傘寿とは
傘寿は80歳の長寿祝いで、読み方は「さんじゅ」、「傘」の略字「仐」が八と十を重ねた形で八十と読めることから名付けられ、お祝いの色は金茶か黄色とされることが多いです。
2026年に傘寿を迎えるのは、満年齢なら1946年(昭和21年)生まれ、数え年なら1947年(昭和22年)生まれの人です。
傘寿の読み方
傘寿は「さんじゅ」と読みます。「傘」の訓読みにつられて「かさじゅ」と読まれることがありますが、辞書の読みは「さんじゅ」です。招待状やカードにふりがなを添えておくと、若い世代の家族も読み間違えません。
傘寿は何歳か(いくつで祝うか)
傘寿は80歳のお祝いです。数え年で祝う家では満79歳になる年に、満年齢で祝う家では80歳の誕生日を迎える年に祝います。喜寿の3年後、米寿の8年前にあたります。
| 傘寿を祝う年 | 満80歳になる人 | 数え年80歳になる人 |
|---|---|---|
| 2026年 | 1946年(昭和21年)生まれ | 1947年(昭和22年)生まれ |
| 2027年 | 1947年(昭和22年)生まれ | 1948年(昭和23年)生まれ |
| 2028年 | 1948年(昭和23年)生まれ | 1949年(昭和24年)生まれ |
家族それぞれの長寿祝いの年は、長寿祝いの早見表と計算でまとめて出せます。
傘寿の由来
「傘」の字は、略して「仐」と書かれることがあります。この略字は、人の字の下に十が入った形で、上の部分を八と見れば、八と十を重ねて八十と読めます。辞書にもこの読み方が由来として書かれています。字の形を数字に見立てる名付け方は、喜寿や米寿と同じです。
傘は、開くと末広がりの形になることから、この先も幸せが広がっていくようにという願いを重ねて語られることもあります。家族を雨や日差しから守る傘になぞらえて、お祝いの言葉に使う人もいます。
傘寿の色
傘寿の色は、金茶か黄色とされることが多く、米寿と同じ色が挙げられます。金茶は落ち着いた黄みの茶色で、実りや豊かさを表す色と説明されます。ただ、贈り物の解説によって金茶を挙げるものと黄色を挙げるものがあり、同じ解説の中でも書き方が分かれていて、決まった一色はありません。80歳の祝いでは、色よりも本人が使いやすい品を選ぶ家が多いです。
傘寿のお祝いの仕方
80歳のお祝いは、家族が本人の家や近くの店に集まり、食事を囲む形が中心です。外出が負担なら、子や孫が料理を持ち寄って本人の家で祝う方法もあります。長い時間座っているのが疲れる人もいるため、乾杯と贈り物、記念写真を最初の1時間にまとめておくと、途中で休んでもらいやすくなります。
贈り物は、ひざ掛けや軽い上着など体を冷やさない身の回りの品、家族の写真を入れた写真立て、名前と「傘寿」の文字を入れた湯のみなどが選ばれています。傘にちなんで、軽くて開きやすい傘を贈る家もあります。お祝いの金額と袋の書き方は長寿祝いの封筒の書き方と相場にあります。
傘寿のメッセージ
傘寿のメッセージは、80年の歩みへの敬意と、これからも穏やかに過ごしてほしいという願いを中心にします。「80歳になっても」のように年齢の多さを強調するより、「いつも話を聞いてくれてありがとう」のように、本人がしてくれたことに触れるほうが喜ばれます。
下のメーカーでは、子・孫・職場の人・友人の立場から、傘寿に合わせた文面を作り、カードに印刷できます。
誕生日メッセージメーカーを読み込んでいます…
よくある質問
- 傘寿の次の長寿祝いは何ですか。
- 88歳の米寿です。由来や祝い方は米寿とはにまとめています。
- 傘寿に傘を贈っても失礼になりませんか。
- 名前にちなんだ贈り物として選ぶ家もあり、失礼にはあたりません。重い傘は持ち歩きにくいので、軽いものを選びます。
- 傘寿は数え年と満年齢のどちらで祝いますか。
- もとは数え年ですが、いまは満80歳の誕生日に祝う家が多いです。家族で相談して決めます。
出典・確認日
傘寿の読み方と由来:デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典(コトバンク「傘寿」)(2026年10月24日確認)。
数え年と満年齢:デジタル大辞泉・世界大百科事典(コトバンク「数え年」)、世界大百科事典(コトバンク「賀寿」の「年祝」の項)、浜松市「敬老祝金」(2026年4月1日更新)(2026年10月24日確認)。自治体の敬老の贈り物の対象年齢は自治体ごとに違います。
お祝いの色:贈答品の販売店による長寿祝いの解説(1)、贈答品の販売店による長寿祝いの解説(2)(2026年10月24日確認)。色は辞書に書かれていない慣習で、同じ解説の中でも書き方が分かれています。
長寿祝いで避けたいとされる言葉:長寿祝いのメッセージの解説、介護施設向けの100歳のお祝いの文例(2026年10月24日確認)。慣習として紹介されているもので、決まりではありません。文例とメッセージメーカーの文面はこのサイトで書いたものです。