しきたりノート

男の子の七五三の着物

このページには広告(PR)が含まれます

男の子の七五三は5歳で、紋付の着物に羽織と袴を着けるのが一般的です。

袴は丈が合うものを選び、雪駄や扇子、懐剣などの小物を合わせます。3歳でも祝うときは被布か、着物に袖なしの羽織を合わせます。レンタルは夏ごろまでに予約すると、選べる柄が多くなります。

5歳の羽織袴の組み合わせ

5歳の装いは、紋の入った着物の上に羽織を重ね、下に袴を着ける形です。古くから「袴着」と呼ばれた儀式の名残で、男の子が初めて袴を身に着ける節目とされてきました。羽織は胸元の羽織紐で前を留め、袴は腰の位置で前紐と後ろ紐を結んで着付けます。

色は黒や紺、緑などの落ち着いた地に鷹や兜、龍といった勇ましい柄が多く、袴は縞柄や無地が一般的です。小物は足元の雪駄、腰に差す扇子、懐剣、羽織紐、お守りを入れる袋などがひとそろいで、レンタルのセットにはこれらが含まれていることが多くあります。

袴の選び方とサイズ

袴は長すぎると裾を踏んで転びやすく、短すぎると足首が見えて落ち着きません。子どもの身長に合った丈を選び、試着ができるなら、歩いたり階段を上ったりして動きやすさを確かめておくと安心です。

袴には、裾が分かれているズボン型の馬乗り袴と、分かれていない行灯袴があり、七五三では馬乗り袴が一般的です。トイレのときに脱ぎ着しやすいよう、着付けの前に済ませておくなど、当日の段取りも考えておくと慌てずに済みます。

3歳の男の子はどうするか

男の子の3歳の祝いは、地域や家によって行うかどうかが分かれます。行う場合は、着物の上に被布をはおるか、着物に袖なしの羽織を合わせることが多く、5歳のような袴は着けないのが一般的です。何歳で祝うかの考え方と2026年の対象の生まれ年は男の子の七五三はいつ?にまとめています。

兄と弟を同じ年に祝う家では、兄は5歳の羽織袴、弟は3歳の被布と装いを分けると、写真に年齢の違いがよく表れます。

男の子は着物に慣れていないことが多いので、当日の朝にいきなり着せるより、前日に羽織だけでも袖を通して、着物で歩く感覚をつかんでおくと嫌がりにくくなります。足袋と雪駄も、家の中で少し履いて慣らしておくと当日の足の痛みを防げます。

レンタルの流れと時期

レンタルは、ネットや店舗で柄とサイズを選んで予約し、参拝や撮影の数日前に届いた着物を当日に着て、使い終わったら返送する流れが一般的です。店舗によっては着付けや写真撮影と組み合わせたプランもあります。

秋の参拝に合わせるなら、夏ごろまでに予約するのが一般的な目安で、繁忙期の土日は早めに埋まります。前撮りで同じ着物を着る場合は、撮影の日と参拝の日の両方で借りられるかを確かめておきます。着物全体の考え方は七五三の着物、撮影の時期は七五三の前撮り・後撮りをご覧ください。

よくある質問

5歳の男の子がスーツで七五三に行ってもよいですか。
構いません。参拝に決まった服装はなく、子ども用のスーツやジャケットで祝う家もあります。写真だけ羽織袴で撮る組み合わせも選ばれています。
袴の着付けは家でできますか。
着付けの手順を確かめておけば、家で着せる人もいます。慣れていない場合は、着付けを頼めるレンタルや写真館を選ぶと当日が楽です。
懐剣や扇子は持たなくてもよいですか。
なくても参拝はできます。写真で装いを整えたいときに合わせる小物なので、小さな子が持ちにくい場合は撮影のときだけ持たせる家もあります。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。

七五三の由来と年齢・日取り:東京都神社庁「七五三は男女それぞれ何歳で祝うのですか」、明治神宮「ご祈願に関するよくあるご質問」(2026年10月15日確認)。