しきたりノート

安産祈願の初穂料の書き方|金額・名前・戌の日

安産祈願の初穂料は5,000〜1万円が一般的な目安です。

のし袋には「初穂料」と妊婦の名前(夫婦の連名でも可)を書き、妊娠5か月目ごろの戌の日に腹帯を持って参拝する人が多いです。

場面一般的な目安補足
安産祈願5,000〜10,000円腹帯やお守りが含まれるかどうかで額が変わる神社もあります。

一般的な目安です。神社が祈祷料を定めている場合はそれに従います。

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名前は妊婦か夫婦の連名で書く

安産祈願で祈祷を受けるのは妊婦本人なので、水引の下には妊婦の名前を書くのが一般的です。夫婦そろって参拝する場合は、夫の名前を右、妻の名前を左に並べた連名にする家もあり、どちらでも失礼にはなりません。

お腹の赤ちゃんはまだ名前がないため、袋に書く必要はありません。中袋の表には金額を「金壱萬円」のような大字で、裏には住所と氏名を書きます。申込用紙に出産予定日を書く欄がある神社もあるので、あらかじめ確かめておくとあわてずに済みます。

戌の日とは、妊娠5か月目に参拝する理由

項目考え方・補足出典
安産祈願は妊娠5か月目の戌の日に参拝し、腹帯を巻く日数は地域によって違いがあるとしています。神社本庁「出産と育児」

戌の日は、十二支を日に当てはめた暦で12日に一度めぐってくる日です。犬はお産が軽く子だくさんであることにあやかり、妊娠5か月目の戌の日に腹帯を巻いて安産を願う習わしが広まりました。神社本庁も、妊娠5か月目の戌の日に参拝して腹帯を巻くと紹介し、日数は地域によって違いがあるとしています。

ただし、戌の日は休日に重なると大変混み合います。体調が安定しない時期でもあるため、戌の日にこだわらず都合のよい日に参拝する人も多く、無理をしないことがいちばん大切です。

2026年・2027年の戌の日

次の表は、2026年10月15日以降の戌の日です。予定日から逆算して妊娠5か月目にあたる日を探す目安にしてください。

月戌の日
2026年10月15日(木)、27日(火)
2026年11月8日(日)、20日(金)
2026年12月2日(水)、14日(月)、26日(土)

戌の日は十二支の日の巡りで12日ごとに来ます。2026年10月15日(水天宮の戌の日カレンダーに掲載)を起点に12日ずつ数えた日付で、2026年分は水天宮の掲載日、2027年分は公開されている戌の日カレンダーと一致することを確認しています。

月戌の日
2027年1月7日(木)、19日(火)、31日(日)
2027年2月12日(金)、24日(水)
2027年3月8日(月)、20日(土)
2027年4月1日(木)、13日(火)、25日(日)
2027年5月7日(金)、19日(水)、31日(月)
2027年6月12日(土)、24日(木)
2027年7月6日(火)、18日(日)、30日(金)
2027年8月11日(水)、23日(月)
2027年9月4日(土)、16日(木)、28日(火)
2027年10月10日(日)、22日(金)
2027年11月3日(水)、15日(月)、27日(土)
2027年12月9日(木)、21日(火)

戌の日は十二支の日の巡りで12日ごとに来ます。2026年10月15日(水天宮の戌の日カレンダーに掲載)を起点に12日ずつ数えた日付で、2026年分は水天宮の掲載日、2027年分は公開されている戌の日カレンダーと一致することを確認しています。

腹帯は持参するか、神社で受けるか

腹帯は、自分で用意したものを持参してお祓いを受ける方法と、神社で授与される腹帯を受ける方法があります。授与品の腹帯が初穂料に含まれている神社もあれば、別料金のところもあるため、額を確かめる際にあわせて聞いておくとよいでしょう。

最近は伝統的なさらしの腹帯だけでなく、ガードルやベルトの形をした妊婦帯を持参してお祓いを受ける人もいます。どの形がよいかは、医師や助産師に相談して体に合うものを選ぶと安心です。

参拝する神社の選び方と当日の注意

安産祈願は、氏神様として近所の神社にお参りする人もいれば、安産にご利益があるとされる神社を選ぶ人もいます。妊娠中は長時間の移動が負担になりやすいので、通いやすさを優先して決めるのが現実的です。祈祷の受付時間や予約の要否は神社ごとに違うため、出かける前に確かめておきましょう。

拝殿では正座や長い待ち時間が続くことがあるので、体を締めつけない服装と歩きやすい靴を選び、母子手帳を持って行くと安心です。気分が悪くなったら遠慮せず神社の方に声をかけ、無理をせず休ませてもらいます。

祈祷を終えて授与されたお守りは、出産まで身近に持ち歩くのが一般的です。無事に出産を終えたら、お礼参りとしてお宮参りの際に返納する家も多くあります。

授与されるお札は、家の神棚や目線より高い清潔な場所に祀り、出産を終えた後に神社へ納めるのが一般的です。神棚がない家では、本棚の上などに白い紙を敷いて置く人もいます。

上の子を連れて参拝する場合は、待ち時間に備えて飲み物や小さなおもちゃを用意しておくと、妊婦本人も落ち着いて祈祷を受けられます。

よくある質問

夫が参拝できない場合でも連名にしてよいですか。
参拝できなくても連名にして構いません。妊婦本人の名前だけにする人も多く、どちらでも問題ありません。
安産祈願の初穂料に新札は必要ですか。
前もって準備できるお礼なので、新札を用意するのが一般的です。
実家の母が代わりに祈祷を受けてもよいですか。
妊婦が体調を崩している場合などは家族が代理で参拝することもあります。受け付けているかは神社に確認します。
雨の日や体調が悪いときは日を改めてもよいですか。
日を改めて構いません。戌の日でなくても祈祷は受けられるので、体調を優先します。

出典・確認日

表書き・水引・墨・お札などのしきたり:一般的な慣習をまとめたもの(2026年10月14日確認)。

初穂料・玉串料の表書きと神事:神社本庁「初穂料・玉串料のマナー」、「ご祈願」、「よくある質問」ほか(2026年10月14日確認)。金額は一般的な目安で、神社ごとの定めが優先されます。

金額の目安:特定の調査ではなく、一般的な目安として示しています。

戌の日:水天宮の2026年の戌の日を起点に12日ごとに計算し、2027年分は公開されている戌の日カレンダーと照合(2026年10月14日確認)。