結婚式のご祝儀はいくら?関係・年代別の相場と、夫婦・家族で出席のとき
友人・同僚は3万円、上司は3万〜5万円、兄弟姉妹は5万〜10万円が一般的な目安です。
夫婦で出席するなら二人分で5万円、欠席するなら1万円前後がよく選ばれます。4と9を含む金額は避けるのが一般的です。
関係・年代別のご祝儀の目安
| 新郎新婦との関係 | 20代 | 30代 | 40代以上 | 調査(全年代) |
|---|---|---|---|---|
| 友人 | 30,000円調査の最頻値 30,000円(平均 30,847円、n=586) | 30,000円調査の最頻値 30,000円(平均 30,892円、n=417) | 30,000〜50,000円 | 最頻値 30,000円平均 30,960円、n=1,200(区分:友人) |
| 職場の同僚 | 30,000円 | 30,000円 | 30,000円 | 最頻値 30,000円平均 31,696円、n=275(区分:職場の同僚) |
| 上司 | 30,000円 | 30,000〜50,000円 | 30,000〜50,000円 | 最頻値 30,000円平均 37,505円、n=163(区分:職場の上司) |
| 部下 | 30,000円 | 30,000〜50,000円 | 50,000円 | 最頻値 30,000円平均 34,921円、n=89(区分:職場の部下) |
| 兄弟姉妹 | 30,000〜50,000円 | 50,000〜100,000円 | 50,000〜100,000円 | 最頻値 30,000円平均 60,052円、n=221(区分:兄弟/姉妹) |
| いとこ | 30,000円 | 30,000〜50,000円 | 30,000〜50,000円 | 最頻値 30,000円平均 34,635円、n=197(区分:従兄弟/従姉妹) |
| 甥・姪 | 30,000〜50,000円 | 50,000〜100,000円 | 50,000〜100,000円 | 最頻値 50,000円平均 81,629円、n=448(区分:叔父/叔母) |
| その他の親戚 | 30,000円 | 30,000〜50,000円 | 30,000〜50,000円 | - |
| 恩師 | 30,000円 | 30,000円 | 30,000〜50,000円 | - |
| 取引先 | 30,000円 | 30,000円 | 30,000〜50,000円 | 最頻値 30,000円平均 28,611円、n=18(区分:取引先) |
調査の数値は全日本冠婚葬祭互助協会「第6回 婚礼に関するアンケート調査」(令和5年度)より。目安は一般的な慣習で、地域や家によって異なります。調査に同じ区分がない関係は「-」です。
結婚式のご祝儀は、披露宴での料理や引き出物の費用と、新しい生活へのお祝いの気持ちを合わせた金額と考えられています。そのため、友人や職場の人として招かれた場合は、年代を問わず3万円が中心になります。全日本冠婚葬祭互助協会の「第6回 婚礼に関するアンケート調査」(令和5年度実施)でも、友人の最多回答額は3万円、平均は30,960円(n=1,200)でした。
一方、親族は年代や立場によって幅が広がります。同じ調査で、新郎新婦の叔父・叔母として出席した人の最多回答額は5万円、平均は81,629円(n=448)です。叔父・叔母の立場では、親族としての付き合いや、ほかの親族とのバランスを考えて多めに包む人が多いことがうかがえます。
3万円が基本とされる理由
3万円が定番になっているのは、割り切れない奇数であることと、披露宴一人分の費用とお祝いの気持ちを合わせるとちょうどよい額になりやすいことが理由として挙げられます。20代で金銭的に厳しい場合でも、友人の式では3万円を包む人が多数派です。同じ調査の年代別では、友人として出席した20代の最多回答額も3万円(平均30,847円、n=586)でした。
どうしても負担が大きい場合は、2万円にして引き出物を辞退せず受け取る、お祝いの品を別に贈るなど、無理のない形を選ぶ人もいます。大切なのは金額の多さより、祝う気持ちが伝わることです。
避けたい金額と、2万円の扱い
| ポイント | 考え方 |
|---|---|
| 奇数の金額が基本 | 割り切れない奇数は「二人の仲が割れない」として好まれます。1万円、3万円、5万円がよく使われます。 |
