結婚祝い・結婚内祝いののし 書き方|結び切り10本と名前
結婚祝いも結婚内祝いも、掛け紙は紅白か金銀の結び切り10本です。
結婚祝いには「寿」や「御結婚御祝」と贈る人の名前、結婚内祝いには「内祝」と、新しい姓で夫婦の名前を書くのが一般的です。
| 項目 | 結婚祝い |
|---|---|
| 表書き | 寿・御結婚御祝・御祝 |
| 名入れ | 贈る人の氏名(連名は右から目上の順) |
| 水引 | 紅白 結び切り(10本) |
| のし | あり |
| 内のし・外のし | 手渡しは外のし、配送は内のしが多い |
| 贈る時期 | 挙式の1〜2か月前から1週間前まで |
| 地域差・補足 | 一度きりのお祝いなので結び切り(あわじ結びを含む)を選びます。 |
| 項目 | 結婚内祝い |
|---|---|
| 表書き | 内祝・結婚内祝・寿 |
| 名入れ | 新姓の夫婦の名前(姓と二人の名)または両家の姓 |
| 水引 | 紅白 結び切り(10本) |
| のし | あり |
| 内のし・外のし | 内のしが一般的 |
| 贈る時期 | 挙式後または入籍後1か月以内 |
| 地域差・補足 | 両家の姓を並べる場合は右に夫側、左に妻側とするのが一般的です。 |
結び切り10本を使う理由
結婚は一度きりがよいとされるお祝いなので、ほどけない結び切りの水引を使います。結び切りの一種である「あわじ結び」も、両端を引くとさらに固く結ばれる形から、結婚祝いによく使われます。
水引の本数は、お祝い事では5本が基本ですが、結婚では5本を二つ合わせた10本にすることが一般的です。両家が結ばれることや、夫婦二人分を表すと説明されます。何度あってもよいお祝いに使う蝶結びは、結婚には使わないのが一般的です。
結婚祝いの掛け紙の書き方
表書きは、印刷された掛け紙なら「寿」が最もよく使われます。自分で選ぶ場合は「御結婚御祝」や「御祝」も使えます。四文字の表書きを避けたい人は「寿」か「御祝」にすると安心です。
水引の下には贈る人のフルネームを入れます。夫婦で贈るなら夫のフルネームの左に妻の名前、友人数名で贈るなら右から目上の順に並べ、四名以上なら代表者の名前に「外一同」を添えるか、「友人一同」とまとめます。手渡しなら外のし、式の前に配送するなら内のしが選ばれることが多いです。
結婚内祝いの名前は新姓で書く
結婚内祝いは、お祝いをくださった方へ夫婦からお返しをする品です。水引の下には新しい姓と二人の名前を並べるか、新しい姓だけを書くのが一般的です。新しい姓で書くことで、結婚して名字が変わったことを相手に知らせる意味もあります。
夫婦別姓の場合や、両家それぞれの親族へ贈る場合は、右に夫側の姓、左に妻側の姓を並べて両家の名前を入れる書き方もあります。誰に贈るかによって、二人の名前にするか両家の姓にするかを選ぶとよいでしょう。
贈る時期
結婚祝いは、挙式の1〜2か月前から1週間前ごろまでに届けるのが一般的です。式の当日は新郎新婦が忙しく、品物を持ち帰る手間もかかるため、当日に品物を持参するのは避けたほうがよいとされます。
結婚内祝いは、挙式後か入籍後1か月以内を目安に贈ります。披露宴に招いて引き出物を渡した方には、改めて内祝いを贈らないことが多いです。内祝いに添えるお礼の文面はお礼状の文例を参考にしてください。
引き出物に掛ける掛け紙
披露宴で渡す引き出物にも、紅白か金銀の結び切りの掛け紙を掛けることが多いです。表書きは「寿」とし、水引の下には両家の姓を右に夫側、左に妻側の順に並べるのが一般的です。式場で用意される場合は、名前の表記を事前に確認しておきます。
披露宴の後に配送で届ける形式の引き出物では、掛け紙の扱いがお店ごとに異なります。注文の際に表書きと名入れをどうするか尋ねておくと、当日になって慌てずに済みます。
掛け紙の名入れを頼むときの注意
内祝いを入籍前に手配する場合でも、掛け紙には新しい姓を入れるのが一般的です。旧姓のまま印字すると、受け取った方に結婚の報告が伝わりにくくなります。名前の漢字に旧字体が含まれるときは、お店に正しい字形を伝えて確認しましょう。
手書きで名前を入れるときは、表書きより少し小さめの字で、夫婦の名前の高さをそろえて書くと整った印象になります。
よくある質問
- 結婚祝いの掛け紙に金銀の水引を使ってもよいですか。
- 金銀の結び切りは結婚祝いにふさわしい水引で、高価な品物によく使われます。紅白と金銀のどちらを選んでも失礼にはあたりません。
- 入籍だけで式を挙げない場合も、内祝いの掛け紙は同じですか。
- 同じです。紅白の結び切りの掛け紙に「内祝」または「結婚内祝」と書き、新しい姓で名前を入れます。
- 再婚の相手への結婚祝いも結び切りですか。
- 再婚でも結婚祝いは結び切りを使うのが一般的です。表書きも同じで構いません。
出典・確認日
表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。