結婚式の受付での挨拶とご祝儀の渡し方
受付では「本日はおめでとうございます」とお祝いを述べて名乗り、ふくさから出したご祝儀袋を受付の人に向けて両手で渡し、芳名帳に記帳するのが一般的です。
受付係を頼まれたときは、受付開始の30分ほど前に会場に入り、ご祝儀の受け取り方や保管の方法を打ち合わせておきます。
ゲストとして受付をするとき
| 項目 | 考え方・補足 |
|---|---|
| 受付での言葉 | 「本日はおめでとうございます。新婦の友人の〇〇です」のように、お祝いと名乗りを伝えます。 |
| ふくさの使い方 | 受付の前でふくさを開き、ご祝儀袋を取り出してふくさをたたみ、その上にのせて差し出します。 |
| 芳名帳の書き方 | 住所は都道府県から書き、名前はフルネームで書きます。 |
受付に着いたら、まず軽く一礼して「本日はおめでとうございます」と伝えます。続けて「新婦の友人の〇〇です」「新郎の会社の同僚の〇〇です」のように、どちらの招待客かと名前を言うと、受付の人が名簿を探しやすくなります。言葉は短くて構わず、後ろに人が並んでいるときは、お祝いの一言と名乗りだけで十分とされます。
ご祝儀は、受付の前でふくさを開いて取り出し、たたんだふくさの上にのせて差し出します。袋の正面が受付の人から読める向きにして両手で渡し、「心ばかりのお祝いです」と添える人もいます。ふくさの色や包み方はご祝儀袋のお札の入れ方・ふくさにまとめています。
芳名帳には、住所を都道府県から書き、名前はフルネームで丁寧に書きます。芳名帳の代わりに、事前に送られてきたカードを渡す形式の式もあり、その場合は記入したカードを受付で差し出します。
夫婦や連名で受付をするとき
夫婦で出席するときは、ご祝儀を一つにまとめ、どちらか一人が代表して渡すのが一般的です。芳名帳は夫婦それぞれが書く形と、夫の名前の横に妻の名前を並べて書く形があり、会場の用意している欄に合わせます。友人同士の連名でご祝儀を包んだときは、代表者が渡し、芳名帳には一人ずつ記帳します。
受付で会費制の案内をされたときや、すでにご祝儀を事前に贈っている場合は、その旨を伝えて記帳だけをします。
受付係を頼まれたとき
| 項目 | 考え方・補足 |
|---|---|
| 受付を頼まれたら30分前に | 受付係は、一般的には受付開始の30分ほど前に会場に入り、芳名帳やご祝儀の受け取り方を打ち合わせます。 |
| 受付係の言葉 | ゲストには「本日はありがとうございます」と応じ、記帳をお願いします。お祝いの言葉は新郎新婦に代わって受けます。 |
| お礼を受けるとき | 受付のお礼は、披露宴の前か後に新郎新婦の家族から渡されることが多く、ありがたく受け取ってよいとされます。 |
受付係は新郎新婦の代わりにゲストを迎える役割で、友人や職場の後輩が頼まれることが多いです。当日は受付開始の30分ほど前に会場に入り、会場の担当者や両家の受付係と、名簿の確かめ方、ご祝儀を入れる箱やバッグ、席次表の渡し方を打ち合わせます。
ゲストを迎える言葉は「本日はおめでとうございます」に対して「ありがとうございます」と応じ、「こちらにご記帳をお願いいたします」と芳名帳を示す流れが一般的です。ご祝儀を受け取るときは「お預かりいたします」と両手で受け取り、その場で中身を確かめることはしません。
受け取ったご祝儀は、受付を離れるときも目を離さないようにし、受付が終わったら決められた家族にまとめて渡します。会場の担当者が預かる式もあるため、誰に渡すかを事前に決めておくと安心です。受付が落ち着いたら自分も記帳し、ご祝儀を渡してから席に向かいます。
受付のお礼は、披露宴の前か後に新郎新婦の家族から手渡されることが多く、ありがたく受け取ってよいとされます。お礼の目安や渡し方は、頼む側の立場からスピーチや受付を頼んだ人へのお礼で説明しています。当日の全体の進み方は結婚式当日の流れを見ておくと、受付が終わった後の動きもつかめます。
よくある質問
- 受付では何と言えばよいですか。
- 「本日はおめでとうございます」と伝え、新郎側か新婦側かと名前を言います。長い挨拶は不要です。
- ふくさを持っていないときはどうしますか。
- ハンカチで包んで持参する人もいます。受付でハンカチから取り出し、両手で渡します。
- 受付係は何時に会場へ行けばよいですか。
- 受付開始の30分ほど前が一般的です。会場から別の時刻を指定されたときはそれに従います。
- 受付係もご祝儀を渡しますか。
- 受付の仕事が落ち着いてから、ほかのゲストと同じように記帳してご祝儀を渡すのが一般的です。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。