しきたりノート

退職の挨拶を英語で

英語の退職の挨拶は、件名に Farewell や Leaving を入れ、退職日、在職中のお礼、後任と今後の連絡先、相手の成功を願う一文の順に短く書くのが一般的です。

外資系の会社や海外の取引先がいる職場では、日本語の文面のあとに英語を並べて一通で送ることもあります。どちらにするかは、社内でよく使われている形に合わせると安心です。

件名の例

日本語の件名と並べる場合は「退職のご挨拶 / Farewell」のように、スラッシュで区切って一行にまとめます。

社内向けのお別れのメール

社内の同僚に送る英語のメールは、くだけすぎない程度の親しい言い方が一般的です。次の流れで組み立てると、短くてもまとまります。

  1. Dear all,(皆さんへ)
  2. As some of you may know, Friday, October 31 will be my last day at the company.(ご存じの方もいると思いますが、10月31日(金)が最終出社日です。)
  3. Thank you so much for all your support and kindness over the past five years.(この5年間、支えていただき本当にありがとうございました。)
  4. I have learned so much from working with you.(皆さんと働く中で多くのことを学びました。)
  5. Please feel free to stay in touch.(これからも気軽に連絡をください。)
  6. I wish you all the very best.(皆さんのご活躍をお祈りしています。)

英語圏の職場では、最終日に全員へ一斉に送る短いお別れのメールが習慣になっていて、件名だけで内容がわかるようにするのが一般的です。日本の会社で英語のメールを送るときも、長い前置きは省き、最終出社日とお礼を最初の数行に入れると読んでもらいやすくなります。

私用のメールアドレスを書くかどうかは任意です。書く場合は、社外秘の情報と混ざらないよう、本文の最後に一行だけ添えます。

取引先向けのメールと後任の紹介

取引先には、退職の報告とお礼に加えて、誰が仕事を引き継ぐかも伝えるのが一般的です。英語では後任を CC に入れて紹介するのが一般的です。

日本語と英語を並べるとき

同じ内容を二つの言語で書くときは、日本語の本文を先に、英語をあとに置くのが一般的です。英語の部分は日本語を一文ずつ訳すより、要点だけを短くまとめた方が読みやすくなります。日本語の挨拶メールは退職の挨拶メールと社外・取引先への退職の挨拶メールで作れます。

英語では、日本語の「お世話になりました」にあたる決まった表現がないため、具体的に何に感謝しているかを書く方が気持ちが伝わります。年末年始の英語の挨拶は年末年始の英語の挨拶にまとめています。

よくある質問

Dear all と Hi all はどちらを使えばよいですか。
社内の親しい同僚なら Hi all でも構いません。上司や他部署を含む広い相手には Dear all の方が無難です。
英語の退職理由はどう書けばよいですか。
書かなくても構いません。書くなら I have decided to pursue a new opportunity(新しい道に進むことにしました)のように、前向きで短い一文にとどめます。
署名はどう書きますか。
Best regards や Kind regards のあとに名前を書きます。最終出社日以降は会社のメールが使えなくなることが多いため、必要なら別の連絡先を添えます。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。