して記入してもらい、返送してもらうのが一般的です。折り目がついても受理に影響はないとされますが、汚れや破れを防ぐためにクリアファイルに挟んで送ると安心です。返信用の封筒と切手を同封しておくと、相手の負担を減らせます。
証人に書いてもらうのは、夫と妻の欄を書き終えてからにする人が多いです。先に二人の欄を埋めておけば、証人が全体を見て安心して署名できます。用紙を二枚用意して、一枚を予備にしておく方法もよく使われます。
証人の生年月日は元号で書くのが一般的ですが、西暦で受け付ける市区町村もあります。住所は住民票のとおりに、番地やマンション名まで書いてもらうと、窓口での確認がすみやかに進みます。
よくある質問
- 証人は親でなければいけませんか。
- 成年であれば親以外でもかまいません。友人や職場の人に頼む人もいます。
- 証人2人が夫婦でもよいですか。
- 成年であれば夫婦でもかまいません。署名はそれぞれが自分で書きます。
- 証人の欄を書き間違えたときは。
- 二重線で消して書き直すのが一般的です。修正液は使いません。直し方は届出先の指示に従います。