席次表を手作りする
席次表を手作りするときは、挙式の2〜3か月前に作り方とデザインを決め、出席者が決まる1か月前ごろに名前と肩書きを入れて試し刷りし、1週間前ごろに人数分を印刷するのが目安です。
直前に欠席や席の入れ替えが出ることがあるので、印刷はできるだけ後に回します。表紙、あいさつ文、メニュー、ゲストのひとことは、名前より先に用意できるので、返信を待つ間に済ませておくと最後の1か月が楽になります。
作る手順とスケジュール
| 項目 | 考え方・補足 | 出典 |
|---|---|---|
| 挙式2〜3か月前 | 作り方を決め、デザインと配置を考えて、用紙などをそろえます。 | みんなのウェディング「【結婚式席次表】の作り方とスケジュール」 |
| 挙式1か月〜3週間前 | 出席者が決まったら名前と肩書きを入れ、試し刷りをして字や肩書きの誤りを確かめます。 | みんなのウェディング「【結婚式席次表】の作り方とスケジュール」 |
| 挙式1週間前 | 直前の席の変更に備えて、印刷は1週間前ごろを目安にします。 | みんなのウェディング「【結婚式席次表】の作り方とスケジュール」 |
一般的には、招待状の返信期限から挙式までの1か月ほどが、名前を入れて確かめる時間になります。印刷する前には、両家の親や式場のプランナーにも見てもらい、肩書きの書き方や名前の字に間違いがないかを確かめてもらうと安心です。費用は、手作りで1部150〜200円ほど、外に頼むと1部150〜400円ほどという案内があります。
メーカーを使った作り方
- 返信はがきの名前を、席次表メーカーに一人ずつ入れるか、名簿の表から貼り付けます。
- 間柄を選んで入った肩書きと敬称を、両家で決めた書き方に合わせて直します。
- 卓の形と数を会場に合わせ、自動配置のあとで席を入れ替えます。
- あいさつ文の型を自分たちの言葉に書き換え、表紙の名前と日付を確かめます。
- 「印刷・PDF保存」で1部を試し刷りし、折り目と向きを確かめます。
作った名簿はCSVでも保存できるので、席札やエスコートカードを別に作るときの元にもなります。
表紙とあいさつ文
| 項目 | 考え方・補足 | 出典 |
|---|---|---|
| 表紙 | ふたりの名前と挙式日を入れます。会場名を添えることもあります。名前を入れる面には、ほかのことを載せないのが基本とされます。 | PIARY「席次表のマナー【あいさつ文やプロフィールの書き方編】」 |
| あいさつ文 | 出席へのお礼、これからのふたり、今後のお願いの順に書き、開いて最初に目に入る面に置きます。 | PIARY「席次表のマナー【あいさつ文やプロフィールの書き方編】」 |
| メニュー | 当日の料理を載せておくと、座席と一緒に料理もわかります。内容は会場の担当者に確かめます。 | PIARY「席次表のマナー【あいさつ文やプロフィールの書き方編】」 |
| プロフィール | 片方しか知らないゲストに、相手がどんな人かを伝えるために載せます。 | PIARY「席次表のマナー【あいさつ文やプロフィールの書き方編】」 |
あいさつ文は、出席へのお礼、これからのふたり、今後のお願いの三つの部分で組み立てるのが基本の型です。メーカーには次の型を入れてあり、そのままでも使えますが、ふたりの言葉に書き換えると気持ちが伝わります。
- 書き出し:「本日はご多用のところ 私たちのためにお集まりいただき 誠にありがとうございます」
- なかほど:「未熟なふたりではございますが 力を合わせて温かな家庭を築いてまいります」
- 結び:「今後とも変わらぬお付き合いをくださいますよう お願い申し上げます」
お祝いの文では、終わりを連想させないように句読点を使わず、空白や改行で区切るのが一般的です。「忙しい」「重ね重ね」のような忌み言葉も避けるので、書き換えたあとは忌み言葉チェッカーで確かめるか、メーカーの表示を見て言い換えます。席や肩書きの誤りへのお詫びを一文添える書き方もあります。
