四十九日のお供え
四十九日のお供えは、日持ちのする個包装の菓子や果物、線香、生花が一般的で、掛け紙は黒白か黄白の結び切りに「御供」と書き、四十九日の法要からは香典の表書きも「御仏前」に変わります。
施主の側は、祭壇に飾る花や供物、本位牌、参列者への引き出物を用意し、香典へのお礼は忌明けの後に香典返しとして贈るのが一般的です。
四十九日に持っていくお供え
四十九日の法要に招かれたら、香典に加えてお供えの品を持参する人が多いです。お供えは法要の後に施主の家族で分けたり、参列者に分けて持ち帰ってもらったりするため、一つずつ包装された焼き菓子やせんべい、羊羹など、常温で日持ちするものが選ばれます。果物は籠盛りにすると祭壇が華やかになりますが、重さがあるので、遠くから参列するなら菓子にするほうが運びやすいです。
花を贈る場合は、白を基調に淡い色を合わせた生花がよく選ばれます。四十九日は忌明けの法要なので、葬儀のときほど白一色にこだわらない家もあります。花は当日に会場へ届くよう、施主に了解を得てから手配します。
金額の考え方
お供えの金額は、香典を別に包むかどうかで考え方が変わります。香典を包むなら、お供えは添える程度の品にし、香典を包まない間柄なら、お供えだけで気持ちを表します。故人と特に親しかった場合や、会食に招かれている場合は、香典とお供えを合わせた全体で考える人が多いです。
法事のお供えのおおよその目安は法事のお供えに、四十九日の香典の金額の目安は四十九日の香典にまとめています。高すぎる品は、施主にお返しの気づかいをさせることがあるので控えます。
のしの書き方
お供えの掛け紙は、黒白か双銀の結び切りの水引に、表書きを「御供」「御供物」とするのが一般的です。関西や北陸などでは、四十九日の法要から黄白の水引を使う地域もあります。名前は水引の下に、フルネームか「〇〇家」と書きます。
香典の表書きは、四十九日の法要の前までは「御霊前」、法要からは「御仏前」とするのが一般的です。浄土真宗では時期に関係なく「御仏前」を使います。書き方は表書きの見本メーカーで確かめられます。
施主が用意するもの
- 祭壇の花と供物:後飾りの祭壇や寺の本堂に飾る花、果物や菓子。寺で営む場合は、何を用意するかをお寺に確かめます
- 本位牌:法要で開眼をしてもらうため、当日までに用意します
- 引き出物:参列者に当日渡す品。香典返しを兼ねる地域では、香典の額に見合う品を選びます
- 会食:法要の後のお斎の席と料理
お返しと香典返し
四十九日の法要に来てくれた人には、当日に引き出物を渡します。これとは別に、葬儀から四十九日までにいただいた香典へのお礼として、忌明けの後に挨拶状を添えて香典返しを贈るのが一般的です。香典返しの掛け紙の表書きは「志」が全国で使われ、関西などでは「満中陰志」とすることもあります。
よくある質問
- 四十九日に香典とお供えの両方が必要ですか。
- 地域や家によります。香典だけで十分とする地域もあり、迷ったら同じ親族の年長者に尋ねます。
- お供えを郵送してもよいですか。
- 参列できないときは、法要の前日までに届くよう送り、短い手紙を添えます。
- お供えの品は誰に渡しますか。
- 会場で施主に挨拶するときに、紙袋から出して両手で渡します。自分で祭壇に置くのではなく、施主に供えてもらいます。
出典・確認日
服装・お供え・のし・お返し:一般的な慣習をまとめたもので、地域や家、お寺によって違います(2026年10月25日確認)。