しきたりノート

お歳暮ののしの書き方|表書き・名前・内のしと外のし

お歳暮ののしは、紅白の蝶結びの掛け紙に「御歳暮」と書きます。

水引の下には贈る人のフルネーム(会社なら会社名と氏名)を書き、配送するなら内のし、手渡しするなら外のしにするのが一般的です。

見本メーカーを読み込んでいます…

上の見本は、掛け紙に書く表書きと名前の配置を示したものです。用途の欄で「お歳暮・贈答品(掛け紙)」を選ぶと、表書きを御年賀や寒中御見舞に切り替えて確かめられます。

表書きは「御歳暮」か「お歳暮」

お歳暮の掛け紙には、水引の上の中央に「御歳暮」または「お歳暮」と書きます。どちらを使っても失礼にはあたらず、改まった相手には漢字の「御歳暮」を選ぶ人が多いです。水引は何度あってもよい贈り物を意味する紅白の蝶結びを使い、右上にのしが付いたものを選びます。

年内に届かないときは「御年賀」、松の内を過ぎたら「寒中御見舞」に表書きを替えます。お店に掛け紙を頼むときも、届く日に合わせて表書きを指定すると安心です。

項目お歳暮
表書き御歳暮・御年賀・寒中御見舞
名入れ贈る人の氏名または社名
水引紅白 蝶結び
のしあり
内のし・外のし配送は内のし、持参は外のしが多い
贈る時期12月初めから12月20日ごろ(関東は11月末から始まることも)
地域差・補足年内に届かないときは松の内に「御年賀」、松の内を過ぎたら「寒中御見舞」に切り替えます。

名前の書き方(個人・連名・会社)

水引の下の中央に、表書きより少し小さな字で贈る人のフルネームを書きます。夫婦で贈る場合は夫の名前だけにすることが多く、連名にするときは右に夫のフルネーム、左に妻の名前を並べます。三人までの連名は右から目上の順に並べ、それ以上なら代表者の名前に「外一同」と添える書き方が一般的です。

会社として贈るときは、名前の右側に会社名を小さく書き、中央に代表者や担当者の氏名を書きます。会社名だけにする場合もあり、部署で贈るなら「〇〇部一同」とすることもあります。

内のしと外のしの選び方

内のしは品物に掛け紙を掛けてから包装する方法、外のしは包装の上から掛け紙を掛ける方法です。配送で贈る場合は、輸送中に掛け紙が汚れたり破れたりしないよう内のしにすることが多く、手渡しする場合は表書きがすぐに見える外のしがよく選ばれます。ただしこの使い分けは地域やお店によって考え方が異なり、どちらでも失礼にはなりません。

短冊のしを使ってもよいか

短冊のしは、水引とのしが印刷された細長い紙を包装の右上に貼るもので、簡易な形式として広く使われています。品物が小さい場合や、包装紙を大きく覆いたくないときに便利です。改まった相手には掛け紙のほうが丁寧とされますが、親しい相手や身内であれば短冊のしでも問題ありません。

持参するときの渡し方

お歳暮を持参する場合は、品物を風呂敷か紙袋に入れて運び、相手の前で取り出してから渡します。玄関先で渡すのではなく、部屋に通されて挨拶をしたあとに、掛け紙の表書きが相手から読める向きにして両手で差し出すのが丁寧です。その際は「本年もお世話になりました。心ばかりの品ですが、お納めください」など短い言葉を添えます。

紙袋は持ち運ぶためのものなので、渡すときには外して持ち帰るのが本来の作法とされます。ただし相手から袋ごと受け取りたいと言われた場合や、雨の日などは袋に入れたまま渡しても構いません。

配送で贈る場合は、品物とは別にはがきや手紙で送り状を出しておくと、相手が届く日を知ることができ、受け取りの準備もしやすくなります。お店から直送するときは、品物に挨拶状を同封してもらえるか確かめておくと安心です。

よくある質問

相手が喪中のときも紅白の掛け紙でよいですか。
相手が喪中のときは紅白の水引やのしを避け、白い無地の掛け紙や短冊に「御歳暮」と書く配慮をする人が多いです。詳しくは喪中のときのお歳暮を参考にしてください。
名前は筆で書く必要がありますか。
筆か筆ペンで書くのが一般的ですが、お店で印刷してもらう方法もよく使われます。濃い墨ではっきり書くのが基本です。
のしの表書きをお店に頼むときは何を伝えますか。
表書き(御歳暮)、名前、内のしか外のしかの三点を伝えれば十分です。届く日によっては御年賀への切り替えを相談します。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。