しきたりノート

七五三のお祝い金の目安と渡し方

七五三のお祝いは、祖父母から1万〜3万円、親戚から5,000〜1万円ほどが一般的な目安です。

参拝の1〜2週間前から当日までに、紅白蝶結びの祝儀袋に入れて渡します。着物のレンタル代や写真代、食事会の費用を祖父母が受け持ち、それをお祝いに代える家もあります。

誰がいくら贈るか

項目考え方・補足
祖父母から 1万〜3万円一般的な目安です。着物や写真の費用を祖父母が出す家もあります。
親戚から 5,000〜1万円一般的な目安です。近い親戚に限ることが多いです。
友人・知人から現金ではなく、お菓子や小さな品を贈ることが多いです。
渡す時期参拝の日の1〜2週間前から当日までに渡すのが一般的です。

七五三のお祝いを贈るのは、主に祖父母と、おじやおばなどの近い親戚です。一般的には祖父母がいちばん多く包み、親戚はそれより少なめにします。金額に決まりはなく、家どうしで前から贈り合ってきた額や、ほかの孫や甥姪のときに包んだ額にそろえる人が多いです。

兄弟姉妹が同じ年に七五三を迎えるときは、一人ずつ袋を分けて贈ると、それぞれの子のお祝いだと伝わります。一つの袋にまとめる場合は、名前を書く欄に二人の名前を並べるか、親あてに「お子様方へ」と添えます。

友人や知人から贈るとき

友人や近所の知人の子の七五三では、現金を包むより、お菓子や文房具、絵本などの小さな品を贈る方が受け取る側も気が楽です。3,000円前後の品が一般的な目安で、相手にお返しを考えさせない程度の金額にとどめます。

職場の同僚の子どもの七五三は、本人から写真を見せてもらったときに言葉でお祝いを伝えるくらいで十分とされ、品物を贈らないことの方が多いです。

渡す時期と渡し方

お祝いは、参拝の日が決まったら、その1〜2週間前から当日までに渡すのが一般的です。着物や写真の準備にお金がかかる時期なので、早めに渡すと親が助かることもあります。参拝に同行する祖父母は、当日の朝に家族がそろったところで手渡しても構いません。

遠方に住んでいて会えない場合は、現金書留で送ります。祝儀袋に入れたものを現金書留の封筒に入れ、「七五三おめでとう」などの短い手紙を添えると気持ちが伝わります。袋の書き方は七五三のお祝い袋の書き方にまとめています。

現金以外で祝う方法

祖父母がお祝いとして、子どもの着物を買ったりレンタル代を出したり、写真館の撮影費用や参拝後の食事会の代金を負担したりする方法もよく選ばれています。この場合は現金を別に包まないことも多く、何を受け持つかを前もって親と相談しておくと、費用の重なりを防げます。

品物で贈るなら、子どもが使える文房具や本、記念に残る小物などが選ばれます。いずれの場合も、お返しについては七五三のお返し・内祝いで触れているとおり、家族の間では一般的には不要とされます。

お祝いに添える言葉

お祝いを手渡すときは、「七五三おめでとう。元気に大きくなってくれてうれしいよ」のように、子ども本人にも伝わる言葉を添えると喜ばれます。親には「お参りの日はどうぞ楽しんでください」と、準備の苦労をねぎらう一言を添える人もいます。

よくある質問

父方と母方の祖父母で金額をそろえるべきですか。
そろえなければならない決まりはありませんが、差が大きいと気をつかう親もいます。気になる場合は、どちらかが着物、どちらかが食事会というように役割を分ける家もあります。
七五三のお祝いと初穂料は別ですか。
別のものです。初穂料は神社に納める祈祷のお礼で、親が用意するのが一般的です。お祝いは親族から子どもへ贈るものです。
3歳と7歳で金額を変えますか。
年齢で変える決まりはなく、同じ額にする家が多いです。7歳は最後の七五三なので、少し多めにする人もいます。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。

金額の目安:特定の調査ではなく、一般的な目安として示しています。