しきたりノート

結婚式の祝電の送り方と文例

結婚式の祝電は、式の前日までに会場あてに届くよう申し込み、宛名は新郎新婦の連名(新婦は旧姓)、差出人はフルネームにするのが一般的です。

文面は60〜100字ほどにまとめ、「切れる」「別れる」などの忌み言葉や、「重ね重ね」などの重ね言葉を避けます。

祝電の文面を作る

相手との関係と言葉づかいを選ぶと、祝電に向いた長さの文面が三つ表示されます。上司や取引先に送るならていねい、学生時代の友人なら親しみのある言い回しを選ぶとよいでしょう。思い出の一文を入れると、司会者が読み上げたときにも送り主らしさが伝わります。

結婚式メッセージメーカーを読み込んでいます…

祝電の送り方と届ける日

項目考え方・補足
送り方NTTの電報(局番なしの115番)か、Webの電報サービスから申し込むのが一般的です。
届ける日式の前日までに会場あてに届くよう手配します。当日の朝に届くよう日時を指定することもできます。
宛先式場の住所と、挙式の日時、披露宴の開始時刻を書きます。
宛名新郎新婦の連名にし、新婦は旧姓で書くのが一般的です。どちらか一人と面識があるときは、その人の名前だけにすることもあります。
差出人司会者が読み上げるため、フルネームで書き、関係がわかるよう肩書きや「〇〇大学 同期一同」などを添えます。
長さ60〜100字ほどが一般的で、読み上げても30秒ほどに収まります。
台紙の選び方押し花や刺しゅう、ぬいぐるみ付きなど台紙はさまざまで、上司や取引先には落ち着いたもの、友人には華やかなものが選ばれます。
忌み言葉を避ける「切れる」「別れる」「重ね重ね」など、別れや繰り返しを連想させる言葉は避けるのが一般的です。

祝電は、電話の局番なしの115番から申し込むNTTの電報か、インターネットで申し込める電報サービスを使うのが一般的です。どちらも、式場の住所と挙式の日時、披露宴の開始時刻を伝えれば、会場の受付や控室に届けてもらえます。申し込みの締め切りはサービスによって違うため、日にちに余裕をもって手配しておくと慌てずに済みます。

届ける日は式の前日までが目安で、当日の朝に届くよう時間を指定する人もいます。司会者は披露宴の前に届いた電報を確認し、読み上げるものを選ぶため、開宴の直前に届くと紹介されないことがあります。式場によっては電報の受け取りの時間を決めているところもあるので、案内状に書かれていなければ会場に確かめておくと安心です。

宛名と差出人の書き方

宛名は新郎新婦の連名にし、新婦は旧姓で書くのが一般的です。電報は披露宴の会場で読み上げられるもので、ゲストの多くが旧姓で新婦を知っているためとされます。新郎か新婦のどちらか一方としか面識がない場合は、その人の名前だけにする書き方もあります。

差出人は、司会者が読み上げたときに誰からの電報かがわかるよう、フルネームで書きます。会社の上司として送るなら社名と役職を、友人グループで送るなら「〇〇高校 同級生一同」のように関係が伝わる名前を添えます。会社名義の電報は、代表者の名前まで入れると改まった印象になります。

相手別の祝電の文例

友人、上司、同僚、親戚、取引先、部下に送る文例です。それぞれ読み上げて30秒ほどに収まる長さにしてあります。名前の部分を書き換え、相手との関係に合う言葉を一つ足すと、その人だけに向けた祝電になります。

会社として取引先の担当者に送る場合は、個人的な思い出よりも、門出を祝う定型の言葉と両家への挨拶を中心にするのが一般的です。反対に友人への電報は、多少くだけた言葉でも会場が和むと受け止められることが多く、関係の近さに合わせて選べます。

忌み言葉を避けるための見直し

祝電は大勢の前で読み上げられるため、結婚のお祝いで避けたほうがよいとされる言葉を使っていないか、送る前に確かめておきます。年配の親族ほど、別れや繰り返しを連想させる言葉を気にする傾向があるとされます。書き上げた文面は忌み言葉チェッカーに貼り付けると、言い換えの候補と一緒に確かめられます。

台紙は、上司や取引先には落ち着いた色や柄のもの、友人には花やぬいぐるみの付いた華やかなものが選ばれることが多いです。欠席の連絡と合わせて祝電を送るときの考え方は結婚式の断り方、カードや芳名帳の言葉はお祝いメッセージの文例集にまとめています。

よくある質問

祝電は出席する場合でも送ってよいですか。
送っても構いませんが、一般的には欠席する人や、招待されていない立場からお祝いを伝える人が送るものです。出席するなら、当日に直接言葉をかけるほうが喜ばれます。
祝電の宛先は自宅でもよいですか。
披露宴で読み上げてもらうなら会場あてにします。式を挙げない場合や、式の後に届けたい場合は自宅あてにする人もいます。
文字数に決まりはありますか。
決まりはありませんが、60〜100字ほどが一般的です。料金が文字数で変わるサービスもあるため、申し込む前に確かめます。
新婦の旧姓がわからないときはどうしますか。
共通の友人に尋ねるか、新郎新婦の名前だけを書いて差出人で関係が伝わるようにします。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。