銀婚式・金婚式のお祝い(親へ)
親の銀婚式(結婚25年)や金婚式(結婚50年)は、子どもや孫が食事会を開いたり、記念の品や旅行を贈ったりして祝うのが一般的で、のしは紅白の蝶結びに「祝 銀婚式」「祝 金婚式」か「御祝」と書きます。
お祝いの形や金額に決まりはなく、きょうだいの人数や、食事会と贈り物をまとめて用意するかどうかで変わります。子どもから親へのお祝いには、お返しは基本的に要らないとされます。
お祝いの形:食事会、贈り物、旅行
いちばん多いのは、家族が集まる食事会です。両親の思い出の店や、ゆっくり話せる個室のある店を選び、子どもや孫から花束や手紙を渡すと、記念の日らしい集まりになります。遠方に住むきょうだいがいるときは、記念日の当日にこだわらず、全員がそろいやすい週末や連休に開く家族も多いです。
贈り物は、銀婚式なら銀の食器やアクセサリー、金婚式なら金箔をあしらった品や名入れの記念品など、呼び名にちなんだものが選ばれます。夫婦で使えるペアの品や、二人の写真を入れた記念のアルバムも喜ばれます。旅行を贈るときは、行き先と日程を両親の希望に合わせ、体への負担が少ない移動にする気配りが大切です。
のしの書き方
銀婚式や金婚式は何度あってもよいお祝いなので、水引は紅白の蝶結びにします。表書きは「祝 銀婚式」「祝 金婚式」、または「御祝」「寿」とし、下に贈る人の名前を書きます。きょうだいでまとめて贈るときは「子供一同」「孫一同」とする書き方もあります。表書きの見本は、表書きの見本メーカー(祝 銀婚式)や(祝 金婚式)で、名前を入れて確かめられます。のしの基本はのしの書き方にまとめています。
金額の目安
子どもから親へのお祝いは、一般的には一人あたり1万〜5万円ほどが目安とされ、きょうだいで出し合って食事会や旅行の費用にあてる家族もあります。食事会の費用を子どもがすべて持つのか、贈り物だけにするのかで金額は大きく変わるので、きょうだいで先に話し合っておくと負担が偏りません。孫からは、手紙や手作りの品など、金額にこだわらないお祝いでも十分に気持ちが伝わります。
お返しは要るか
子どもや孫が開いてくれたお祝いには、親からのお返しは基本的に要らないとされます。夫婦が自分たちで祝宴を開いて親戚や知人を招いた場合は、当日に記念の品を渡し、出席できずにお祝いを贈ってくれた人には、後日お礼の品を贈るのが一般的です。お礼の品の掛け紙は「内祝」とし、名前は夫婦の連名にします。
メッセージの例
子どもから両親へ(銀婚式)
お父さん、お母さん、結婚25周年おめでとう。二人が仲良く支え合う姿を見て育ったことが、いまの私たちの宝物です。これからも体に気をつけて、二人の時間を楽しんでください。
子どもから両親へ(金婚式)
金婚式おめでとうございます。50年という長い道のりを一緒に歩んできた二人を、家族みんなが誇りに思っています。これからも笑顔の絶えない毎日を過ごしてください。
孫から祖父母へ
おじいちゃん、おばあちゃん、結婚記念日おめでとう。いつも優しく迎えてくれてありがとう。次に会える日を楽しみにしています。
年数ごとの呼び名や、今年が何周年かは結婚記念日の一覧で確かめられます。
よくある質問
- 銀婚式のお祝いは、記念日の当日にしないといけませんか。
- 当日でなくて構いません。家族が集まりやすい日を選んで、記念日の前後に祝う家族が多いです。
- のしは結び切りですか、蝶結びですか。
- 結婚記念日は繰り返し祝ってよいお祝いなので、紅白の蝶結びを使います。結婚式のご祝儀のような結び切りにはしません。
- 親が亡くなった後の結婚記念日はどうしますか。
- 結婚記念日は夫婦がそろって祝うものとされるため、片方が亡くなった後は、お祝いではなく思い出を語り合う日として過ごす家族が多いです。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。
金額の目安:特定の調査ではなく、一般的な目安として示しています。
結婚記念日の呼び名:小学館『デジタル大辞泉』「結婚記念式」の補説(コトバンク)、『ご贈答マナー』「結婚記念日」の名称の一覧(Weblio辞書)、由来:『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』「結婚記念日」(コトバンク)(2026年10月21日確認)。