しきたりノート

結婚式の主賓・上司のスピーチ例文

主賓や上司のスピーチは、自己紹介と関係、職場での人柄を表す場面、二人への励まし、結びのお祝いの順に、3〜5分ほどで話すのが一般的です。

乾杯の挨拶は30秒〜1分ほどに収め、会社の宣伝や過去の恋愛などの話題は避けます。

主賓スピーチの構成と長さ

項目考え方・補足
構成自己紹介と新郎新婦との関係、職場での人柄や仕事ぶり、二人への励まし、結びのお祝いの順が一般的です。
長さは3〜5分主賓の挨拶は、一般的には3〜5分ほどです。
職場での人柄を伝える具体的な場面を一つ挙げると、人柄が伝わりやすくなります。
会社の宣伝をしない会社の業績や事業の説明が長くなると、お祝いの場にそぐわないと受け止められます。

主賓の挨拶は、披露宴の初めに新郎側と新婦側から一人ずつ頼まれることが多く、会場の空気をつくる大切な役目です。まず両家へのお祝いを述べ、自分の名前と新郎新婦との関係を伝えます。続いて、職場での人柄や仕事ぶりがわかる場面を一つ挙げ、家庭を築く二人への励ましを添えて、お祝いの言葉で締めくくるのが一般的な組み立てです。

長さは3〜5分ほどが目安とされますが、披露宴の進行が詰まっている場合は短めのほうが喜ばれます。新郎新婦や司会者に、持ち時間の目安を事前に尋ねておくと安心です。

主賓・上司のスピーチの例文

新郎の上司が主賓として話す想定の例文です。部署名や年数、仕事の場面は実際のものに置き換えてください。具体的な出来事を一つ入れると、会場に人柄が伝わりやすくなります。

職場での人柄の伝え方

上司の立場からのスピーチでは、仕事ができるという評価だけでなく、その人らしさが表れた場面を話すと、親族や友人にも伝わります。たとえば、後輩への接し方や、困ったときに周りを助けた出来事などです。新婦や新郎と初対面の場合は、会ってみて感じた印象を一言添える程度にとどめ、知らないことを想像で語らないようにします。

夫婦としての心構えを話すときは、自分の経験を押しつける形にならないよう、短く温かい言葉にするのが一般的です。

避けたほうがよい話題

会社の業績や事業の説明が長くなると、お祝いの場にそぐわないと受け止められることがあります。過去の恋愛や、本人が恥ずかしいと感じる失敗談の暴露、仕事の厳しさを強調しすぎる話も、親族の前では控えるのが一般的です。転勤や退職の予定、子どもの話題など、二人が公にしていない予定に触れることも避けます。

言葉の面では、別れや繰り返しを連想させる言葉を気にする年配の方が多いため、原稿ができたら忌み言葉チェッカーで確かめておくと安心です。友人の立場で話す場合の組み立ては友人代表スピーチの例文と作り方、出席できないときに送る電報は祝電の送り方と文例にまとめています。

乾杯の挨拶

項目考え方・補足
乾杯の挨拶は短く30秒〜1分ほどが一般的です。ゲストはグラスを持って立っているので、短くまとめます。

乾杯の挨拶は、主賓の挨拶の後に、新郎新婦の上司や恩師などが頼まれることが多い役目です。ゲストはグラスを手に立ったまま聞いているため、自己紹介とお祝いを短く述べたら、すぐに唱和に移ります。グラスを持つよう促す一言を入れると、会場の動きがそろいます。

乾杯の発声は、会場全体に聞こえるようはっきりと言い、グラスは目の高さまで上げるのが一般的です。スピーチや乾杯を引き受けた人へのお礼についてはスピーチや受付を頼んだ人へのお礼を参考にしてください。

よくある質問

主賓のスピーチは原稿を読んでもよいですか。
原稿を読んでも失礼にはなりません。便箋や奉書紙に清書しておき、読み上げる形を選ぶ人もいます。
新婦側の主賓は何を話せばよいですか。
新婦の職場での仕事ぶりや人柄を中心に話します。構成は新郎側の主賓と同じで構いません。
乾杯の前に長く話してしまったらどうなりますか。
ゲストがグラスを持ったまま待つことになるため、乾杯の挨拶は1分ほどまでに収めるのが一般的です。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。