しきたりノート

三回忌の香典|金額の相場・表書き・2年後の数え方

三回忌は亡くなってから満2年、香典は「御仏前」で親族1万〜3万円

法要親族友人・知人補足
三回忌10,000〜30,000円3,000〜10,000円一周忌と同じか、やや少なめにする人が多いです。

一般的な目安です。調査の数字ではありません。

友人・知人は3,000〜1万円が一般的な目安です。一周忌と同じか、少し控えめにする人が多くなります。

「3回忌は2年後」になる数え方

三回忌という名前から3年後と思われがちですが、実際は亡くなってから2年後の命日に営みます。理由は、亡くなった日を1回目の忌日として数える「数え」の考え方をとるためです。亡くなった年が1回目、翌年の一周忌が2回目、その次の年が3回目の三回忌、という数え方になります。

たとえば2025年に亡くなった方の三回忌は2027年です。一周忌だけは満1年の数え方なので、一周忌と三回忌の間は1年しかありません。七回忌が6年後、十三回忌が12年後になるのも同じ理屈で、回数から1を引いた年数と覚えておくと迷いません。

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三回忌の香典の金額

三回忌は、一周忌と並んで親族や親しい人を招いて営まれることの多い法要です。香典は親族で1万〜3万円、友人・知人で3,000〜1万円が一般的な目安で、一周忌と同額か少し少なめにする人が多いです。

会食のある法要なら、その分を考えて包みます。夫婦や家族で出席するときは、一世帯で一つの袋にまとめ、人数に合わせて額を少し増やします。親族の間で毎回の額がほぼ決まっている家もあるので、前回の法要でいくら包んだかを控えておくと次の回に役立ちます。

三回忌の香典の表書きと袋

仏式の表書きは「御仏前」が一般的で、「御供物料」とすることもあります。浄土真宗でも同じく「御仏前」です。墨は濃墨で構いませんが、地域や家によっては年忌法要でも薄墨を使います。

水引は黒白か双銀の結び切りで、関西や北陸の一部では黄白も使われます。包む額が1万円ほどなら実物の水引が付いた袋、5,000円程度なら印刷の袋が釣り合います。中袋の金額は「金壱萬円」のような大字で書くのが一般的です。

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三回忌に出られないとき、招かれないとき

三回忌から身内だけで営む家も増えてきました。招待状や連絡を受けて出席できないときは、法要の前に香典を現金書留で送り、出席できないおわびを書き添えるのが丁寧です。供物や供花を送る形でも構いません。

招かれていない場合に香典を送る必要はありません。故人と親しかった人なら、命日のころに線香や菓子などを送ると遺族にも気持ちが伝わります。施主が僧侶に渡すお礼の目安は三回忌のお布施で扱っています。

三回忌に持っていく供物と服装

三回忌では、香典と一緒に菓子や果物、線香などの供物を持参する人もいます。品物は施主が親族に分けやすい個包装のものが喜ばれやすく、のし紙は黒白の結び切りに「御供」と書くのが一般的です。

服装は喪服が基本ですが、身内だけの三回忌では略喪服や地味な平服でよいとする家もあります。案内の書き方を見て判断し、迷ったら喪服を選んでおくと安心です。

三回忌を節目に法要の規模が変わる

三回忌は、親族以外の友人や知人まで招く最後の法要とする家が多いといわれます。七回忌からは家族と近い親族だけで営むことが増えるため、故人の友人として招かれるのは三回忌が最後になることもあります。久しぶりに顔を合わせる親族も多い場なので、遺族への近況のあいさつを兼ねて出席するとよいでしょう。

よくある質問

三回忌は3年目の命日に行うのではないのですか。
満2年目の命日です。亡くなった年を1回目と数えるため、3回目は2年後になります。
三回忌と別の故人の法要を一緒に行う場合、香典は分けますか。
複数の故人の法要を同時に営む「併修」では、香典を一つにまとめ、額を少し多めにする人が多いです。
三回忌で喪服を着るべきですか。
三回忌までは喪服で出席する人が多く、七回忌以降は地味な平服で構わないとされることが多いです。案内に「平服で」とあればそれに従います。

関連サイト

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。

金額の目安:特定の調査ではなく、一般的な目安として示しています。