| 2万円は「ペア」として受け入れられることも | 近年は2万円も広く受け入れられています。気になる場合は1万円札1枚と5千円札2枚にしてお札の枚数を奇数の3枚にする方法があります。 |
| 4と9は避ける | 4は「死」、9は「苦」に通じるとして避けるのが一般的です。 |
| 8は末広がりで縁起がよい | 8万円は偶数ですが、末広がりの数として結婚祝いでは好まれることがあります。 |
| 新札を用意する | お祝いを前もって準備していた気持ちを表すため、銀行などで新札に両替しておくのが一般的です。 |
結婚祝いでは、偶数は「割れる」ことを連想させるとして避けられてきました。ただし2万円については「ペア」を表す数として受け入れる考え方が広まり、今では珍しくありません。気になる場合は、1万円札1枚と5千円札2枚にして、お札の枚数を3枚にそろえる方法がよく知られています。8万円は偶数ですが、末広がりの数として好まれることがあります。
反対に、4万円や9万円は「死」「苦」に通じるとして避けるのが一般的です。金額を決めたら、お札の枚数にも4や9が入らないか確かめておくと安心です。
夫婦・家族で出席するとき、欠席するとき、会費制のとき
| 出席のしかた | 一般的な目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 夫婦で出席 | 5万円 | 二人分として5万円が一般的な目安です。8万円や10万円を包む人もいます。偶数の4万円は避けられることが多いです。 |
| 家族(子ども連れ)で出席 | 大人の人数分に、子ども1人あたり1万円前後を加える | 子どもの料理や引き出物が用意される場合の考え方です。乳幼児で料理がなければ加えない人もいます。 |
| 欠席するとき | 出席する場合の3分の1〜半額ほど(1万円前後) | 招待を受けてから欠席する場合の目安です。直前の欠席なら、料理の準備が済んでいるため出席と同額を包む人もいます。 |
| 会費制(北海道など) | ご祝儀は不要で会費のみ | 北海道などでは会費制の披露宴が一般的で、案内に書かれた会費を受付で払います。ご祝儀袋は使わず、会費は封筒に入れずに渡すこともあります。 |
| 二次会のみ出席 | 会費のみ | 二次会だけに招かれた場合はご祝儀を用意せず、会費を払うのが一般的です。お祝いの品を別に贈る人もいます。 |
一般的な目安です。地域や式の形式で異なります。
夫婦で招かれたときは、一つの袋に二人分をまとめるのが一般的で、5万円がよく選ばれます。子どもを連れて出席し、子ども用の料理や席が用意されている場合は、その分を加える考え方もあります。
やむを得ず欠席する場合は、出席するときの3分の1から半額ほどを、式の前に現金書留やお祝いの品で届けるのが一般的です。北海道などに多い会費制の披露宴では、案内された会費を受付で払えばよく、別にご祝儀袋を用意する必要はないとされます。二次会だけに招かれた場合も、会費を払う形が基本です。
金額を決めたら、袋と書き方をそろえる
包む金額が決まったら、その額に見合う格の袋を選びます。1万円前後なら水引が印刷された簡易な袋、3万円なら紅白か金銀の結び切りの袋、5万円以上なら大判で飾りの多い袋が目安です。選び方はご祝儀袋の選び方、高額のときの書き方はご祝儀10万円の書き方、夫婦や友人一同で出すときはご祝儀の連名の書き方を参考にしてください。
よくある質問
- 上司として部下の結婚式に出るときはいくらですか?
- 一般的には3万円が中心で、主賓やスピーチを頼まれた場合は5万円を包む人もいます。調査の「職場の部下」の区分は、部下の式に出席した人の回答で、最多回答額3万円、平均34,921円(n=89)でした。
- 友人と金額をそろえたほうがよいですか?
- 同じ立場で招かれた友人どうしなら、事前に相談して金額をそろえる人は多いです。一人だけ大きく違うと新郎新婦が気をつかうことがあるためです。
- ご祝儀を当日ではなく事前に渡してもよいですか?
- 構いません。式の前に直接会える場合は、吉日を選んで手渡しする方法もあります。その場合は当日の受付では記帳だけを済ませます。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。
結婚式のご祝儀の調査:全日本冠婚葬祭互助協会「第6回 婚礼に関するアンケート調査」(令和5年度実施、有効回答3,137件)。
金額の目安:特定の調査ではなく、一般的な目安として示しています。