メニュー一体型にするとき
席次表にメニューを載せると、ゲストは座席と一緒に料理の流れもわかり、別にメニュー表を作る手間が省けます。二つ折りなら、あいさつ文の下の裏表紙に、前菜から順に1行に1品ずつ並べる形がまとまりやすく、メーカーでは「メニュー」に入れた行がそのまま裏表紙に入ります。料理の名前は式場から届く献立どおりに写し、変更がないかを印刷の直前に担当者へ確かめます。飲み物の一覧まで載せる人もいますが、料理を出すときに説明を見ながら食べたいゲストのために、メニューだけを別のカードにする形もあります。
ゲストのひとことの書き方
肩書きの代わりや肩書きの下に、ゲストの人柄がわかるひとことを添える席次表もあります。同じ卓の人どうしが話し始めるきっかけになるので、短く、明るく、本人が読んでうれしい内容にするのが基本です。
- 1人1行、15字から20字ほどにそろえ、全員の分を同じ長さと調子で書きます。特定の人だけ長いと、ほかの人と差が出てしまいます。
- 新郎新婦との思い出や、その人の得意なことなど、同じ卓の人が話を広げられることを選びます。
- 年齢、昔の恋愛、仕事の失敗など、本人が人に知られたくないかもしれないことは書きません。迷ったら本人に一言確かめます。
- 主賓や目上の親族には、ひとことを付けずに肩書きだけにする形もあります。
見本新郎大学友人 〇〇 〇〇 様 「山岳部で3年間、同じ山を登った仲間です」
見本は書き方の一例です。メーカーで作る場合は、肩書きの欄に「新郎大学友人 山岳部の仲間」のように続けて入れると、名前の上の小さな行に収まります。
印刷するとき
紙は、普通紙より少し厚い用紙を選ぶと、折ったときに形が崩れにくくなります。印刷の設定は「実際のサイズ」か倍率100%にし、二つ折りは両面印刷で1枚目が外側、2枚目が内側になるようにします。両面の向きの合わせ方はプリンターによって違うので、必ず1部を試し刷りして、表紙と席次の上下がそろうかを確かめます。家でA3やB4が刷れないときは、PDFに保存してコンビニのマルチコピー機で刷る方法があります。
よくある質問
- 手作りと外注のどちらがよいですか。
- 手作りは費用を抑えられ、直前の変更にも合わせやすい一方で、名前の確認と印刷に時間がかかります。準備に使える時間と、パソコンでの作業に慣れているかで決めるのが一般的です。
- 何部印刷すればよいですか。
- 席次表は一人に一部が基本なので、出席者の人数に、受付や両家の親の控え、刷り損じの予備を数部足しておきます。
- 印刷したあとで席が変わったらどうしますか。
- 直前の変更に備えて、印刷は1週間前ごろまで待つのが目安です。印刷後に変わった場合は、変わった卓の分だけ刷り直すか、会場の担当者に案内の仕方を相談します。
出典・確認日
席次表の慣習:PIARY「これで完ペキ♪席次表のマナー【座席面編】」、PIARY「これで完ペキ♪席次表のマナー【あいさつ文やプロフィールの書き方編】」、ゼクシィ「招待状・席札・席次表etc. 結婚式のペーパーアイテムの基本」、ゼクシィ「【ゲスト40人以下】少人数婚の席次マナー&テーブルレイアウト」、ゼクシィ「どんな席次表にする?三つ折り、くるくるetc.タイプ別の特徴&選び方」、みんなのウェディング「ゲストの肩書きってどう書くの?席次表・招待状でつかう肩書きの見本」、みんなのウェディング「外注する?手作りする?【結婚式席次表】の作り方とスケジュール」(2026年10月23日確認)。法律の決まりではなく、式場の運用や両家の考えが優先されます。
コンビニでのA3・B4印刷:富士フイルムビジネスイノベーション「netprint」(2026年10月23日確認)。