しきたりノート

結婚式のバッグのマナー|サイズ・素材・サブバッグ

結婚式のバッグは、布やサテン、ビーズの小さめのパーティーバッグを選ぶのが一般的です。

サイズと素材の選び方

項目考え方・補足
小さめのパーティーバッグ手で持てる小さめのクラッチやハンドバッグが一般的です。長財布が入らない大きさのものも多いため、中身を絞ります。
布・サテン・ビーズの素材布やサテン、ビーズ、パール付きのものが選ばれます。革やアニマル柄、爬虫類の型押しは殺生を連想させるとして避けるのが一般的です。
サブバッグは布のものを入りきらない荷物はサブバッグに入れます。紙袋やショップの袋は普段使いに見えるため、布製のきれいなサブバッグが一般的です。
クロークに預けるものサブバッグやコート、大きな荷物はクロークに預け、席にはパーティーバッグだけを持ち込むのが一般的です。貴重品はパーティーバッグに入れて手元に置きます。
チェーンや金具ショルダーチェーンが付いたものは、外して手持ちにすると改まった印象になります。

パーティーバッグは、片手で持てるクラッチや小ぶりのハンドバッグが一般的です。披露宴の席ではバッグを椅子の背もたれと体の間に置くことが多く、大きなバッグは置き場所に困ります。長財布や化粧ポーチがそのまま入らない大きさのものも多いため、当日持つものを先に決めてから選ぶと失敗しにくくなります。

素材は、サテンやシルク風の布、ビーズやパールをあしらったもの、光沢を抑えた金銀のものがお祝いの席に合うとされます。革のバッグは、動物の皮を使うことから殺生を連想させるとして避ける人が多く、特に年配の方や格式を重んじる家では気にされやすい傾向があります。考え方は弔事の小物と共通で、喪服 女性のマナーでも触れています。ヘビやワニの型押しは、本物の革でなくても見た目で同じように受け止められるため、控えておくと安心です。

サブバッグとクロークの使い分け

パーティーバッグに入りきらない荷物は、サブバッグにまとめます。紙袋やショップの袋は普段使いの印象が強いため、布製で落ち着いた色の手提げを選ぶのが一般的です。引き出物は会場で紙袋に入れて渡されることが多いので、帰りの荷物が増えることも見込んでおきます。

会場に着いたら、コートやサブバッグ、着替えなどの大きな荷物はクロークに預け、受付と披露宴の席にはパーティーバッグだけを持っていきます。財布やスマートフォンなどの貴重品は預けずに手元に置くのが基本です。冬の式でブーツから履き替える場合も、脱いだ靴はサブバッグに入れて預けます。冬の装いの段取りは冬の結婚式のお呼ばれ服装にまとめています。

当日の持ち物

項目考え方・補足
ご祝儀袋とふくさご祝儀袋は慶事用のふくさに包んで持ちます。
ハンカチ白や淡い色の布のハンカチを持ちます。
小さめの財布・スマートフォンパーティーバッグに入る小さめの財布を用意します。
化粧直しの道具口紅やあぶらとり紙など、最小限にまとめます。
予備のストッキング伝線に備えて、サブバッグに一足入れておく人が多いです。
招待状や会場の案内会場の地図や受付の時間を確認できるようにしておきます。

ご祝儀袋は、そのままバッグに入れると角が折れたり水引が崩れたりするため、慶事用のふくさに包んで持つのが一般的です。ふくさの色や包み方はご祝儀袋のお札の入れ方・ふくさで確認できます。受付ではバッグからふくさを取り出し、その場で開いてご祝儀袋を渡すので、取り出しやすい位置に入れておきます。

ハンカチは白か淡い色の布のものが一般的で、タオル地のハンドタオルはサブバッグに入れておくと、化粧室などで使えます。スマートフォンは挙式の間は電源を切るかマナーモードにし、撮影が許されている場面でだけ使います。予備のストッキングや絆創膏など、もしものときに使うものはサブバッグにまとめておくと、パーティーバッグを小さく保てます。

チェーン付きのバッグや和装のとき

ショルダーチェーンの付いたバッグは、肩に掛けるとカジュアルに見えることがあるため、チェーンを外すか内側にしまい、手で持つのが一般的です。会場によっては、移動の多い受付係や余興の担当者が両手を空けるために肩に掛けることもあり、厳しく見られないこともあります。

着物で出る場合は、草履とそろいの礼装用のバッグを合わせます。洋装用のパーティーバッグでも、布や金銀の素材なら合わせられますが、和装用のものを選ぶほうが統一感が出ます。着物の小物は結婚式に着物で出席するとき、靴との合わせ方は結婚式の靴のマナーを参考にしてください。

よくある質問

普段使いのハンドバッグで出てもよいですか。
革製や大きめのものはカジュアルに見えるとして避ける人が多いです。手持ちがない場合は、布やサテンの小さなバッグを用意すると安心です。
黒のバッグでもよいですか。
黒のバッグも一般的ですが、ドレスや靴まで黒の場合は全身が黒になるため、明るい色やパール付きのバッグで華やかさを足す人が多いです。
サブバッグは何色がよいですか。
ドレスやパーティーバッグになじむ色が選ばれます。白や黒、ベージュ、紺など落ち着いた色の布製のものが一般的です。
引き出物の袋はどう持てばよいですか。
会場で渡された袋をそのまま持ち帰るのが一般的です。サブバッグに入らない場合は、袋の持ち手をまとめて手で持ちます。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。