年賀状じまいの文例 80代
80代の年賀状じまいは、本人の名前で短くまとめるか、家族が代筆して本人の近況を添える形が多く見られます。
長年のご厚情へのお礼を中心に書き、理由は「高齢のため」程度にとどめると、相手に余計な心配をかけずに済みます。
80代向けの文例
80代では、文面を短くまとめる人が多いです。本人の名前で出す場合の文例です。
謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。八十路を迎え、筆を持つ手も思うに任せなくなりましたので、本年をもって年賀状を失礼させていただきます。長い間温かいお便りをいただき、心より感謝しております。皆様のお幸せをお祈りいたします。
あけましておめでとうございます。高齢のため、年賀状は本年で最後といたします。長年のご厚情に深く感謝申し上げますとともに、今後もお付き合いいただければ幸いに存じます。
新年おめでとうございます。九十歳も近くなり、年賀状を書くのは今年でおしまいにします。あなたからのはがきを毎年楽しみにしていました。たまには声を聞かせてくださいね。
本人の名前で出すときのポイント
80代の年賀状じまいでは、これまでの長いお付き合いへの感謝が文面の中心になります。何十年もやり取りしてきた相手も多いはずなので、「長年にわたり温かいお便りをいただき」のように、続けてきた年月に触れると、相手にも気持ちが伝わりやすくなります。
理由は、細かい体調の様子を書くと相手を心配させてしまうことがあります。「高齢となりましたので」と簡潔に書き、元気に過ごしていることを一言添えると、相手も安心して受け取れます。字を書くのが負担な場合は、文面を印刷にして、署名だけを手書きにする方法もあります。
家族が代筆するときの書き方
本人が文字を書くのが難しい場合や、施設に入っている場合は、子どもや孫が代わりに年賀状じまいを書くことがあります。代筆の場合は、誰が書いているかを文面の中で明らかにしておくのが一般的です。差出人は本人の名前にし、文末に「代筆 長男〇〇」のように書き添えると、相手が戸惑わずに済みます。
家族からの連絡であることがわかると、相手は本人の様子を気にかけるものです。代筆の文面には、本人が穏やかに過ごしていることや、相手からの便りを喜んでいたことを一言入れると、相手も安心します。
謹んで新春のお慶びを申し上げます。母〇〇は九十歳を迎え、手紙を書くことが難しくなりましたので、本年をもって年賀状を控えさせていただくことになりました。長年賜りましたご厚情に、本人に代わり厚く御礼申し上げます。
あけましておめでとうございます。父〇〇に代わりましてご挨拶申し上げます。父も高齢となり、今年を区切りに年賀状を失礼することにいたしました。皆様にいただいたご縁を父はいつも喜んでおりました。今後とも変わらずお見守りいただけましたら幸いです。
年賀状じまいの後の連絡先を伝える
80代の本人に代わって家族が連絡を受けるようになる場合は、今後の連絡先として家族の電話番号やメールアドレスを書き添えておくと、相手が困りません。特に、本人が入院や施設への入居を控えているときは、何かあった際の連絡先を知らせておくことが、相手への思いやりにもなります。
よくある質問
- 代筆であることは書いたほうがよいですか?
- 書いておくのが一般的です。筆跡が違うと相手が気にすることがあるため、「代筆」と添えて家族の名前を書きます。
- 本人が亡くなった後に年賀状が届いたらどうすればよいですか?
- その場合は年賀状じまいではなく、寒中見舞いで本人が亡くなったことを知らせるのが一般的です。
- 80代で年賀状じまいをしても寂しく思われませんか?
- 80代での年賀状じまいは広く受け入れられています。お礼の言葉を丁寧に書けば、寂しさより感謝が伝わります。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。