成人祝いのプレゼントの選び方
成人祝いのプレゼントは、名刺入れや時計、財布、印鑑など大人になってから長く使える品か、思い出に残る旅行や食事が選ばれます。
品物には紅白の蝶結びののしを付け、表書きは「御成人御祝」とするのが一般的です。現金と一緒に贈るときは、品物は控えめにして、カードに一言添えます。
よく選ばれる品物
| 項目 | 考え方・補足 |
|---|---|
| 名刺入れ | 社会に出てからも長く使える品で、就職を控えた人にも喜ばれます。 |
| 腕時計 | 大人になった記念として贈られることが多い品です。好みが分かれるので、本人と一緒に選ぶ家もあります。 |
| 財布 | 大人らしい落ち着いた色や形を選ぶ人が多いです。 |
| 印鑑(実印・銀行印) | 契約や口座の手続きで自分の印鑑が必要になるため、成人の節目に作って贈る習わしがあります。 |
| 旅行・食事 | 形に残らない代わりに、家族で過ごす時間を贈る考え方です。 |
| アクセサリーや小物 | 成人式の当日に身につけられるよう、式の前に渡す人もいます。 |
成人祝いの品物は、「大人になって初めて必要になるもの」と「節目の記念として残るもの」の二つの考え方で選ぶ人が多いです。就職活動や社会に出る準備を控えた人には名刺入れや印鑑のような実用品、記念を重んじる家では腕時計のように長く身につけられる品が選ばれる傾向があります。
好みがはっきりしている年頃なので、色や形まで贈る側が決めるより、本人と一緒に店に行って選ぶ方法もよくとられます。予算だけを伝えて本人に選んでもらうと、使われないまま仕舞われることを防げます。
形のある品にこだわらず、家族での旅行や少し改まったお店での食事を贈る家もあります。大人として迎える最初の節目に、家族でゆっくり話す時間を持てることが、何よりの記念になると考える人も多いです。その日の写真を残しておけば、品物とは違った形で思い出になります。
ちょっとしたプレゼント
友人どうしや、親戚から現金とは別に贈る場合は、3,000〜5,000円ほどのちょっとした品が一般的な目安です。名前入りのボールペン、ハンカチ、小さな花束、式典の写真を入れる写真立てなどは、相手に気を使わせずに贈れます。成人式の当日に渡すなら、振袖でも持ち歩きやすい小さな品にすると喜ばれます。
花を贈るときの配慮は成人式の花束にまとめています。
のしの付け方
品物を贈るときは、紅白の蝶結びの水引が印刷された掛け紙に「御成人御祝」と書き、水引の下に贈る人の名前を入れます。手渡しなら包装紙の上に掛ける外のし、配送で送るなら包装紙の内側に掛ける内のしにするのが一般的です。掛け紙の種類や書き方の基本はのしの書き方で確かめられます。
店で包んでもらうときは、「成人祝いなので、紅白の蝶結びで、表書きは御成人御祝でお願いします」と伝えると、迷わず用意してもらえます。
現金と併せて贈るとき
祖父母や親戚がお金と品物の両方を贈る場合は、品物を主役にしすぎず、記念になる小さなものにとどめるのが一般的です。現金は祝儀袋に入れ、品物には掛け紙を付けて別々に渡します。金額の目安は成人祝いの相場と渡し方にまとめています。
品物に添えるカードの一言は、次のような短いものが使いやすいです。ほかの文例は成人祝いのメッセージ文例にあります。
名刺入れに添えて
社会に出たとき、この名刺入れがあなたの最初の一歩を支えてくれますように。
腕時計に添えて
この時計と一緒に、あなたらしい時間を刻んでいってください。
印鑑に添えて
大人として大切な場面で使う印鑑です。責任ある一歩を踏み出すお守りにしてください。
旅行に添えて
成人の記念に、家族で旅に出かけましょう。行き先はあなたが決めてね。
よくある質問
- プレゼントはいつ渡せばよいですか。
- 現金と同じく、成人式の前後1か月か誕生日に渡すのが一般的です。式の当日に身につけてほしい品なら、式の前に渡します。
- 品物の金額はどのくらいがよいですか。
- 現金で贈る場合の目安と同じくらいか、少し下の金額で選ぶのが一般的です。祖父母からなら1万〜3万円ほどの品がよく選ばれます。
- 品物にも名前を入れたほうがよいですか。
- 掛け紙には贈る人の名前を入れるのが一般的です。品物そのものに本人の名前を入れる場合は、事前に綴りを確かめておきます。
- 成人祝いの品物に避けたほうがよいものはありますか。
- はっきりした決まりはありませんが、刃物は「縁を切る」に通じるとして気にする年配の人もいます。気になるときは、品物を選ぶ前に本人の親に聞いておき、相手の家の考え方に合わせると安心です。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。