婚約指輪のお返し
婚約指輪のお返しは、指輪の金額の半額から3分の1ほどの品物を贈るのが一般的な目安です。
時計やスーツ、財布など長く使える品が選ばれ、婚約の記念として結納や顔合わせの頃に渡します。お返しをせず、その分を結婚指輪や新生活の費用に回す二人もいます。
婚約指輪のお返しの考え方
| 項目 | 考え方・補足 |
|---|---|
| 相場は指輪の半額から3分の1 | 婚約指輪の金額の半額から3分の1ほどの品物を贈るのが一般的な目安とされますが、二人で相談して決める家が多いです。 |
| 長く使える品が選ばれる | 時計、スーツ、財布、名刺入れ、カフスなど、仕事や日常で長く使える品が選ばれることが多いです。 |
| 渡す時期 | 婚約指輪を受け取った後、結納や両家の顔合わせのころ、またはその後の記念日に渡すのが一般的です。 |
| お返しをしない場合 | お返しをせず、その分を結婚指輪や新居、新生活の費用に回す二人もいます。どちらにするかは二人で話し合って決めます。 |
婚約指輪のお返しは「婚約記念品」とも呼ばれ、婚約の気持ちを形にして交わし合うものです。金額の目安として半額から3分の1がよく挙げられますが、これは結納の「半返し」の考え方にならったもので、決まった基準があるわけではありません。相手の負担にならないよう、二人で予算を話し合って決めるのが一般的です。
品物の選び方
婚約指輪のお返しには、毎日身に着けられて思い出になる品が選ばれることが多いです。時計は仕事でも使えて長く手元に残るため人気があり、スーツやネクタイ、カフス、財布、名刺入れなども選ばれます。趣味の道具や、二人で使える家具や家電を記念品にする人もいます。
サプライズで用意するより、相手の好みや使い道を聞いてから一緒に選ぶほうが、失敗が少なくなります。名前やイニシャル、婚約した日付を刻印できる品にすると、記念の意味がより伝わります。品物にのしを付けるなら、婚礼のお祝いと同じく紅白の結び切りを選び、表書きは「寿」や「婚約記念品」とすることが多いです。婚礼の金封の考え方はご祝儀袋の書き方にまとめています。
渡す時期と渡し方
婚約指輪を受け取ってから、結納や両家の顔合わせの場で交わしたり、その後の記念日や誕生日に渡したりするのが一般的です。結納を行う場合は、結納品と一緒に記念品として納める地域もあります。顔合わせの食事会で渡すときは、両家の親にもお披露目する形になるため、品物を見せやすい箱や袋に入れて用意しておくとよいでしょう。
予算の決め方
婚約指輪の金額をそのまま基準にすると、相手が気を使って本当の金額を言わないこともあります。そのため、金額の割合にこだわらず、二人の貯金や結婚式の予算と合わせて「この範囲なら無理がない」という額を先に決める二人も多いです。親から援助を受ける場合は、記念品の予算をどこから出すかも話し合っておくと、後で行き違いが起きにくくなります。
お返しをしない場合
婚約指輪のお返しをしない二人も少なくありません。結婚式や新居の費用がかさむ時期なので、お返しの代わりに結婚指輪を少しよいものにしたり、新生活の家具をそろえたりすることもあります。お返しをしないと決めた場合も、指輪を受け取ったときに感謝の気持ちを言葉で伝えることが大切です。結婚後のお祝いのお返しについては結婚内祝いのマナーにまとめています。
よくある質問
- お返しの金額は相手に伝えますか。
- 金額を伝える必要はありません。品物を一緒に選ぶ場合は、予算をおおまかに共有しておくと選びやすくなります。
- 婚約指輪をもらっていない場合もお返しは必要ですか。
- 婚約指輪がない場合は、お返しという考え方にはなりません。婚約記念品として、お互いに贈り物を交わす二人もいます。
- 現金でお返ししてもよいですか。
- 婚約の記念品なので、現金より品物を贈るのが一般的です。結納金に対する返礼は、地域の習わしに合わせて品物か現金で行います。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。
金額の目安:特定の調査ではなく、一般的な目安として示しています。