しきたりノート

成人式の花束

成人式の花束は、親や祖父母、恋人、友人が、式典の後や記念撮影のときに渡すのが一般的です。

振袖では両手がふさがりやすいので小ぶりなものを選び、同窓会や食事会に向かう日は家で渡すか家族が預かるなど、持ち帰りまで考えておくと本人の負担になりません。

花束を贈る人と渡す場面

項目考え方・補足
贈る人:親、祖父母、恋人、友人式の後に家族で写真を撮るときや、友人と合流したときに渡すことが多いです。
渡す時期:式典の後か、帰宅してから会場に入る前に渡すと式の間に持てないため、式典が終わってから渡すのが一般的です。
大きさ:小ぶりなもの振袖では両手がふさがりやすいので、片手で持てるくらいの小さめの花束か、手首に付けるリストレットが向いています。
持ち帰りの配慮同窓会や食事会に行く日は、家で渡すか、家族が預かって持ち帰る段取りにしておきます。
花以外の選択写真立てや小さなお菓子など、持ち歩かずに済む品を後日渡す方法もあります。

成人式の花束は、決まった人が贈るものではなく、お祝いしたい気持ちのある人が自由に用意するものです。多いのは、式典の会場まで迎えに行った家族が、会場の外で記念写真を撮るときに手渡す形です。写真に花が入ると華やかになり、振袖やスーツ姿の記念として残しやすくなります。

友人どうしでは、会場で合流したときに小さな一輪や数本の花を渡し合うこともあります。恋人から贈る場合は、式典の当日ではなく、夜に会ったときや翌日に渡す人も多く、本人の予定に合わせるのが一般的です。

渡すタイミングは式典が終わってから

式典の前に花束を渡すと、会場に入る間ずっと手に持っていなければならず、席でも置き場所に困ります。会場によってはクロークがなく、受付で手荷物を預けられないこともあるため、花束は式典が終わり、会場の外に出てから渡すのが無難です。

式典の後は、友人どうしで写真を撮り合ったり、恩師に挨拶に行ったりと予定が詰まっています。家族が会場の近くで待っていて写真を撮り、その場で花束を渡したら、すぐに家族が預かって持ち帰る段取りにしておくと、本人は身軽なまま友人と過ごせます。

大きさと花の選び方

振袖を着ていると、袖が長く帯で体の動きも限られるため、大きな花束を抱えるのは意外に大変です。片手で持てる小さめの花束か、手首に付けるリストレット、髪飾りと同じ色合いの花を数本まとめたミニブーケが扱いやすく、写真にも収まりやすくなります。

色は、振袖の色に合わせるか、反対にお祝いらしい白やピンク、黄色などの明るい色を選ぶ人が多いです。生花は冬の屋外でも比較的長く持ちますが、移動が長い日は、水を含ませた保水材で根元を包んでもらうと安心です。成人祝いの花に、決まった種類やしきたりはありません。

花以外を贈るとき

当日は荷物を増やしたくないという場合は、花束の代わりに、後日渡せる品を選ぶ方法もあります。式典の写真を入れられる写真立てや、家族で食べられる小さなお菓子、長く飾れるプリザーブドフラワーなどがよく選ばれます。

金額の大きなお祝いや長く使う品物を贈る場合は、成人祝いの相場と渡し方や成人祝いのプレゼントの選び方を参考にしてください。花束に一言を添えるなら、成人祝いのメッセージ文例から短いものを選ぶとカードにも収まります。当日の流れは成人式は何をする?当日の流れにまとめています。

よくある質問

花束は親から贈るものですか。
親から贈る家もあれば、贈らない家もあり、決まりはありません。家族の写真に花を入れたいときに用意する人が多いです。
花束はいくらくらいのものを選べばよいですか。
3,000〜5,000円ほどの小ぶりなものが一般的な目安です。持ち運びを考えると、金額より大きさで選ぶ方が実際的です。
同窓会に行く日の花束はどうすればよいですか。
写真を撮ったら家族が預かって持ち帰るか、帰宅してから渡すと、本人が花を持ったまま移動せずに済みます。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。