しきたりノート

七五三の兄弟姉妹の服装

七五三の兄弟姉妹の服装は、主役より控えめなよそ行きの服にするのが一般的です。

小学生なら制服、赤ちゃんはベビードレスやきれいめのカバーオールで構いません。写真を撮るなら、家族の服の色合いをそろえるとまとまります。

主役より控えめにする考え方

七五三は、その年に3歳・5歳・7歳を迎える子どものための行事です。兄弟姉妹が一緒に参拝するときは、主役が目立つように、色や飾りを少し抑えた服を選びます。とはいえ、兄弟も家族の一員として写真に並ぶので、ふだん着ではなく、発表会や入学式に着るようなよそ行きの服がちょうどよい装いです。

男の子ならシャツにベストやジャケット、きれいめのパンツ、女の子ならワンピースやブラウスにスカートなどが一般的です。色は紺やグレー、ベージュなど落ち着いたものが無難で、主役の着物の色とぶつからないものを選びます。

赤ちゃんの服装

赤ちゃんは、白やクリーム色のベビードレス、襟の付いたきれいめのカバーオールなどで十分です。お宮参りで着たドレスを使う家もあります。祈祷の間や移動中にぐずることも多いので、着替えやすく、体を締め付けない服を選ぶと親も楽になります。

寒い日は、おくるみやケープを用意しておきます。写真を撮るときだけ上着を脱がせるようにすると、体を冷やさずに済みます。

小学生の兄や姉は制服でも

小学校に制服がある場合は、制服で参拝するのがもっとも手軽で、きちんとした印象にもなります。私服の学校なら、入学式や発表会で着た服を活用すると、新しくそろえなくて済みます。

兄や姉が以前の七五三で着た着物を、写真撮影のときだけ着せる家もあります。きょうだいで和装をそろえると写真が華やかになりますが、参拝の間に着崩れることもあるため、短い時間にとどめると安心です。

写真に並ぶときの色合わせ

家族写真を撮る日は、家族全員の服の色を2〜3色にまとめると、写真に統一感が出ます。主役の着物の色を基準にして、兄弟や親はその色に合う落ち着いた色を選ぶのが一般的です。写真の撮り方は七五三の写真、親の装いは七五三の親の服装、年齢ごとの時期は七五三はいつ?にまとめています。

兄弟が退屈しないための準備

祈祷や写真撮影の間、主役ではない兄弟は待つ時間が長くなりがちです。小さな絵本やお気に入りのおもちゃ、音の出ないおやつなどを用意しておくと、静かに過ごしやすくなります。服を汚さないよう、食べこぼしの少ないおやつを選ぶと安心です。

兄弟にも千歳飴を分けたり、写真の一枚に一緒に入ってもらったりすると、自分も家族のお祝いに加わっていると感じられます。兄弟が同じ年に七五三を迎える場合は、二人とも主役として同じ格の服をそろえるのが一般的です。

神社は境内が広く、待ち時間に走り回りたくなる子も多いので、手をつなげる大人を一人決めておくと、ほかの参拝者の迷惑になりにくく安心です。

よくある質問

兄弟も着物を着せた方がよいですか。
着せなくても構いません。主役だけが着物で、兄弟は洋装という家がほとんどです。
中学生や高校生の兄姉はどうしますか。
制服があれば制服が一般的です。私服なら、親と同じくきれいめの服を選びます。
靴は何を履かせればよいですか。
神社は砂利道が多いので、歩きやすいローファーやきれいめのスニーカーが向いています。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。