しきたりノート

おみくじは結ぶ?持ち帰る?

おみくじは、結んで帰っても持ち帰っても構いません。

神社本庁は、結び所に結んで帰る習わしもあるが、持ち帰っても差し支えないとしています。凶が出たときは結んで帰る人が多く、結ぶなら木の枝ではなく神社が用意した結び所を使うのが一般的です。

結ぶか持ち帰るか

項目考え方・補足出典
結んでも持ち帰ってもよい神社本庁は、結び所に結んで帰る習わしもあるが、持ち帰っても差し支えないとしています。神社本庁「おみくじ」
凶が出たら結んで帰る習わしもよくない結果のおみくじを結んで、神さまとの縁を結び直すとする習わしがあります。
結ぶのは決められた場所に木の枝に結ぶと木を傷めるため、神社が用意した結び所に結びます。
順位は神社ごとに違う大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶、大凶の七段階が多く、半吉や末小吉などを加えた十二段階のおみくじもあります。
持ち帰ったおみくじの扱い読み返して戒めにし、翌年の初詣で授かった神社に納めるのが一般的です。

おみくじは、神さまからの言葉として受け止め、これからの過ごし方の指針にするものとされています。結果のよしあしよりも、書かれている言葉の中身を読むことが大切だと言われます。

よい結果が出たときは、財布や手帳に入れて持ち歩き、ときどき読み返す人が多いです。気になる言葉があったときも、持ち帰って一年の戒めにするという考え方があります。結ぶか持ち帰るかに正解はないので、自分の気持ちに合う方を選んで構いません。

順位は神社によって違う

おみくじの順位は、大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶、大凶の七段階がよく見られます。ただし吉と中吉のどちらが上かは神社によって扱いが分かれ、半吉や末小吉、平などを加えた十二段階前後のおみくじを出しているところもあります。

順位の並びが気になるときは、おみくじの箱の近くや授与所に掲示がないか確かめてみてください。同じ「吉」でも神社によって位置づけが違うため、ほかの神社の結果と比べてもあまり意味はないと考えられています。

凶が出たとき、結ぶ場所

凶や大凶が出ると不安になりますが、今がいちばん低いところで、これから上向くという意味に受け取る考え方もあります。よくない結果を結び所に結び、神さまとの縁を結び直してから帰るという習わしが広く知られています。

結ぶときは、境内の木の枝ではなく、神社が設けた専用の結び所を使います。木の枝に結ぶと木が傷むため、結び所を用意している神社がほとんどです。ひっくり返して引き直すことについては、決まりはありませんが、最初に出た言葉を大切にする人が多いです。

持ち帰ったおみくじの翌年の扱い

持ち帰ったおみくじは、一年の間ときどき読み返し、翌年の初詣で授かった神社に納めるのが一般的です。お守りやお神札と一緒に古札納所へ納める人も多いです。納め方の考え方はお守り・お札の返納のページにまとめています。参拝の手順は参拝の作法をご覧ください。

おみくじの読み方

おみくじには運勢の順位だけでなく、和歌や神さまの教え、願望、待ち人、失せ物、旅行、商売、学問、病気、縁談といった項目ごとの言葉が書かれています。神社によっては、和歌の意味をわかりやすく解説した文が添えられていることもあります。

順位が大吉でも「油断すると思わぬつまずきがある」と書かれていることがあり、逆に凶でも「辛抱すればよい方向へ向かう」とあることも少なくありません。結果の文字だけで一喜一憂するより、自分が気になっている項目の言葉を一年の心がけとして読み取ると、おみくじを引いた意味が深まると言われています。

英語や中国語のおみくじを用意している神社や、動物の形の入れ物に入ったおみくじもあり、子どもと一緒に引く楽しみもあります。

よくある質問

おみくじは一日に何回引いてもよいですか。
決まりはありませんが、一度引いた結果を大切にする人が多いです。悩みごとが変わったときに改めて引くという人もいます。
持ち帰ったおみくじはどこに保管すればよいですか。
財布や手帳、神棚など、粗末にならない場所に保管するのが一般的です。
別の神社のおみくじを結んでもよいですか。
結ぶなら、引いた神社の結び所に結ぶのが一般的です。持ち帰った場合は、翌年に授かった神社へ納めます。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。

参拝の作法・お賽銭・おみくじ・お神札:神社本庁「参拝方法」ほか同庁の各ページとよくある質問、東京都神社庁「参拝の作法」(2026年10月15日確認)。四拍手は出雲大社と宇佐神宮の公式サイトによります。